メーカー保証を5年にすれば良いじゃないか
最後に残っていたアナログテレビを地デジに置き換えるために、家電量販店で液晶テレビを購入した。その際に保証について尋ねられた。
ポイント制を導入している家電量販店では、メーカー保証の1年に加えて5年までの保証を付けるか尋ねられる。だいたい価格の5%程度をポイントか現金で支払う。ポイントが10%付く商品なら、そのポイントで支払えば5年保証が付くからなんとなくお願いする人も多いだろう。
しかし振り返ってみると、普通の家電品で5年以内に故障して修理に出した経験はほとんど無い。28年修理しながら使い続けた電子レンジは別格として、今年25連奏のCDプレーヤーを修理に出したくらい。つい先日はSONYのブルーレイHDDプレーヤーが故障してメーカーに送ったら、修理代が約3万円という見積。しかもハードディスクを交換するから録画したデータは全て消えるというので、ほぼその金額で購入できる新しい物に買い換えた。これも既に購入して8年経っていた。今時の国産の家電商品だと、5年で故障する様な物はほとんど見当たらない。僕の身の回りで良く故障したり不具合が発生するのは、iPhoneとPCだけど、どちらも5年も使い続けることはまずない。
今回のテレビや先日購入した電子レンジ、冷蔵庫などになると平気で10年くらいは使い続ける。長期で使い続けるだろうと考えるから、5年保証と提案されると心が揺れて保証を付ける人も多いのだろう。それでもやはり5年で故障することは無く、いつのまにか保証期間が過ぎてしまうのだ。
家電量販店にとっては良くできた仕組みで、いずれ現金に代わるポイントの付与を削ることができる。保証とは言っても、ほとんど壊れることが無いので行使される可能性は低い。
壊れないものを作っているんだから、メーカー保証も5年に延長すれば良いのに、と思う人は僕だけではないだろう。自動車だって、保証期間を延ばすメーカーも出てきた。今なら量販店の店頭で、他社との差別化もできる。
ところで、写真は今僕の寝室に移って来た地デジのテレビの保証書。リモコンの不具合で修理に出そうとしたら、そもそも会社が無くなっていた。こうなると、保証も何もなくなってしまう。自動車も家電品も、輸入の物を購入するときにはこういうリスクまで受け入れないと、手を出してはならないということです。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- やっと入れた東京ステーションホテルのBAR カメリア(2025.02.04)
- ドラマ119エマージェンシーコールを見ながら思い出すことと、#7119の認知向上の重要性を改めて(2025.01.13)
- 電気ポットのお湯の出が悪くなったので、クエン酸洗浄やってみた(2024.05.09)
- バレンタインデーにANAに乗ったら、機内サービスにチョコレート!(2024.02.14)
- いつの間にか13年。まだまだ使い続けるぞ!iPod shuffle(2023.10.19)
コメント