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2006.01.01

元旦早々の試練

kushida元旦からいろいろありますね。
普段通りに仕事をスタートしたものの、仕事をしている人は少ないから、穏やかな元旦。電話も入らないし特別お客様の要望やクレームもありそうにないので、午後は神社へ初詣にでかけることにした。

最初に訪れたのは、博多の総鎮守「櫛田神社」。
表参道より参拝を試みたが、正面に着いたときには、参拝者の長蛇の列!
これは時間がかかりそうだと思ったが、折角来たからには、やはり参拝しないと気が収まらない。
1時間弱並んで、やっと本殿。
ご神体の前でお賽銭を入れたところで、横から割り込んできた子供が、僕がつかもうとした鈴の紐を持ってゆすり始めた。しかも、小さな子供だから、なかなか鈴が鳴らない。そもそも横から割り込んできたので排除しようかと思ったが、小さな子供にそんなに目くじらを立てることもないと思い我慢していた。ところが子供の力ではなかなか鳴らないからいつまでたっても紐を引き続ける。
鈴の紐(綱?)をやっと渡され、神殿に向かって手を合わせたものの、結局何も神様とコミュニケーション(平たく言えばお願い)できずに、悶々としつつも神殿前でのすべての儀式をを終えた。しかし、神殿を離れた後にものすごい後悔をした。

境内を離れ、櫛田の焼き餅を買って帰ろうと思ったが、ここも行列!そこまでして待つ必要も感じなかったので、ゆっくりと散歩をしていたら、小さな神社の前にでた。
toyokuni-2名前は豊国神社。「とよくに」なのか「ほうこく」なのか、知る由もないが、静かに下町の路地裏に佇んでいた。

ここで、櫛田神社での自分を恥じ、改めて神様の前で手を合わせた。
さっきの自分の心の乱れを修復することができ、穏やかな気持ちで仕事に戻ることができた。

神はどこにでもいて、自分の心の平静を保つためのよりどころだと言うことを改めて感じた元旦であった。

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