大間のマグロ
ミシュランの星をもらうような店はもちろんのこと、鮨屋になんか滅多に食事に行かない。たまに寿司を食べるとしたら、事務所のビルの一階にあった鮨屋のランチくらいのものだったが、その店も無くなってしまいますます寿司から遠ざかった。
その僕が、あろうことか、あの高級で名高い大間のマグロを口にした。
しかも、回転寿司店で。
中トロ1貫350円。
大間のマグロが、こんなに安いのだろうか?
ここのところ、食品の偽装が多いが、これは本物だろうか?
関サバ、関アジは、築地に入る量の数倍が料理屋の店頭に並んでいるという。
もちろん、ほとんどが偽物の関アジ、関サバ。
本物の大間のマグロが食べられるところも、限られるに違いない。
嘘をついてはいけない。
しかし、食べる人がそれを本物だと信じて食べれば、それはそれで幸せなのかも知れない、と思う事もある。
疑いながら食べていると、美味しい物も美味しくなくなってしまいそうだ。
何より、我々消費者が偽物を証明することは不可能だし、そのために食事をするわけではない。
350円で、大間のマグロを食べられた。それで良いではないか。
| 固定リンク | 0
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- やっと入れた東京ステーションホテルのBAR カメリア(2025.02.04)
- 土用にはちょっと早いけど、息子のおごりで鰻をゴチに(2024.07.21)
- 日本の2~3倍を覚悟。ホテルの朝食に救われた…コペンハーゲン旅行記 (5) 食事編(2024.05.25)
- 脊振の川も玉島川もすっかり変わってヤマメの魚影はほとんど無し。 「ななのゆ」のヌルヌル温泉とつゆだくカツ丼で気分を上げて帰宅(2024.05.11)
- 電気ポットのお湯の出が悪くなったので、クエン酸洗浄やってみた(2024.05.09)
コメント