銀のさらでプッチン!
イベントの出展で、妻と二人ほぼ終日立ちっぱなし。
イベントそのものは大勢の来場者と、確かな手応えに満足できるものだった。
しかし、体はそれなりに疲れていて、妻もこれから食事の用意をするのはしんどいなと訴えるので、デリバリーを御願いしようとなった。夕食にピザはあり得ないし、リーズナブルなところで銀の皿でお寿司を注文することにした。
ここで重要なのは、高級であってはならない。特別な日ではないので、リーズナブルなこと。妻からすれば、自分がしんどいから家計に負担がかかったという負い目も感じる。外食すれば、家の前のファミレスにしたって夕食なら4人で5000円は優に超える。しかも僕はお酒を飲む!
「銀のさら」ならちょうど20%offのDMも届いていたし、たまには良いか、と。
最初、ネットでメニューを見ながら注文しようとすると、割引クーポンが出てこない。クーポンコードを記入する欄も出てこない。で、DMを再度確認したら、DM発行店に電話予約でのみ割引くと書いてあった。
それなら、と早速電話した。
手元にメニューはないので、WEBサイトのメニューを見ながら、食べ盛りの男子2人を抱える我が家としてはできるだけリーズナブルなものを探す。握りや太巻き、手巻き寿司など盛り込み5人前で3990円の「尾張」。これで2割引だと3000円ちょっと。
電話口で、メニュー番号と商品名、割引のDMがあることも伝えて、金額を確認。届け時間も確認して電話を切った。
ところが、2~3分後にその銀の皿から電話がかかってきた。
届け時間の確認か変更依頼かな,と思って電話に出ると、注文をした「尾張」が作れないという。だから、1000円高い「信濃」4990円に変更してくれというのだ。えーーっ?それは無いでしょう。
一旦注文を受けたものが、材料の不足でできなくなるということは良くある話。そういうときには、同じ金額か近い金額や品質の代替品を提案する事が多い。しかし、今回は全く違っていた。
そもそも、その店舗では「随分前からメニューから尾張を外し、注文は受けていない」というのだ。それなのに一旦注文を受けてしまったと。それなら、同等の金額で代替品を用意して欲しいと言うと、「信濃」しかないと。「信濃」を当初の値段で持ってきてくれるのではなく、1000円高くなる。少しくらい値引きなりできないのかと聞くと「できない」。じゃあ、アイスクリームの一つも付けられないかと迫ると、「ちょっと待ってください」と電話注文を受けた担当者から副店長と名乗る者に変わった。そして再び一方的に事情説明が続く。
「既に当店では注文を受けていない、存在しないメニューを受けてしまった」ことは認めつつも、同じ価格帯の商品が無いから「信濃」にしてもらわないと困るという。それはそっちの勝手な都合。
これ以上電話でやりとりをしていると、最後は僕がぷっつんして何するかわからないので、妻に電話を渡した。
妻は「キャンセルして良いよ、作るから」というが、僕が怒ったから作らなければならなくなったとなってしまう。
そうじゃない、「銀の皿」の対応が悪いからであってそのとばっちりを家族に向けるのは間違い。
そもそも、金額のことで怒っているわけではないのだ。
納得のいく説明も、納得がいく解決策も提示できずに、ただ注文を変えろというその態度が間違っている。
過去では、スーパーや商店のチラシ、中古車情報誌などの価格表示で1桁違って、仕方なくその価格で販売したということもあった。それくらい売る側にも責任感があった。しかし、今回の「銀の皿」の対応は、そうではなかった。
横で電話のやりとりを聞いていた次男も「あ、オヤジが切れた。また八つ当たりされる」と思ったらしい。
しかし、今日は怒ってはいるけれど、その怒りを家族に向けることは無い。
「銀の皿」に替わる、緊急デリバリーのお店を探さなければ。
※潰れてしまったけれど、かつて福岡で展開していた「ふく寿司本舗の三太郎」なら、気持ちよく対応してくれていただろうと久しぶりに思い出した。残念。
21:30追記
指定時刻の5分前に届けられたが、商品を受け取った妻には一言の謝罪もなかったという。
普段、このブログで社名や店舗を特定した非難はしないことにしている。一度は「銀の皿」と書いてUpしたものの、後で名前を消そうかと思っていたが、これでその気持ちも無くなった。
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