割り箸を置く店が減って考える飲食店の衛生管理
今日、ラーメンができあがるのを待ちながら箸立てを見ていてふと思った。
別にファストフード店に限ったことではないが、食堂で出てくる箸はかつては割り箸が主流だった。割り箸が普及する前は、大衆食堂の箸はだいたい銀色の箸立てに丸塗り箸が立っていた。
それがここ数年、資源保護やいろんな理由から再び割り箸を置く店が減り、洗って使う箸に置き換わっていった。まあ、いろいろな理由があり背景があってのことだろうからそれは別に良い。似たような話は、ホテルのシャンプーが1回ずつ使い捨ての個包装からポンプ式のボトルに置き換わる所が増えているのと同じだ。
しかし、割り箸については僕には嫌な記憶がある。正確に言えば割り箸の箸立てについて。20年ほど前銀座で働いていた頃、近くの居酒屋にランチを食べに出かけた。註文した定食が運ばれてきたので、箸立てから割り箸をを取り出そうとしたら、箸立てからカマドウマのような虫が這い出してきたのだ。
それを思い出す度に、このような箸立てってどういうメンテナンスをしてるんだろうと不安になってしまう。そば屋に良くある横置きの箸置きだって同様。もっと考えれば、ナイフやフォーク、スプーンをカゴに入れてテーブルに置いている小洒落た洋食屋だって同じだ。
毎日営業が終わった後に、全ての箸やナイフ・フォークを抜き出して洗浄し、箸立ても洗っていれば良いのだが、実際にはそんなことしているお店はほとんどないだろう。
まあ、僕自身は虫がどうのと言うほどに神経質ではないので、お店の隅をゴキブリが這うくらいは別に何とも思わない。しかし、見えない所だと逆に不安になるもの。箸置きの中で変な虫がうごめいているかもといけない想像しちゃったりするともう。
その点、箸やカトラリーを使わないハンバーガーやホットドック、あるいはコンビニのおにぎり?それともやっぱりカロリーメイトの方が安心できるのか?
やな時代だなあ…
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