LCC周辺の話題が多い中、ジャーマンウィングスの事故で日航機の逆噴射事故を思い出した
さっきチケット店の前を通ったら、ANAの株主優待券がヤフオクよりも安かった。いや、ヤフオク出品者の即決価格が、町中の相場よりも高くなってしまっているといった方が良い。内にこもって外に出ることなく、町中の相場を調べずに出品するからこんなことになっているのだろう。
JALの再上場で、株主優待券が出回り始めた(ANAよりも相場は高い)。LCCも台頭する中、ANAは巨額増資による優待券が溢れたことなどで、株主優待券の相場はピーク時の1/4くらいまで値が下がってしまった。僕には有り難いことだけれど、株主にとっては実質の+αの配当価値がそれだけ下がったと言うことにでもある。
ところで、LCCといいながら、正規料金をみるとLow Priceとは言いがたい(だからLPCと言わないんだろうか?)。スカイマークが参入したときのように、正規料金を大手の半額にはして欲しいものだ。4月からの成田第3ターミナルの運用開始で、LCCの国内線は一層活性化するだろう。国内線の価格が下がってくれれば嬉しい。
ところが、このタイミングでジャーマンウィングスの事故(事件?)はなんとも間が悪い。
ジャーマンウィングス機の事故原因は、副操縦士が意図的に墜落させたという見方が濃厚になってきた。こうなると事故とは言えない。150人を道連れにした無理心中みたいなものだが、無理心中とも違う。搭乗者の中に副機長と個人的な関係がある者がいたという情報は今の所無いので、単なる巻き添え。自殺なのか別の目的で墜落させたのかもわからない。メンタル面からくる行動だったのか、ある目的を持った行動なのかもわからない。
操縦士が引き起こした事故と言えば、日航の片桐機長逆噴射事件を思い出す。大手航空会社であろうとLCCであろうと、人による意図的な行為はチェックの仕組みやマニュアルでは防げない。もちろん、事前にそれを察知するのは極めて難しい。自分が乗る前に、その機の操縦士を面接できる訳でもない。海外ではさらに選択肢は狭まる。
せめて、自分の乗る飛行機だけはそんなことに巻き込まれないようにと、祈りながら乗るしか無さそうだ。
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