他人事ではない、電気柵の感電事故
19日に西伊豆仁科川で起きた、電気柵の感電。九州だと、山に釣りに行くとそこらじゅうでみるから人ごとではない。
背振でも津江や阿蘇方面でも、渓流のそばに棚田や畑があることは多い。釣りチャンネルで見る本州や北海道のフィールドは、山深い森の中を流れる渓流が多い。田んぼや畑の脇を流れる渓流で釣りをする映像は、極めて希。その代わり、熊と遭遇する危険はあるけれど(養沢で一度、熊が出たからみんな川から上がれと大騒ぎになった事があった)。
九州では熊はいないものの、イノシシや鹿、猿は頻繁に出没する。先日の梅野川でも、川岸にイノシシの足跡と,地面を掘り返した跡があった。三ツ瀬では子イノシシに遭遇した。そんな状況なので棚田や畑の周りにはほぼ間違いなく電気柵が張られている。突然の雨や天候の変化で、予定外の場所で脱渓しようとすると、目の前に電気柵が現れることも多い。日中は電流が流れていないのだとは思うけれど、触らないように細心の注意を払うようにしている。
今回の感電事故は、電気柵そのものに接触してではなく、電線が川に落ちて、川の水を通して感電したと見られている。こうなると川の中に入って釣りをする僕たちにはどうしようもないし、今回のように夏休みに川遊びをする子ども達には危険ということになってしまう。農家の皆さんの適切なメンテナンスと運用を信じるしかない。
ところで、人間でさえ感電してしまうような電流が流れた川で、魚はなんともなかったんだろうか?
いずれにしても、これまで以上に電気柵には注意しないと。
-事故でお亡くなりになったお二人のご冥福をお祈りいたします。
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