番組終了燃え尽き症候群
最近、「番組終了燃え尽き症候群」という言葉を耳にした。
毎週、毎日見ていたお気に入りの番組が終了し、心にぽっかり穴が開いたような虚脱感。次週・明日の放送を楽しみに1日・1週間を過ごしていた・がんばれたのに、その心の支えを失い、まるで番組と共に燃え尽きてしまったような状態になるというのだ。
ググると、「ゴーカイジャー」が終了したときにも、多くのこどもだけでなく一緒に見ていたその親も一緒に燃え尽き症候群に陥ったらしい。そういえば、「龍馬伝」が終了したときにも、ソフトバンクの孫さんがTwitterで、「”もう、テレビの前に集合ぜよ”ってつぶやけなくなるのか」みたいなことをTweetしていた。
視聴率が40%を越え、先週最終回を迎えた「半沢直樹」に続き、NHK朝の連ドラ「あまちゃん」も今週で終了する。僕のTwitterやfacebookのタイムライン上には、放送中や放送直後には半沢直樹やあまちゃん関連のつぶやき、話題がたくさん投稿される。かくいう僕自身も、半沢直樹については7月7日の第一回放送直後にFacebookとTwitterに書き込み、最終回終了後にも思わず一言書いている。「あまちゃん」は見てないので、最初タイムライン上でよく見かけるようになった「じぇじぇじぇ」ってなんぞや?って思ったものだ。
年老いた両親との生活は、こんなテレビの番組も貴重な共通の話題。ドラマ嫌いの父も、「龍馬伝」と「半沢直樹」(現代物では珍しい)は一緒に見ていた。夜8時からは、テレビを眺めつつ両親とだらだらと酒を飲みながら食卓を囲むのが実家での週末。この時間帯に、父親が興味を持って一緒に見られる番組が続くかどうかは、我が家にとって大変重要な問題なのだ。
因みに、「龍馬伝」の後の「平清盛」、続く「八重の桜」は、最初数回見た後力尽き、今では「世界の果てまでイッテQ!」の存在が救いとなっている。「半沢直樹」は、水戸黄門に通じるわかりやすさと痛快さがあったから父も見られたのだろうが、次の「安党ロイド」は無理っぽい。ああ、気が重い……
「倍返し」も「じぇじぇじぇ」も、来週には過去の物となる。
ところで、「さざえさん症候群」というのもあった。永久に続くとさえ思えてしまう「さざえさん」。こちらは、高視聴率にも支えられて、当面終了も無いだろう。
しかし、燃え尽きるような番組ではないが、終了するときのインパクトは「半沢直樹」や「あまちゃん」の比ではないほど、マスコミやSNSを賑わすことだろう。
9月30日
あまちゃんが終わって、「あまロス」という言葉までもができていることを知った。
あまロスは何処へ向かうのだろうか?
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