ドライでイブニングの釣りがしたくて
昨日の梅野川の釣りは、良い魚には出会えたものの、ドライではチビヤマメしか出てこなかった。そこで、ドライフライで気持ちよく釣りたい!と1ヶ月ぶりに古湯へと足を運んだ。
午前中は用事もあり、午後からの釣り。といっても、今回はイブニングがメイン。
年老いた両親と暮らす福岡では、週末は19時過ぎには帰宅して風呂に入り、20時から夕食というのが暗黙のルール。50を過ぎたこんなおっさんに、門限があるのだ!だから、梅野川では17時前、古湯だと18時までには納竿しなければならない。
ところが、今日は父が町内会の集まりで20時くらいまで帰らないという。ということで、僕の門限も20時となり、久しぶりにイブニングの釣りが楽しめることになったのだ。
イブニングだけ行けば良いのではあるが、やっぱりもっと釣りたい。欲が出て出かけたものの、いやー、今日の古湯は暑すぎた。増水してポイントが絞れないうえに雲一つ無い晴天で、暑いばかり。ヤマメも岩の影から出てこないだろうし、水面のティペットもくっきりはっきりに違いない。暑すぎる午後、2時間ほど釣り上がったが、全く反応なし。2度ほど魚影は確認できたが喰う気配は無い。先に来ていたflyfisherもルアーマンもお手上げの様子(ルアーマンは1尾、flyfisherはハヤばかりでヤマメは0)。
釣れない上に日焼けで疲れて、一度流星号に戻り、お茶とお菓子。ハヤ釣りの方やちょうどやって来たflyfisherと話をしながら小休止。
一休みで元気を取り戻し、再び川に戻ったものの、まあ、状況は変わらない。
釣るというよりもイブニングライズに備えた場所とりみたいなもの。橋のすぐ下の土管前に陣取り、ほとんど1時間近く岩の上に座って時間つぶし。川面が日陰になり始めたのが16時半。この頃から、イブニング狙いの釣り人のクルマが続々と到着。その中には山おやじさんのクルマも見える。
岩の上で1時間。だるまさん程ではないが、待ってる間に救急車がやってくるという、山間部ではあまりみない光景にも出会った。
そんな待ち時間の後、水面にはハヤのライズが見えるようになる。飛んでいるのはほとんどがユスリカだが、コカゲロウや大きめのカゲロウも混ざるようになってきた。しかし、ヤマメのライズは見当たらない。それでも、いずれはヤマメもライズするに違いない。それを信じてライズに合わせてフライをセレクトし、流してみると、案の定ハヤやカワムツばかりが喰ってくる。そんな中に、ヤマメのライズを発見。どう見てもユスリカにライズしている様子。
#22のCDCピューパを流すと、やっと出た!今日初めてのヤマメ23cm。
胸びれがまだ再生していない放流魚だけれど、嬉しい!その後、18時半を過ぎる頃からはスピナーフォールも始まり、水面はライズが盛んとなり、#18のメイフライパターンに変更。
ヤマメがジャンプして食いに来たりと反応は良いものの何故か乗らない。喰ってもバラシの連続。それでも、ライズにドライの釣りはバラシても楽しい。気づけば19時半近くとなり、さすがに納竿しなければと言う時刻になったところで、2人のflyfisherがやってきた。ちょうど良いタイミング、2人に状況を伝えて場所を譲り流星号へ。
山おやじさんにも一声掛けたかったが、上のプールで集中している様子だったので、そのまま帰路に着いた。
途中、母親と飲む日本酒を1本買って20時半帰宅(ちょっと門限を越えた)。
それなりに充実した1日だった、と言うことにしておこう。
明日は首のMRI検査だ。
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