「明日、ママがいない」の提供CMが消えた。で漁夫の利を得たのは
ドラマの設定が話題となっている「明日、ママがいない」。
とうとう「提供スポンサー全てがCMの放送を見合わせる」、と報道されたので、今まで見なかった「明日、ママがいない」を初めて見てみることにした。
提供スポンサーのCM枠には、全てACのCMが差し替えられるというのだから、東日本大震災直後の状況を思い出さずにはいられない。だから、どんな風になるんだろうという不安と興味から。
ところが、まず見始めると子ども達のよどみない演技に引き込まれ、いかにもフィクションでございというあり得ない設定とストーリーに吸い込まれていった。そしていよいよCMに。
ACのCMは、あのときよりもバリエーションが有り、悲壮感もない。最初のCM枠ではACばかりが流れ、ドラマ本編に戻った。ずっとこんな感じで続くのか、と思って次のCM枠になったら少し様子が変わってきた。日本テレビの番宣が入る。そりゃそうだよな、スポンサーのCMを放送しないというのは、提供分だけだからもともと予定されていた番宣が流れても何の不思議もない。
ところが、その次に流れたのはゲームのCM、それからは番宣やら他のCMも立て続けに流される。
そうか、スポットは自粛も何も無いから、予算内でどこに線を引くかだけの話。しかも、番組を直接提供しているわけでもないので、世間的な体面も考える必要はない。むしろ、他のCMが流れない分だけ、僕のように「お!何のCMだ?」と思って凝視した人もいるだろうし。
今後も提供スポンサーが全てCM放送を自粛したままなら、そこに入り込むスポットCMはかえって目立つから、「ラッキー!」てなもんでしょ。これからスポットの線を引けるのなら、1本だけこの枠に入れてもらうな。
ところで、ドラマの方はそんなに騒ぐようなことなのかな?確かに、「ポスト」という名前とその設定に対して慈恵病院が抗議をするのは当然。しかし、それ以外はフィクションであり作り物の世界としか見えない。むしろ、この騒ぎで児童養護施設の実態やあり方に関心が寄せられたのは良しとして良いんじゃないだろうか。
今時「あしたのジョー」みたいな設定のドラマを、現実の世界と重ねて非難する方がおかしいと思うのだった。
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