電話機に、着信が新規かリピートか表示されるといいのに
メールや電話でお問い合わせをいただき、折り返しの連絡をすることは多い。だいたい、初めて電話をする先だ。
ところが、こういうときに困ったことや不快なことがよく起こる。
まず、対応する人がやたらと早口な方が多いのだ(そしてほとんどの場合は女性)。
社名を言っているんだろうが、何と言っているのか聞き取れない。最近は、IT系の企業からの問い合わせが多いので、ただでさえ聞き慣れないカタカナの名前では、正しく繋がっているのかさえも疑わしくなってくる。そのくせ、担当者不在で折り返しをお願いすると、何度も名前と電話番号を尋ねてくる。最初からこちらの名前も聞いて覚えようとしているとは思えない。電話を受けたときに、右手にペンを持っていることはまずないだろう。
もうひとつは、ぶっきらぼうな応対(こちらはだいたい男性)。
30年前なら、オフィスへの電話は代表にかけて、そこから内線で繋いでいた。僕たちが入社した頃は、大きな会社にはだいたい受付交換の部署があったものだ。それが人の手(交換手)を通さずに機械で繋がるようになり、今ではほとんど代表を通さず各部署への直通電話が案内されるようになった。名刺にも直通電話番号を印刷するのが普通。
そのため、いろんな弊害も出ることになる。
まず、電話のマナー教育がきちんとできていないと、かけてきた人に不愉快な思いをさせる。電話を取る方も、誰からかかってきたかがわからないので、電話口ではぞんざいだったり横柄だったりと、なんとなく電話の向こうの態度まで見えてきそうな話し方の人も多い。そもそも、日常では電話を通してのコミュニケーションが減っているし、携帯同士の会話では、電話そのものがパーソナルでプライベートなツールとなっている。
オフィスのそれぞれの机の電話にかかってくるのは、取引先か日常的に仕事のお付き合いが有る人がほとんどなのだろう。だから、早口でも通じてしまうし、態度もマナーもそれなりになっているんだろう。
そこに初めての人からの電話がかかってきても、そんな心づもりは無いのだから、日常の「適当で早口な」電話応対となってしまう(のだと思う)。
そこで提案。
電話機に一定期間の電話番号の発着信ログをメモリーさせて、接続回数が多い番号からの着信だと「青」、回数は少ないけど初めてじゃない番号だと「黄色」、初めての番号からだと「赤」のランプが点くようにしたらどうだろう。そうすれば、初めての番号=「新規」だとわかるのだから、それなりに心構えをし、丁寧に電話に出るようになるのではなかろうか。
それに、こういう機能を持たせれば、オレオレ詐欺・振り込め詐欺の防止にも繋がると思うけど。
電話機メーカーさん、検討御願いいたします。
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