白状します。フィギュアスケートが嫌いです。
僕はフィギュアスケートが嫌いです。
競技が嫌いなのではなく、テレビのニュースでの取り上げ方が嫌いなのです。
今朝は、どのチャンネルを回して(今は回すって言わないのかな?)も冒頭から、ソチ五輪女子SP「まさかの結果」として解説を交えながら延々と報道番組(の扱いだと思う)で流していた。勝手に好調発進を予測して、フィギュアスケートの解説者をブッキングしていたから、いまさら軽く流すわけにも行かないと言うことなのだろうが。
昨夜ニュースを見られなかった僕は、フィギュアよりも山梨や群馬の雪害のニュースやバリ島の行方不明のダイバーのその後、経済や政府の動向が知りたいのに、ちっともやらない。そんなに期待を押しつけて、選手には良い迷惑だろうに。
戦後の復興期、オリンピックでの日本人選手の活躍に国や自らの希望を重ねて見ていた時代とは違うはず。オリンピックの結果を単に伝えるのではなく、全ての報道番組でメダルを求め、ナショナリズムを煽るかのような姿勢。安倍政権の姿勢の影響なのだろうか?
今日、2020東京オリンピックの森喜朗組織委員会会長は、何と福岡での講演で「団体で負けるのはわかっていた」みたいなことを言ったらしい。加えて(真央ちゃんが)「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」とも言ったらしい。なんと失礼千万な。
競技には勝者もいれば敗者もいる。勝っても負けても正々堂々と戦ったことを褒め称えれば良い。負けることが許されない戦争ではないのだから。
フィギュアスケートのニュースが嫌いな理由は、もう一つある。ニュースで流れてくる演技の音楽も一緒に聴かなければならないことだ。部分部分の音楽を、何度も何度も聞かされる。成績が良くても聞かされ、悪くても聞かされ、それは別に好きな曲でもなく、しかも細切れの楽曲。
競技者にとっても、楽曲の演奏者にとっても最悪。
多分夕方も夜のニュースも、各局冒頭に昨夜の女子SPの結果を流すのでしょう。
嫌だなあ。
2月21日追記
フリーでは浅田真央ちゃんは見事な演技を披露した。
そして、前日の森喜朗組織委員会会長の発言については、マスコミに使いやすいクォータブルコメント( QUOTABLE COMMENT-引用)を与えてしまったというか取られてしまったというか、ちょっとニュアンスが違う物でした。
「森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起し」をリンク添付いたします。
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