このまま夏が来るとCOOL BIZでも追いつかない
関東の計画停電は暫く続くだろう。
このままでは、電力供給能力が多少改善しても、夏の電力需要には遠く及ばない。
現在、関東のJRや私鉄では、節電のために暖房を入れていない車輌が多い。それでも暖かい格好をしていれば、寒い外よりも車輌の中の方が風もないし、いずれ乗客の体温などで暖まるのでまだ快適になる。
しかし、夏はそうはいかない。
冷房を切った車輌の中は、乗客の体温と吐息で蒸し暑さ・不快指数は限界まで高まるだろう。
冷房が効かない交通機関、冷房が効かないオフィス、冷房が効かないレストランやショッピングセンター………
経済活動を停滞させないためには、空間を提供するサービス業ではできるだけ震災前の状態で(冷房も効かせて)営業できるようにしなければならない。そうしなければ、街や商店に活気は戻らない。
そのためには、それ以外の電力消費を極力抑えなければならない。
問題は通勤時間帯の公共交通機関とオフィスの空調。
空調の利いていない通勤電車とオフィスに、人が少ない状況を創り出すことができるか。
ワークライフバランスどころか、ITを活用した在宅勤務を一気に進める必要があるだろう。
出勤は完全なフレックス、必要な人だけが、必要な時間だけオフィスに居ればいい。
それができない企業は、業務の効率化も、従業員のロイヤリティも上げることはできず、いずれ企業の存亡にも繋がるかもしれない。
そして、生き残れるのは………
今年、またネクタイが売れなくなるのか?
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