じんさんの銀筆画の後はジンファンデル
生まれて初めて、銀筆画なる物を目にした。
「手の間」のギャラリーで開催されている山本じん展の作品。鉛筆でもなく、エッチングでもない。細く繊細な線で構成された、深みのある不思議な色と構成。
訊くと、キャンバスの表面に漆喰のようなもので特殊な処理をし、そこに銀筆で線を描くと、その部分が化学反応を起こして色が変わると言うことらしい。
不思議な感動を受けて、そのままTさんと飲みに出た。
目指すお店はAIDA。
予約ができない店と言うことで、行ってみないと入れるかどうかわからない。ちょうど席が空いていたので入ることができた。
このお店は、フレンチやイタリアンというカテゴリーではなく、ワインを美味しく飲める洋食のお店と言ったところか。糸島産や鹿児島産などの地元の食材が、グリルや香草焼きといったわかりやすい調理法でメニュー構成されて、黒板に書かれている。
お店がオススメするワインを飲みながら、和食っぽい前菜を何品か食べた後は、魚、お肉を注文。2本目のワインには、今度はジンファンデルがオススメという。
これまで、僕はジンファンデルで美味しい(飲める)ボトルに当たったことがない。
「本当にだいじょうぶ?」と尋ねると、「絶対大丈夫」と。
でも、こうも続けた。
「でも、美味しくなかったと言われても請求しますからね」と念押し。
そこまで言うなら飲んでやろうじゃないか!
今まで飲んだジンファンデルでは一番でした。
後半は、カウンターで隣に座っていた、K大病院の先生と綺麗なお姉さんという不思議なカップルと意気投合して、銀筆について何か熱く語っていたような………
最後は、記憶が曖昧になって店を出た。
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