ヤマダ電機に電気ポットを買いに行って、結局amazonで注文
両親愛用のティファールの湯沸かし器が壊れた。
神経質な親父は、家電製品は使わないときには主電源を切るかコンセントからプラグを抜く。テーブルタップも元から抜くので、それに気づかず寝てPCもWiMAXも充電されずに、翌朝出かけるときに、バッテリー残量0で出かけることもあった。湯沸かし器でお湯を沸かすときには、毎回コンセントにプラグを差し込み、湯沸かし器に水を注いでそれからスイッチを入れる。これを1日に何度もお茶を飲む度に繰り返していたので、電源コード周りに不具合が生じたらしい。
だいたい1日に何杯もコーヒーを飲む僕が、コーヒーを飲む度に上記一連の行動を毎回しなければならないと思うと、とてもじゃないけどその気にならない。それに,お湯が沸くときのあの音も耳障りで好きでなかった。だから、休みの日に1日家に居てもせいぜいコーヒー1,2杯が良いところ。僕としては壊れてくれて、正直ほっとした。
次は、電気湯沸かしポットにしよう、とうっかり提案してしまった。
そして、日曜日の朝一番、両親を伴ってヤマダ電機の開店時間に店の前に立つ自分がいた。
電気湯沸かし器やトースターくらいの単機能商品、しかも数千円程度のものなら、ネットで価格比較するまでもなくamazonで適当な物を探して購入するのが日常となっている。ところが、年寄りはそうはいかない。必ず店頭に足を運び、自分の目で確かめて、店員さんにも色々と確認しなければ気が済まないのだ。
白は汚れが目立つだろうとか、節電機能がどうだとか良いながら、TIGERのとく子さんに決めた。ところまでは良かったのだが、店頭には展示商品以外に在庫がなく、取り寄せに1週間かかるという。
ということは、注文して再び足を運ばなければならない。それまではヤカンでお湯を沸かさなければならない。
それなら、amazonで注文すれば明日届くから、と購入せずに帰宅し、同じ商品(これが大事)をamazonで検索。
ヤマダ電機の店頭表示価格よりも50円安い。しかし、ヤマダ電機は税別表示で8%の消費税が加わる。その代わりに10%のポイントが付く。ポイントまで考慮すれば 90円分ヤマダの方が安くなるけれど、次いつヤマダ電機で買い物するかもわからないし、90円くらいは誤差の範囲。2往復のガソリン代入れると絶対に逆転するし、明日来る方が重要。
それ以前に、両親は店頭表示価格だけが記憶に残っていて、消費税が加わることやポイントなんてそもそも頭に無いので、amazonで購入する(税込)金額が店頭表示価格(税抜き)よりも安いことが重要なのだ。
そして、ヤマダ電機よりも50円安いよ、ということで注文。
最初からamazonで注文できれば、車でヤマダ電機まで足を運び、店頭で説明を聞きながら商品選びをしたトータル約1時間半の無駄も省けたけれど、両親にとってはそれでは納得できる買い物ではないのだと思う。多分、年寄りの買い物はみんなそういうものなのだろう。対面でのやりとりの末に納得した上で購入することが、買い物への満足感に繋がる、と想像する。
その一方では、訳のわからない物を、友人から勧められたりして購入するんだよな。
そして、amazonに注文した「とく子さん」は、予定通り注文した翌日の今日届いた。
amazonさん、ありがとう!
修行の日々は続く。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- PCR検査のストレスから解放され、海辺を散策していると変わり果てた姿の Stars&Stripes が!(2022.06.29)
- ケンミンの焼きビーフンは、関東では食べられない?(2022.05.24)
- 釣りに行けないので、散歩ついでに「ららぽーと福岡」でガンダムを見てきた(2022.05.22)
- 「EVERY DAY IS A GIFT」を心に刻む(2022.05.04)
- 傷や体中の痛みの場所から、転倒の状況を自分なりに推察してみる(2022.05.02)
コメント