まさか!の2年連続、古湯で解禁初日ボウズ
待ちに待った解禁。今年は1日が火曜日だったので、5日遅れの初日となった。昨年の初日、まったく魚影が見えずボウズだった悪夢が脳裏をかすめる。通常はまず中嶋商店に立ち寄り、年券を購入してから川に向かうが、今年は最初に川の様子を確認することにした。
朝から快晴で気温も上がり、さぞやヤマメの活性も上がっているだろう。そう期待しながら古湯の川原に着くと、すでに車が何台も止まっている。しかし、川に釣り人の姿はまばら。川を眺める人ばかり。川の様子は、魚影どころか虫が多く飛んでいるのにライズは全く見当たらない。何人かに声を掛けて様子を尋ねても、まったく反応無しだという。
こうなると、年券を購入するのはリスクが大きい。まずは日釣り券を購入して様子を見るしかない。
流星号を川原に残し、歩いて中島商店へと向かい、日釣り券を購入。おかみさんと昨年の様子や今日の川の様子を伝え、今年の放流状況などを確認したが、「よーけ放流したんやけどねえ」と。
川に降りて竿を出したものの、まったく魚の気配無し。カワムツやハヤの反応さえも皆無。途中、漁協の人から声を掛けられた。
「魚の反応はどうですか?」
「まったく、気配も無いです」
「去年は解禁の8日前に放流して初日に全く魚が釣れなかったので、今年は3日前(27日土曜)に放流したんやけどねえ。おかしいねえ」
と釣りをしている人に声を掛けながら様子を伺っている。漁協としてもこの状況は問題だと認識しているのだろう。上流に嘉瀬川ダムができてから、水もやや茶色くなったようで、水質も変わったのではないだろうか。PH値など一回調べてみると良いかもしれない。
そうは言っても、とにかく魚影は見えない。天河川も牛乳を流したような白濁した水でこちらも魚影は見えず、午後風が強くなったこともあり早々に見切りを付けて古湯を離れて三ツ瀬へ。
これまで、三ツ瀬でボウズを食らったことは無い。小さくてもとにかく何かしらは出てくれるお気に入りの川の一つ。
しかし、到着すると釣り人が2人。ちょうど川から上がったばかりのflyfisherとルアーマン。朝から多くの釣り人が入っている事は想像に難くない。
案の定、川には多くの足跡が。そしてここでもまさかの無反応。たくさんの釣り人が入れ替わり立ち替わり入渓して、すっかり怯えてフライにも反応しなくなったのだろうか。
風邪も完治してないし、無理は禁物と早々に納竿して家路についた。とうとう、2年連続の解禁初日ボウズという情けない記録を作ってしまった。
明日は法事で、リベンジは3連休までお預けだ。でも、もう古湯には行かないだろうな。
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