2026.06.08

ダイヤモンドプリンセス これから乗る人への参考に-②船の中でのあれこれ

乗船すると、部屋の準備が整うまではビュッフェレストランやバーで食事やカクテルなどを楽しむこともできる。プールサイドでピザやハンバーガーを食べながらビールもオススメ。早く乗船すると、4時の出港まで数時間あるので、船内探検も楽しい。
因みに僕たちは乗船して直ぐ、プールサイドでハンバーガーをオーダーしてビールで乾杯した。
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4時になると、くじらの背中の人たちに見送られながら船は静かに横浜大桟橋を離れ、横浜ベイブリッジをくぐり東京湾へ、そして太平洋へ。
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見逃し厳禁の「ウェイク・ショー」
外洋に出ても海は静かで、ほとんど船は揺れない。バーでくつろいでいると準備が整ったとの案内があり部屋に向かう。部屋の入室にはカードキーや鍵を刺し込む必要は無く、メダリオンが部屋に近づくと自動的に解錠される仕組み。部屋のドア横のモニターにはメダリオンにマッチした顧客の顔写真が表示される。
部屋に入ると大きなTVモニターがあり、様々な情報やエンタテインメント(映画や音楽、TV、ラジオなど)が提供される。このモニターで最も重要なのが、毎日更新される「ウェイク・ショー」。寄港地の情報やその日の船内で実施されるエンタテインメントの案内が30分前後のトークショーとして放映される。寄港地でのシャトルバスの情報やグルメガイド、オススメのお土産や立ち寄りどころなど情報満載。僕たちはこのショーの情報に随分と助けられた。ダイヤモンドプリンセスに乗船したら、この「ウェイク・ショー」は見逃さないように。
残念ながらテレビプログラムで日本語のチャンネルはBS NHKのみ。国際ニュースや朝ドラ、MLBの中継などばかりで国内のニュースも見ることはできなかった。
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高速Wifiのデバイスの切り替え
外洋に出てもネット環境は確保したい。平日に何日も電話もネットも通じない環境は、何かと不安だし迷惑も掛けてしまう。一応、仕事もできるようにノートPCを持ち込んでいる。メールのチェックや返信、作成した書類を添付して送信などはどうしてもPCでなければ厳しい。ということで、船内で使用できる高速Wifiが1泊1デバイス30ドルで契約できる。僕たちはプリンセスプラスをセットしたので、Wifiも使える。

ところが、あくまでも1デバイスなので、スマホとPCを同時に繋げることができない。船内の生活にはスマホのアプリが必要。部屋に戻ってPCを使うときにはデバイスの切り替えを行わなければならない。この切り替えは、ブラウザで medallionclass.com を開いて行う。この切り替え方法も部屋のモニターのプログラムから得ることができたが、英語の案内のみ。

Wifiは意外と高速で、TverやYouTubeも難なく再生できた。おかげで、ニュースや見逃したドラマなども見ることができた。

船内は英語圏の外国。日本人客は僅か1/3
日本発着のクルーズなので日本人がほとんどかと思って乗船したら、なんと想像とは大きくかけ離れた世界だった。世界36カ国から、2700人超の乗客のうち、日本人は僅かに1/3で国別では2番目。一番多いのはアメリカ人で、カナダやオーストラリアなどからの乗客も多かった。年齢は仕事をリタイアした70前後が中心に見えた。かなりのご高齢の方も珍しくない。

因みに、今回の航海で一番多く乗っているお客さんは2,000泊以上!90歳を超える日本人のご婦人だとか。春から11月の日本でのクルーズにはずっと乗りっぱなしらしい。ほぼダイヤモンドプリンセスで暮らしているといっても良いでしょう。

レストランやバーのメニューは英語と日本語の2カ国語表記だけど、スタッフはほぼ英語。日本人スタッフは限られていて英語のコミュニケーションが基本。船内はハワイよりも外国です。

コロナ禍での教訓
ダイヤモンドプリンセスと聞けば、コロナ禍での船内感染被害が誰の記憶にも残っているだろう。なによりもそれを一番忘れないのはダイヤモンドプリンセス。二度と同じ事を繰り返さないよう様々な対策を打っているようだった。
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わかりやすいのが、客室以外の公共スペースにあるトイレの手洗い場。こんなプレートが必ず設置してある。石けんを使って20秒以上手を洗い、流水でよく流すようにと。また、メダリオンを身につけているので、船内での行動が全てトレースされている。もしもまた船内でウィルス感染が発生した場合は、濃厚接触者が直ぐにわかり連絡が行く仕組みになっているという。

先日大西洋で発生したハンタウイルスの船内感染のような事が起こっても、早期に適切な対応が期待できそうだ。

つづく

 

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2026.06.03

ダイヤモンドプリンセスで初のクルーズ体験!これから乗る人への参考に-①予約から乗船まで

叔母の遺産の使い道を考えて

昨年7月、父方の叔母が独身のまま生涯を閉じた。いくばくかの遺産を残したが、遺産を相続する子もなく、5人のきょうだいで相続することになった。きょうだいといっても既に存命は一人だけとなり、ほとんどはその子(僕にとっては従兄弟)達が相続することになった。当然人数も増えて一人当たり数十万円。このお金をどう使うか?生活費に消えてしまうのは故人に申し訳ない。有効な使い道はないか?

