養沢毛鉤専用釣場の災難と釣り人の支援
子どもの日だというのに、自分が子どもに戻る日と勝手に決めて、早起きして今年最初の養沢毛鉤専用釣り場へ。
GWに一度足を運びたいと思ってホームページを覗いたら、なんと4月28日未明に火災が発生して事務所が焼失したとある。しかし、その日のうちに仮設テントで営業再開していた。
営業しているなら、顔を出す、入場料を払って竿を出すのが一番の支援。と、朝から出かけた。高速は渋滞するだろうし遠回りしない分走行距離も短いので下道で行くことにした。走行距離は約70km弱、2時間ちょっとで到着。
到着はしたものの、いつも釣り人を優しく迎えてくれたログハウスは真っ黒な炭と化し、ブルーシートで覆われた痛々しい姿となっていた。敷地内のログハウスの正面、駐車場の片隅にテントが張られ、そこが仮設の受付となっていた。テントの文字を見ると、「日本赤十字社 東京都支部」。こんな時にも赤十字社は頼りになる。
7時半過ぎの受付で、45番。既に僕の前に44人も。
さて、どのポイントから入ろうか、と車を走らせると駐車場がどこもいっぱい。44人、平均1.5人で車に乗ってきたとしたらもう30台がこの周辺に来ている勘定。
なんとか神谷橋横の駐車場に空きスペースを見つけ、準備完了。いざ出発。しかし、どこを見ても釣り人。まあ、自然渓流ではあるが、管理釣り場だからしかたないか。5月2日・3日の大雨に加え、前日のにわか雨の影響で水量はかなり多い。しかし濁りはほとんど無し。
釣り人の多さと水量の多さに苦労しながらも、綺麗なヤマメが顔を出してくれた。
小さいながらも、九州では見ることのできないブラウンも。このサイズだと当歳魚か?養沢ではブランの放流は数年前からやっていないというから、ここで再生産・自然繁殖しているのだろう。川の状態が良い証拠でもある。
お昼の時点で入場者数は105人だと聞いた。最終的には何人入場したのか聞きそびれたが、養沢を愛する多くの釣り人が同じような思いでやってきたのだろう。
事務所はもう一度建設するということだが、今シーズン中は無理だろう。
再建資金を支援するためにも、みんなで足を運ぶのが一番。
それにしても、100人も入場すると、釣る場所探すのに苦労するから考えものだけど。
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