真っ赤な大ヤマメをバラシ、最後は28cmで2015シーズン終了
支度をして入渓ポイントまで歩き始めると、集落の老夫婦が向こうから歩いてくる。「おはようございます」と挨拶すると、「今日は釣れるよ!」とお婆さんのご託宣。
俄然その気になって川へ降りる。
木曜日の雨での増水を心配したけれど、水位は既に落ち着いている。雨が降ったおかげか、魚の活性は良い。しかも、真っ赤な大ヤマメの姿も見える。
シーズン最後の釣りなので、大物に狙いを絞って釣り上がり。ポイントポイントにいる大ヤマメをサイトで狙う。
大ヤマメは深いプールではなく、流れの中や岩陰に定位していた。産卵のための遡上の途中で休んでいるのだろうか。右の写真では、真ん中の2つの岩の間に定位していたヤマメがフローティングニンフを咥えたものの、右下の落ち込みの岩陰に走り込んでティペットを切られた。
左の写真では、真ん中の岩の左下、ロッドの先端の右、底近くに定位している。このヤマメをなんとかと思ったが、何を流しても反応なしだった。
他にも、頭以外は真っ赤な紅鮭のような個体も浅い流れを悠々と泳いでいたりと、そんなヤマメを眺めているだけでワクワクして楽しい。反面、産卵に向かうヤマメを釣ろうとしていることに後ろめたさも感じる。
真っ赤な尺ヤマメをラインブレークで逃してしまったが、28cmの雄を1尾ネットに納めて納竿。
足元に宝石のように光る松ヤニが転がる坂道を登って、今年のシーズンを終えた。
来シーズン、また良い出会い、良い釣りができますように。
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