三瀬峠で「カメ」を見て思いだした35年前の事
三瀬峠を佐賀側から福岡方面へ下る途中の左急カーブを曲がり終わった直後に赤い消防車?とその影に別な車。片側1車線しかない道路をまるまる塞いでいたの
で、危なくぶつかりそうになりながらブレーキを踏んだ。
ここを通過するには対向車線を通行しなければならないが、大きな車が2台いるうえにカーブの連続する場所のために、その向こうが全く見えない。対向車が来れば正面衝突だってありえる。上ってくる車が無いか注意しながら通過するときに、横目で確認したのは「カメ状態」の白いminiとそれを救助しようとしているレッカー車。
miniは車体の左半分が宙に浮き、車体を支えていたのは道路の端のコンクリートブロック。運悪くガードレールが無い場所。
もう少し勢いがついていたら、下へ転落していただろう。
雨で滑ったのか、ハンドルの戻しが遅れたのか、いずれにしても転落だけは免れて良かった。エアバックも開いていなかったから、あれなら運転者もケガはな
かっただろう。
35年前の、僕たちのカメ事故体験
そして思い出したのが、もう35年も前の卒業旅行。1泊2日で数台の車に分乗し、長崎・島原方面へ出かけた。旅館の大広間でしこたま酒を飲み、敷き布団を5枚重ねて寝てみたり,もちろん布団蒸しなんかもしながら一晩中大騒ぎをした。その帰り道、カーブが続く山道で前を走っていたCIVICが突然視界から消えた。左カーブの後に、そのまま道から外に飛び出したのだ。
他の車は慌てて停車して、「落ちた」場所に駆けつけると、なんと道路脇の大きな岩の上にカメ状態のCIVICが! まるでマンガのような状態。ただ、足場もあり人数もいた。当時の車は今よりもシンプルで軽かったので、全員で車を抱えて道路に戻した。すると、エンジンもかかり特に何ともない。ガソリンやオイルの漏れも無さそうだったので、そのまま再び走って帰ってきたのだ。今では笑い話だけれど、思えば怖い話だ。あのCIVIC、戻ってから点検はしたんだろうな。多分。
他山のカメ、いや石として、僕も気をつけようっと。
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