バレンタインデーに思う
世の中はバレンタインデーで、昨日・今日の街はカップルやチョコを買い求める女性で賑わったことだろう。本来バレンタインデーは女性が告白する日ではない。そんなことはもうみんな百も承知。St.Valentine's dayがそもそもどんな日なのかなんてことすら考えもしない。チョコレートメーカーが仕掛けた販促キャンペーンにまんまと乗せられ、いつの間にか国民的な行事となり今に至っている。僕はバレンタインのチョコレートには縁が無い(今年も妻と娘、それに母親にはもらえた)が、バレンタインだからこそ考える機会ともなる。アメリカやヨーロッパでは、男女問わず愛する人にカードを送ったりするらしい。家族でカードを送り合うことも普通のようだという。そんな日なのだ。
先日購入したプリントスキャナーでポジのスキャンをし、改めて懐かしい写真を一枚一枚見ていくといろんな事が思い出される。家族の存在は本当にありがたい。今では家族に感謝する気持ちが自然に湧いてくる(僕は感謝という言葉が実は嫌いだ。特にSNSで感謝という言葉を連呼されると「偽善」にみえてしまう)。多分、サラリーマンをそのまま続けていたら、今のような気持ちにはなっていなかったかもしれない。一方で、サラリーマンを続けていれば、安泰だっただろうという家族への負い目もあるけれど。
いずれにしても、家族の存在は力になる。そう考えるお父さんならば、会社や組織、土地に縛られずに家族のために生活も仕事も考える。北欧やカナダは家族が第一で、家族との時間のために仕事をしていた。今、子育てやワークライフバランスについて本気で語っている人は、特別な組織(行政や大企業)で特別な役職(人事やダイバーシティに関わる部署など)にいる人(それも半分は役割意識だろう)以外では、フリーや中小企業の経営者しかいない。自営だったら家族有っての家業だから、そんなもん言うまでもない。そんな意識のない経営者がトップの大企業では、そもそもワークライフバランスやファミリーファーストなんて言えるはずもない。
今、家族と離れている時間も永いし、子ども達はそれぞれ離れてくらしている。しかし、LINEやFacebookなどで、リアルタイムでいろんな事が共有できている。現代のIT技術は、仕事だけでなく家族の時間・距離を縮めてくれている。良い時代だ。
こんな年齢になって改めて思う。
家族の存在はかけがえのないものだと。
ありがとう。
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