永久にマイナンバーを受け取れないお年寄りが出るかも
発送が遅れているマイナンバーの通知カード。
我が家にもまだ届いていないし、福岡の実家にもまだ届かない。
そんななかで、義母の所へ通知カードが届いた。しかし、運悪く不在にしていたときに。
義母が帰宅すると、赤紙のような「簡易書留ご不在連絡票(マイナンバー専用)」が残されていたという。やっと届いたと思ったら不在連絡票。しかも、記載されている保管期間も短い。
そこで、不在連絡票を見ながら、24時間受付のフリーダイヤルに電話して、再配達の手続きをしようとしたのだけれど……
フリーダイヤルの音声ガイドに従って番号を打ち込んでいくのは、80歳を越えた高齢者には困難を極める。電話のガイドを聞き、ハガキを見ながら番号を打つ。しかし、11桁の追跡番号(写真の⑤-郵便局のサイトより)をゆっくりと確認しながら打ち込んでいる途中で時間切れ。音声ガイドは非情にももう一度最初から打ち込むようにとアナウンスをする。
これを何度も繰り返したがどうしても時間内に番号を打ち込み終わらず、途方に暮れてしまった。とうとうあきらめ、妻の元へと電話がかかってきたのだ。
再配達の手続きに必要な情報を妻が電話で受けて書き取り、代わりにフリーダイヤルに電話して再配達手続きを終えた。
義母は、娘である妻に助けを求めることができたし、再配達の手続きを自分の代わりに娘に頼もうと考えるだけの機転が利く人だったから良かった。しかし、多くの高齢者は天涯孤独だったり、軽い認知症だったり、こんな状況に陥ると思考停止になったりするのが普通だろう。だから、配達されないままの通知カードがものすごい数に上っているという。
そもそも、郵便受けをきちんと確認できているかも疑問。詐欺師が郵便受けからこの「赤紙」を抜き取って悪用するかもしれない。
郵送ではなく、国勢調査のように配達員を専任で採用して配るべきではなかったか?と思う出来事でした。
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