クレーム電話7000回って、金銭目当てというよりもストレス解消?
土曜日に逮捕され、今朝にかけてテレビなどでけっこうな時間をかけて報じられている女性のクレーマーのニュース。逮捕の直接の容疑は商品に「髪の毛が入っていた」などと嘘をつき、食パン代金や代替品など計1700円相当をだまし取ったという詐欺容疑。
毎日新聞の26日の報道では、
伊丹署によると、携帯電話には、今年2〜7月、30都道府県のパン店やケーキ店、精肉店など約1200店に約7000回通話した履歴があった。番号案内「104」に約4650回かけており、クレームをつける店を探していたとみられる。
とのこと。
合計でどのくらいの被害額なのかはわからないけれど、恐らく1店舗あたりでは1000円~数千円程度のことだろう。クレーム電話を受けて「うそ」を見破っ
たケーキ店などが、NET上に注意を呼びかける書き込みをしていた。テレビで紹介していた2つのケースでは、どちらもデコレーションケーキで嘘を見破って
いた。そういえば、町の個人のケーキ屋さんでデコレーションケーキ買うような場合は、クリスマス以外では誰かの誕生日とかお祝いに限られる。ほとんどは予約だろうし、購入する際にも「○○○お誕生日おめでとう」とかのプレートなり付けるので対応した人も記憶に残る。
クレームの電話をする際の設定も、ケーキや生鮮品だと「昨日購入した○○○だけど…」っていう極めて近い時間設定をしなければ不自然。対応した(はずの)お店の人からすれば、そんな記憶は無い、っていうケースもたくさんあったに違いない
クレーム先を探すのに、104で全国の電話番号を調べている。今時NETではなく104で調べるというのもビックリ。パソコンもスマホも無く、持っていたのはガラケーだけだったのだろう。
どんなお店で取扱商品が何か、営業日や営業時間を把握しているとは思えない。オレオレ詐欺が手当たり次第に電話かけているのと変わりない。
しかも、NTTdocomoだと、携帯電話から104で番号案内を受けると、今は1件150円かかるのだから(3月までは100円)、4500回案内を受ければ675,000円。電話した先が1200件ということで、案内が1200件だとしても案内料金は18万円(案内できなければ0円なので)。これだけの時間とコストをかけて、どのくらいの見返りがあったのか?お金が目的と言うよりも、ストレス解消・ゲームの感覚でやっていた様に思える。こんな行為に走らせるようなストレスって何だろうと気になってしまう。
大手のメーカーなどだと専門部署が対応するので嘘はすぐに見破られる。だからわざわざ104で個人商店を調べて、大手にはクレームをいれていないんだろう。
クレームの電話を受けた各商店のオーナーや担当者のストレスを考えると、本当に許しがたい。
毎日何人もの人が代わり(ではないけれど)の商品や手土産を持参して来訪していたと言うことだから、1人で全部食べていたら相当なカロリーを摂取していたことになる。このクレーマーの女性、体重も相当増えたんじゃなかろうか?それも気になる…
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