高倉健、西島秀俊、向井理…GDPにも影響をおよぼす?
11月18日、高倉健さんの訃報には驚いた。
テレビではCMくらいでしか見られない人だったのに、「鉄道員」や「海峡」など、映画では205本にも出演し記憶に残る作品も多い、。高倉健さんと言えば、「むかし男ありけり」というドキュメンタリーが印象に残っている。僕や上の世代では、男女を問わず健さんにあこがれた人は多い。それだけにその訃報はインパクトが大きく、ほとんどのニュース番組でTOPの扱いだった。安倍首相が衆議院を解散すると会見した日であったにも関わらず。
悲しい報せはその後も立て続けに続いた。
翌19日には、俳優の西島秀俊さんが近々結婚するというニュースが流れ、世の女性達に衝撃が走った。オフィスでは早退する女性が続出したと言うし、その翌日の昨日は体調を崩して(という理由で)休んだ人も多いという。
20日のJcastニュースでは「西島秀俊結婚」が受け入れられない女たち 傷を癒すのは40代の蔵之介、竹野内豊、加瀬亮?とする記事。書き出しは、「俳優、西島秀俊さん(43)の結婚発表から一夜明け、女性ファンはすっかり虫の息となっている」。虫の息…日本中に神経ガスか悪性の細菌をばらまいたくらいのインパクトだ。
そんな日に、出張先のクライアントさんと打ち合わせの合間で高倉健さんの話題となった。健さんと同じ明治大学出身。生田寮の集まりには健さんがふらっと現れることもあったという。そして最近の明大の卒業生では向井理が在学当時から目立っていたというような話をした。
そうしたら、今度はその向井理が結婚するという報道。
今日はそこら中でボーゼンとしている女性がいっぱいいるのではなかろうか。
最後の望みは福山雅治と佐々木蔵之介と言うが、そんな勝手に望みを託されても当人には良い迷惑だろう。
床に伏せる人、仕事を休む人、仕事に身が入らない人……この3つの悲しい報せで、日本のGDPはどのくらい下がるのだろうか?アベノミクス失敗論に更なる追い打ちをかけるこのタイミング。クリスマス商戦にはどのように影響するのだろう。安倍首相は苦々しい思いで一連の報道を見ているに違いない。
そうだ、こういうときには共感マーケティング。
居酒屋やレストラン、ワインバーなどで、この悲しい報せを共有するプランを当日に打ち出して告知したら、お一人様のファンが三々五々集まって賑わったかもしれない。その代わり、阿鼻叫喚で他のお客様は早々に退散し、閉店する頃には大虎の巣窟と化していることは想像に難くないけれど。
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