シャトーラトゥール1971、シャンベルタン1990……
広告代理店に勤めるOさんから、「シャトーラトゥールの1971を開けたいので、一緒にいかがですか?」とのお誘い。
そんな、まさしく「美味しい話し」に乗らないはずがない。二つ返事でスケジュール調整をし、当日に臨んだ。
男3人のワイン会。Oさんはラトゥール、Fさんは1990のシャンベルタンを持参するというので、僕はモンラッシェの白をとも思ったが、やはりスタートはシャンパーニュが欲しいのでビンテージものを1本持参することにした。ボーモン・デクレイエールのノスタルジー98を持って、約束の時間の1時間前に会場のブラッスリーポールボキューズへ。シャンパーニュを冷やしてもらうためだ。
さて、シャンパーニュを預けたはいいが、みんなが集まるまではまだ1時間ある。幸い、銀座には、時間をつぶせるところはたくさんある。カフェでパソコンを開いてスパークリングワインも良いではないか。小1時間、メールのチェックや原稿書きを、ちょっと良い気持ちでやって、ポールボキューズへと向かった。
ブラッスリー・ポールボキューズは、マロニエゲートの10階。なんと、窓からは東京タワーが見えている。銀座から東京タワーが見えるとは思わなかった。
ブラッスリー・ポールボキューズは、レストランではなくブラッスリーと銘打っているだけに価格は随分安く抑えてあるが、その料理・サービスは素晴らしい。さすがレストランひらまつのグループのお店。
しかも、今日はラトゥールの1971を開けるとあって、ゼネラルマネージャーの田村さんにつきっきりでサービスしていただいた。
スズキや鴨料理を美味しくいただきながら、シャンベルタンにラトゥールという名酒をいただく至福の時。90のシャンベルタンは力強く、71のラトゥールは優しくまろやかな味わい。残念ながら、ラトゥールはOさんの手に渡る前の保管状態が悪かったのか、香りにアンモニア臭が混じっていたが、時間を経るに従ってまた新しい香りも顔を出すという、さすがの底力を見せつけてくれた。
いつの間にか、お店には僕たちのグループだけとなり、窓からの東京タワーの夜景を遠慮無く楽しんだ。
| 固定リンク | 0
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- ケンミンの焼きビーフンは、関東では食べられない?(2022.05.24)
- 36年ぶりに、レストラン ラ・マーレへ(2021.10.31)
- やっぱり増水、釣りにならず早々に撤収。お土産はハトマメ屋のクッキーシュー(2020.06.21)
- バーの混乱を受けて、福岡県が「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた各施設へのお願い」を修正(2020.05.21)
- 崎陽軒のシウマイ弁当4000個も無駄にするなんて(T^T) 責任者出てこい!(人生 幸朗・生恵 幸子風)(2020.02.13)
コメント