620円で「松林図屏風」も「神奈川沖浪裏」「赤富士」も
まず、一番見たかったのは昨年の夏、大分県立美術館OPAMの開館特別企画展で、2週間だけ公開された長谷川等伯の松林図屏風(国宝)。松林図屏風が関門海峡を渡ったのは初めてだったので見に行きたかったが、公開期間中に大分を訪れることは叶わず、見逃していた。
3連休の中日、朝一番に出かけたからかまだ人は少なく、じっくりと見ることができた。近づいて細かな筆遣いや落款を観察し、離れて全体を眺めて奥行きや空気感を楽しんだ。左隻の右上方奥に山が描かれていたことにも初めて気づいた。
他にも多くの国宝が展示されていたが、何と言っても富嶽三十六景の有名3作、凱風快晴、山下白雨、神奈川沖浪裏のそろい踏み。絵画に興味の無い次男でも知っている作品。
息子の第一声は「思ったより小さいんだ」。
神奈川沖浪裏は、CMやポスターなどにも使われて、いろいろな場面で目にする。彼には錦絵(版画)だという認識はく、襖絵のような大きな日本画だと思っていたのだろう。
東京国立博物館では、撮影禁止マークが付いていない作品は写真撮影ができる。海外からの観光客を始め、富嶽三十六景は多くの人が写真を撮っていた。
絵画や彫刻だけでなく、本物の日本刀や甲冑なども興味深げに眺めて、約2時間。
特別展ではなく博物館収蔵品の特別公開なので、通常の入館料620円だけ。とっても得をした感じ。
海外の美術館の収蔵品には興味を持つのに、意外と足元の美術館や博物館のコレクションは見落としがち。他の美術館のコレクションもチェックしておこう。
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