梅野川、最初の一尾はいきなりの尺
福岡で桜が散ると、そろそろ大分の山間部では桜が満開を迎える。気温も水温も上がって、そろそろ津江方面へも路面の凍結を気にせずに出かけて、ドライフライでも釣りになる頃。
久しぶりに夜明け前に家を出て、梅野川へと向かった。
日田手前あたりで、道路上の電光掲示板に表示された気温は5℃。
まだまだ朝は寒い。
中津江は、桜が満開を少し過ぎたところで、美しいピンクの花びらが道路に落ち始めていた。
先ずはいつものお店で今年の遊漁券を購入。
今年も変わらず、この木札の遊漁券。胸にぶら下げて、いざ出陣。
水位は少し高めではあるけれど、水はクリア。しかし、水温が低くて魚の活性は低い。
ドライには全く反応なし。ライズも無し。
暖かくなれば魚影も見えるプールでも、全く気配なし。
流れの脇の大岩の陰から、一度だけ大きなヤマメがフライに出てきたが、くわえきれずに再び岩陰へ。
水温が低くて動きも鈍い。底の方にじっとしているのだろう。
であればと、ニンフを深く流してみることに。
必ず大ヤマメがついているはずのプールで、しつこく流して反応が有った!
合わせるといきなり強い引き。慎重に、長い時間をかけて取り込んだヤマメは、ヒレピンの尺ヤマメ。
尾ビレの先まで尖っている。
梅野川の尺ヤマメ用に、今年新調した大きめのランディングネットが早速役に立った。普段のネットでは取り込みに苦労していたはず。
取り込む最中には他のヤマメが追いかけてきたので、このプールにはもっと大物がいそう。
さらにニンフを流すと再びヒット。さっきよりも更に強い引き。取り込むと、長さはほぼ同じ尺だけど、体高があり、更に太い魚体。
今年の梅野川は、最初から尺を2本立て続けにかけて、幸先の良いスタートとなった。
朝は、完全防寒で釣り始めたのに、11時を過ぎる頃には日射しが熱くてたまらず、一度脱渓して服を脱ぎ、身軽になって再び入渓。フライもニンフからドライへと変えて、その後は快調に釣り上がっていった。
結果、尺2尾、泣き尺1尾、8寸数尾、20cm前後数尾にチビも数尾という釣果。
一度、明らかな尺上をかけたが、数分のやりとりの後ばらしてしまった。まさに逃がした魚は大きかった。
昨年、尺に縁がなかった梅野川も、今年は良い釣りができそうだ。
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