ソニービルと青春の思い出
銀座に出たついでに、久しぶりにソニービルを覗いてみた。残念ながら改装中で、2階から上はクローズ。外に出ると、柱にBEATLESの写真展のポスターが。
ソニービル40周年記念、と銘打ったこのポスターを見ていると、青春時代の様々なことが思い出される。
ちょうど25年前、福岡から就職で東京に出て来た。会社が銀座だったので、誰かと待ち合わせする時には決まってソニービルだった。初めてソニービルに行った時には、音の出る階段やステップフロアが面白くて、地下から順番に各フロアを見てゆっくりと上がっていき、その当時はとても手が出ない値段のレストランに行き当たると、そこから再び降りていた。確か、2階か3階にサントリーのショップがあり、そこで購入したトロピカルブックは今でも持っている。小さな正方形の2冊で1セットのトロピカルブック。1冊は南の島々の写真集、もう一冊はカクテルブック。そう、その当時はサーフィンやトロピカルカクテルなどが流行っていた。
浅井慎平さんの写真による「SCENE」のサーフィンのポスターはカッコ良かった。写真集「海流の中の島々」は高かったけれど購入し、今も書棚に飾ってある。
大学時代は南の島に憧れ、映画「BIG WEDNESDAY」でこれからの自分の人生を思い描き、仲間と酒を飲んだ。
その浅井慎平さんがBEATLESの写真を撮っていたことは驚きでもある。
BEATLESが来日会見をした東京ヒルトンホテル(現キャピトル東急ホテル)も今年取り壊され、新しいホテルに生まれ変わることが決まった。
社会人になって4半世紀、人生のターニングポイントとなる年も、既に半年を過ぎようとしている。
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