オーストラリア人ってこんなに繊細だった?サブウェイ、フットロングの誤差
オーストラリアで、サブウェイの「フットロング」の長さが1インチ足りないと物議を醸しているようだ。
日本人だと、「フットロング」はただの長いサンドイッチの商品名だと思って特にこだわらないのだろう(ひょっとしたら、「誰かの足のように長い」と言う意味の商品名と思ってるかも?)が、英語圏では「footlong」だから、1フィートの長さ(約30cm)ということになる。1フィート(約30cm)に1インチ(約2.5cm)足りないと、メジャーを当てた写真をNETにアップしたというのだ。
日本語の商品名にすれば、「1尺サンド」ということだろう。2.5cm足りなければ、「9寸サンド」。
こうやって日本語で書くと、確かにこだわりたくなる。特に、釣り人にとっての「尺」は大きな境目。尺に5mm足りなくても尺とは言えないので、「泣き尺」という言葉まである。9寸と尺とは、天と地ほども満足度が違うのである。
仮にサブウェイのフットロングのパンが、ヤマメの形をしていたら、それはもう大変。「1尺サンド」なんだから、きっちり尺以上の大きさで提供してくれなきゃ縁起が悪い、寝つきが悪い!なんていう釣り人がきっと現れるに違いない。
まあ、それは釣り人にとってのこだわりだけれど,オーストラリア人ってサンドイッチを食べるのにここまでこだわるような国民だっただろうか?僕の記憶の中にある、オージーのあのおおらかさからは想像できない。その几帳面さはまるでドイツ人ではないか。
几帳面だと言われ、ラテンの国の人からは東洋のドイツ人と揶揄される日本人ではあるけれど、飲み食いに関しては意外と鷹揚。前にもこのブログで書いた(これは問題ないのか?居酒屋の酒「一合」)ように、酒一合なんてほんとにいい加減。居酒屋でメニューに一合と書いていながら、出てくる徳利は8勺程度。フットロングの1インチは誤差1割にも満たないのに、一合徳利は容量を示す入れ物でありながら2割の誤差。8勺の物を1合と言うのだから、2割五分ものさば読みだ。
試しに、楽天で「一合徳利」で検索して出てくる徳利の内容量をさらっと見ると、140ml から 190ml までずいぶん幅があった。この現実も、僕には本当は許せないんだけど。
日本の酒飲みよ、みんなで居酒屋の一合の誤差を糾弾しようではないか!
と気勢を上げて飲んでいるうちにうやむやになりそうだ。
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