たまには「くさや」も良いもんだ
半年に1度のペースで声がかかる、NグループのN社長からのお誘い。しぶーーい昔ながらの居酒屋(できれば土の土間があるような江戸や昭和の情緒が残るお店)が好きで、N氏が見つけた気になる新しいお店を2人で探検するのだ。
今日は日暮里の豊田屋。
2人で飲むときは、いつもスタートは18時。東京で18時スタートなんて、昔の僕には信じられない事だったが、最近はそういう世界があることもよくわかる。それに、18時であれば、予約無しでもどんな人気居酒屋でも普通に入ることができる。
店に着いたときには他にはお客は1組だけ。そしてNさんは既にサンマの刺身を肴にビールを飲んでいた。
僕はビールは飲めないので、ハイボールを注文。
すると、「角にしますか、ハイボールにしますか?シングル・ダブルどちらで?」と即座に問われ、僕は「角をシングルで」と応える。
運ばれてきたのは、氷と角をシングルだけ入れられた大きなグラスと、炭酸のボトル。炭酸水は初めて見るなんだか可愛いボトル。よく見ると地元のメーカーではないか!
Nさんは、こういう居酒屋の目に見えないコミュニティというか繋がりを感じるのが好きなんだろう。
メニューには福岡では絶対に見ることがない「くさや」も。
銀座のオシャレな店でも出ることはない肴を注文し、東北被災地の日本酒をしこたま飲んでお開きとなった。
たまには、こういうおじさんだけの、おじさんの世界で飲む酒も大事だ。
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