マイティ・ハート-愛と絆
久しぶりに映画の試写会に出席した。
ブラッド・ピットがプロデューサー、アンジェリーナ・ジョリー主演の「マイティ・ハート-愛の絆」。
映画のタイトルからは想像もつかないようなハードなストーリー。現代版「キリングフィールド」とでも言えばいいだろうか。
911後のタリバン制圧、2002年のパキスタンで実際に怒った事件を映画化したもの。映画を見終わってから、その事件の事を思い出した。
この映画の原作は、被害者の妻でありジャーナリストのマリアンヌ・パールが書いたノンフィクション「マイティ・ハート 新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死」。このノンフィクションの映画化権を、ブラッド・ピット(の製作会社)が取得し、制作に取りかかった。この映画の主役は原作者でもあるマリアンヌ。マリアンヌとアンジェリーナ・ジョリーは、子育てを通じて個人的にも親しかった事から、この作品の映画化に際しては是非アンジェリーナ・ジョリーに、と進言した事から決まったらしい。
映画は、紛争地を舞台にしているだけに、全編に緊張感が貫いている。
実話であるだけに、ストーリーを変える事はできないけれど、見終わった感覚は、ブラット・ピットが出演した映画で言えば、「セブン」や「セブンイヤーズ・イン・チベット」のようなものを感じた。
ブラッド・ピットは、スッキリ終わらない映画、哲学的な映画がお好みのようだ。
そういう意味では、オスカーよりもカンヌやベルリンなどのヨーロッパ映画祭での評判が良いのかも知れない。
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