ヒレピンの21cm、が、まだまだ”らしくない”梅野川
先週の古湯釣行でわかったことは、ヤマメはいるけれど、限られた場所でライズが起きないと取ることは難しいということ。そのライズも午後の遅い時間になる(ピークはイブニング)ので、門限があるうえに日釣り券を買わなければならない僕にはギャンブルでもある。
ということで今日も梅野川へ。こちらも前2回の釣行の様子からするとギャンブルではあるけれど、年券が有るだけ気が楽だ。往復5時間のドライブは、さほど苦にならない。
今朝はいつにもまして順調で、7時過ぎに梅野川に到着。釣り人の車は無し。そういえば前回の釣行で偏光グラスのネジが落ち、右のレンズが宙ぶらりんになっていた。応急処置でティペットで縛り準備完了。
木曜日の雨で、増水した鯛生川からヤマメが遡上してきているのではと期待したが、増水したまま水が引ききっていなかった。予定では、鯛生川との合流点から入渓し、釣り上がるつもりも、とてもそんな感じの水量ではない。、
ただ、水はクリアだったので足場の良い所を慎重に選びながら、プールや比較的流れが緩くフライを流しやすい所を選んで、ゆっくりと釣り上がった。
20cmほどの放流ヤマメを2尾ネットに納め、田んぼ下のプールの所までたどり着いた所で立派な白いヒゲを蓄えたflyfisherと遭遇。岩の上に座り休んでいらっしゃる。
聞くと、少し上にも上がったけれど、足が痛くなり戻って休憩していると。釣果を伺うと、「全く魚影を見ない」とのこと。例年なら、この田んぼ下のプールには大ヤマメが多数溜まっているのだが、全く魚影が見えない。
プールを後にし釣り上がると、赤い橋の先で一度ヤマメが追ってきたもののフッキングには至らず。サイズも大きくはなかった。その先の段々のポイントは増水して釣り上がりは難しいので一度脱渓。流星号に戻ると、さっきのflyfisherのものだろう、並んで白いボルボのワゴンが停まっていた。
この水量では、堰堤上から入渓しても途中で引き返すことになりそうなので、中間管理施設脇の周辺だけ竿を出すことにした。
施設前のプールでは、魚影は見えなくても岩裏の深場にヤマメが隠れているかもしれない。いろいろ沈めて流してみたら、15cmほどのヤマメが2尾出たものの、それだけ。
プールを諦め、上流へ少し釣り上がると、瀬の岩陰からヤマメが出てきて、フライをくわえた。今シーズンの梅野川で最大。しかもヒレピン。昨年からの残りヤマメだろう。尾びれのオレンジ色も美しい。
21cmと、まだまだ梅野川サイズとは言えないが、今日はこれで満足。
川から上がると、育成施設脇の山桜が見頃。可愛い可憐な花を咲かせている。美しいヤマメと可憐な山桜に癒やされる日曜の午後。
ウェーダーを乾かしながら遅い昼食を取り、まだ14時と早いが帰路につくことにした。
山を下ると、白いボルボはまだ停まっていた。
足が痛いとおっしゃっていたが、怪我無く車に戻られただろうか。
次回、また梅野川でお目にかかりましょう。
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