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2014.09.03

ラウンドアバウト、福岡での導入は難しいと思う

今月から、日本でもラウンドアバウトが正式に導入された。まだまだ少ないが郊外の住宅地などでは、徐々に広がって行くのではないだろうか。
しかし、福岡でと考えるとなかなか難しい。ラウンドアバウトは、前提に良きマナーと譲り合いの精神が求められる。ところが、福岡のドライバーはマナーが悪いことで定評がある。あれだけ問題になっているのに、いまだに飲酒運転をする人がいるくらいだ。
20140903_130802交通事故での死亡者数は、全日本交通安全協会さんのデータによると平成24年は東京都とほぼ肩を並べている。中四国・九州ではダントツに多いし、前年よりも増えている(赤い棒グラフが増減。大都会は減少傾向)。

ラウンドアバウトで何より問題なのは、合流の時。
僕も、福岡で免許を取り、学生時代は福岡で車を運転していて当たり前だと思っていた合流方法は、東京ではマナー違反であった。福岡では合流しようとしてもスムーズに車線を譲ってくれる車が少ない。そこで、高速道路での合流とか、先で車線が減るとかの時にはできるだけ手前で合流・車線変更して、先では入れようとしない。先で合流しようとしてそのまま進んでしまうと、道を空けてくれないからいつまで経っても合流できず、オロオロしている車を時々見かける。
ところが、東京では手前で合流はせず、本当に合流点まで車を進めて合流する。しかも、それが暗黙のルールとして右と左の車線から交互に1台ずつ車が前に進む。ちょうどファスナーのレールが閉じていくように。
これなら、ラウンドアバウトを導入してもスムーズに車が流れるだろうが、福岡では自分の車の前に車が入ってくるのをいやがって、ラウンドアバウトのサークルでも威嚇しあうんじゃないかと心配になる。

交通事故を減らすための装置ではあるけれど、マナーが良くなりある程度まで交通事故の件数が減少するまでは、福岡でラウンドアバウトは難しいだろうというのが、僕の感想です。


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