アイスバケツチャレンジの終息点はどこか?
ここ数日、アイス・バケツ・チャレンジが話題だ。
僕の友人・知人も指名され、SNS上で動画やコメントをアップしている。
このアイスバケツチャレンジは、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、またはアメリカALS協会に100ドル寄付する、あるいはその両方をというキャンペーン。指名された人は24時間以内に動画をSNSにアップし、次の3人を指名する。
世界のセレブや有名人が次々と動画をアップし日本でも広がっている。指名を待っている人もいるかもしれないし、指名におびえている人もいるかもしれない。賛否や周辺に様々な話題も提供している。
(キングカズの指名は良かった。流石)
難病を知る(知らせる)きっかけにはなっているし寄付も集まっているので、一つの目的を達成させるための短期的なキャンペーンとしては成功だと思う。しかし、これだけ話題になり広がる(見せられる)と、いやな思いをする人も出てくるものだ。タレントの武井壮さんが氷水をかぶらないと宣言して話題になっているほか、金城武さんの動画が共感を呼んでいる(オリジナルのyoutubeのリンクを張りたかったが、中国語《台湾語》の字幕で理解できないのでこちらの記事に)。
賛否は別として、あまのじゃくな僕は別な視点でも疑問を感じた。
このキャンペーンは目標が設定されていない(あるいは報されていない)か話題になっていないこと。
寄付金の目標金額や、アイスバケツチャレンジの参加者数の目標が。
最初に3人の人を指名し、その3人がまた3人を指名すると……15回目には 14,348,907人になる。テレビで見ているだけでも、もう15回くらいは指名しあっているだろう。スタートして2週間はたっているだろうから、単純に計算してもこのくらいにはなっているはず。あと2回ずつ指名すると 129,140,163で、1億人を超える。世界人口の60人に一人が参加することになる。
現実にはそんなことは有り得ない。金城さんが示したように、誰かが終止符をうたないといつの間にかうやむやに終わってしまい、「そういえばそんなのあったよね」で終わってしまう。これでは次回(次年度?)に繋がらない。
不謹慎かもしれないが、子どもの頃に流行った「不幸の手紙」を思い出したのは、僕だけだろうか?
追記:氷水の写真を撮ろうと氷を出していたら妻が「通風でまだカカトが痛むの?」だって。
はい、なんとかこちらのカカトの痛みは終息いたしました。
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