オスロの物価は日本の約3倍-ノルウェー:食事編
レストランで飲むグラスワインは100NOK前後。パスタは150~200NOK、魚や肉のメイン料理は250NOKといったところ。店によってはメニュー表示が付加価値税別のところもあり、精算時に25%も後から加算されて驚いたこともある。
料理とは関係ないけれど、あるレストランのトイレの手の乾燥機は、dysonのAirBladeだった。カッコイイ。
1品を2人でシェアしてちょうど良いボリューム
日本円に換算するとだいたい、グラスワインは1500~2000円、サラダなどの前菜も2000円、パスタが3000円、メインの料理が4~5000円。ノルウェーも例に漏れず、1皿毎
のボリュームが多い。加えて、レストランでは必ずパンが付いてきた。肉や魚などのメインプレートは、胃にも財布にも余裕が無く、滞在中にオーダーすること
は一度も無かった。
オスロ滞在中、初日はK氏のお宅でご馳走になったので、外での夕食は3回。行ったお店は、イタリアン、スポーツバーでフレンチ、スペイン料理。いずれも高級店ではない。外に出ているメニューと金額を確認しながら、恐る恐る入った。
2人でグラス
ワインを1杯ずつ、サラダや前菜とパスタなどの合計2~3品程度をシェアしながら食べて1食1万円ほどという3日間だった。日本で同じ食事だったら、3日で1.5万円くら
い?(でも、日本でだったらもっとお酒も飲むし、食事の品数も増えるので結局は同じくらいかかるんだろうけど)
レシートを眺めていると、25%が加算(あるいは内税で明記)されている商品と15%の商品がある。贅沢品と日用品の違いなのだろうか?
地下鉄500円、ビッグマックが900円程度
今回、マクドナルドには行っていないけれど、だいたいビックマックが900円程度らしい。時間が無くてセブンイレブンでホットドッグとコーラを購入した際
には、ホットドッグの通常価格が42NOK、コーラが29NOKのところ、キャンペーン価格で合計49NOK。約850円。日本のセブンイレブンでホット
ドッグをレンジで温めて貰い、コーラを買ったとしたら300円弱なので、やはり3倍だ。しかし、通常価格だったら71NOKで1200円!。
地下鉄に1回乗ると30NOKで約500円(営団なら160円)。タクシーは、中央駅から王宮近くのホテルまで2.7km走って171NOK、約3000円(日本だと、2kmまでが初乗り基本料金で、あとは300m弱ごとに追加なので、2、7kmなら1000円程度)。
オスロの観光地の筆頭、ムンク美術館の入場料は1人95クローネで約1700円だった。
レストランでワインを飲むと高いので、お店で買って部屋で飲もうと思ったら、これまた大変。
酒類の販売は国営のVinmonopoletでのみ許されている。しかも18 時に閉店ときた。google map で調べて、取材の合間にホテルから一番近いお店に出かけてみると、中は想像以上に広く、酒の種類も銘柄も充実していた。ワインの価格はだいたい、日本の倍くらいか。
日本だけがデフレであることを改めて確認
こんなに物価が高いと生活も大変でしょう?と現地で暮らす日本人に尋ねると、「それだけ給料も高い」のだそうだ。バブル崩壊後の約4半世紀、日本だ けがデフレと不景気で所得も減少している間に、世界経済はそれなりに成長していたので、いつの間にか日本は物価の安い国になってしまっていた。
アベノミクスで真の経済成長と所得増を切に望む。
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