どうして古湯は魅力を失ったのか?
ゴールデンウィークの後半。5月3・4日はここ数年恒例の津江方面へ一泊での釣行を予定していたが、両親の事を考えると日帰りする方が良さそう。だったら、1日は梅野川でもう1日は古湯か背振かどこか近場でとも考えた。しかし、古湯はヤマメはたくさんいるけれど、綺麗で大きな魚が少ない。29日に出かけたときには、GW前に再放流したようでたくさん釣れたけど、痩せてヒレもすり切れた魚ばかり↑だった。
で、とにかく3日は梅野川へ。4連休の初日で、みんな家族サービスなのだろうか、釣り人は少ない。ここのところ雨が少なく,随分と減水していた。そのためヤマメの付き場は限られ、深場のあるプール中心での釣り。ニンフを中心に深場を探り、ライズが始まると極小のユスリカアダルトで攻めて、8寸/9寸のヤマメが多く顔を出してくれた。
夕方モンカゲロウのハッチを期待したが、1日晴天だったためかハッチは無さそう。しかし、川原の水たまりには昨日のスーパーハッチの夢の後が。さぞヤマメは興奮したことだろうが。
結局、イブニングライズを見ること無く綺麗な夕焼けに向かって帰宅の途に着いた。
4日、起床してさて何処に向かおうかと思案したが、やはり昨日と同じく梅野川へ。古湯や背振方面は帰りに渋滞しそうだったこともあるけれど、大きく綺麗なヤマメに出会いたいから。
しかし、朝から良い感じでヤマメとの出会いを楽しんでいたが、午後の早い時間に足元が崩れもんどり打って転倒。右の腰の後ろ、肋骨の付け根あたりを強打して悶絶。戦意を喪失して早々に納竿した。
帰り道を運転しながら、どうして古湯に足が向かなくなったのだろうと考えていた。
かつては、梅雨明けくらいまでは良い釣りが楽しめた。この写真は10年前の2004年6月に古湯の土管前で釣り上げた27cm。ヒレも綺麗な体高のある良いヤマメだった。
この頃は、普通に8尺の綺麗なヤマメが釣れていた。尺が出ることは滅多に無かったが、今年の梅野川のように平均して25cm前後の綺麗なヤマメばかりだった。
それが、数年前あたりから変わって来た。
ダムができたからなのか、漁協の方針が変わったのか。
魚体が快復する頃には梅雨入りし、また豪雨禍に見舞われたりして魚もいなくなるのだろうか。
納竿して流星号に戻ったら、後ろに山おやじさんの車。前にはもう一台の車が停まっていて、これから川に入ろうと準備をしているflyfisherが。聞くとやはり古湯の常連さんで、「近頃の古湯は……」という同じような話。仲間から梅野川が良いよと、初めて足を運んできたそうだ。
この日、山おやじさんは今年初めての尺をゲットしたそう。
次回は僕も!
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