そこで思い立ったのが、叔母や父が生まれた故郷、釜山への訪問。ソウルには取材で一度出かけた(その時に酷い経験をしたので、二度と韓国には行きたくないと思った)が、釜山には行ったことが無い。父が生まれた釜山は一度は見ておきたいと思ってもいた。どうせ行くなら楽しい思い出にもしたいし、流行のクルーズ船が釜山に寄港するコースがたくさんある。カミさんと相談し、クルーズ船で釜山を訪れようということになり色々調べ、季節やコース、船の情報などを比較してダイヤモンドプリンセスでの日本一周クルーズを選んだ。
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 高知に寄港したダイヤモンドクルーズ。巨大なので、全体を納めることが難しい。

ダイヤモンドプリンセスを選んだ理由

日本には様々なクルーズ船が就航していて、ダイヤモンドプリンセス以外にもMSCクルーズのベリッシマやコスタクルーズのコスタセレーナ、日本の船では飛鳥Ⅱや就航したばかりの飛鳥Ⅲもある。飛鳥は日本の船で安心感もあるが、ほとんどは国内を周遊するコースで釜山に寄港するコースが見当たらない。なによりあったとしても予算に収まらない。やはり外国船籍の大型クルーズ船の方がリーズナブルだ。

そこで、自然と3つのクルーズ船に絞られるわけだけれど、コスタセレーナは25年の冬から船内の大規模リニューアル工事に入る予定ということで除外し、ダイヤモンドプリンセスかベリッシマに絞られた。

ダイヤモンドプリンセスは総トン数11万トン超、乗客2700名、長崎造船所で建造された日本に縁がある船。クルーズ船にはカテゴリーがあるらしく、ダイヤモンドプリンセスは上から2番目のプレミアムに属するらしい。因みに一番上はクイーンエリザベスなどのラグジュアリーカテゴリー。コロナ禍の際に船内で感染者が出て注目を集めた船。小栗旬と窪塚洋介が共演する映画「フロントライン」にもなった。その後、船内は除染され、ベッドやリネン類も全て交換されたと聞いている。

一方のMSCベリッシマはジャパネットクルーズでお馴染みの巨大船。17万トンを超える日本発着史上最大のクルーズ船。最大乗客数は5500人を超え、ダイヤモンドプリンセスの約2倍。リンクのパンフレットを見てもわかるように、巨大ホテルとショッピングモールが海に浮かんでいるようなイメージ。ベリッシマはプレミアムの一つ下、カジュアル船のカテゴリーで若者にも人気。

あまりに大きいのも疲れそうだし、ベリッシマはファミリーも多いというので、少し落ち着いた船旅を楽しみたいとダイヤモンドプリンセスに決めた。

部屋タイプとオプション、追加でどうしても請求される料金
船とコースは決まったが、部屋やオプションの付け方で料金は大きく変わる。もちろん高い部屋は無理だけど、バルコニー付きか、バルコニーはないけど外が見える窓付きか、窓のない部屋を選ぶか。当然窓のない部屋が一番安い。そこは予算や好き嫌いで選べば良いが、通常提示される部屋の料金(スタンダード)とは別に、政府関連諸税(入出国に関わる税金など)が別途加算される。今回は1人21,700円だった。
更に下船して精算される際にチップ(クルー・アプリシエーション 1泊1名あたり 17.00ドル)が自動的に加算され、登録したカードに請求される。チップは他の外国船でも同様に請求されるようだが、1泊2,700円程度の加算となるのでバカにならない。

スタンダード料金には船賃と部屋代、食事代は含まれるが、飲み物や高速Wifiなどは別料金。飲み物はビールで8ドル~、ワインやカクテルはグラスで12ドル~といったところ。夕食にお酒を3杯も飲めば直ぐに5,000円。プールサイドでビールを飲んだりバーで一杯もやりたい。そうすると、プリンセスプラスをセットする方が安上がり。プリンセスプラスには高速Wifi(1デバイス)、クルー・アプリケーション(チップ)、1日15杯まで(1杯15ドル以下)の飲み物代込みで1泊9,500円。もちろんセットした。

予約から乗船までにすることは多い

乗船日が近づくと、乗船手続きのメールが届いた。そこには予約番号や客室番号とともに
「プリンセスクルーズは紙発行による乗船券・最終書類は廃止され、全てアプリのみとなりました。そのため、乗船券、パンフレットなどの郵送は一切ございません」
と記してある。とにかくメールの指示に従ってスマホアプリと格闘しなければならない。

乗船手続き
乗船手続きのご案内】を開くと、プリンセスアプリをダウンロードし、そこから乗船手続きをするようになっている。スマホを持っていることが前提だ。アプリの指示に従って、必要事項を記入し、パスポートを登録、顔写真もスマホで撮影して登録しなければならない。
この顔写真、乗船してわかったけどとっても重要。乗船時に渡されるメダリオンが常に船と通信をし、船のスタッフが持つタブレットや部屋の入り口にこの顔写真が表示されるのだ。だから、昔の写真なんかを登録すると、目の前の人物と同一と認められずにトラブル恐れもある。

レストラン・イベントの予約
全ての必要事項を登録完了すると、レストランの予約やイベントの予約が可能になる。僕たちは、乗船日までまだ時間があるからと1か月ほど放っておいた。乗船日まであと1か月近くになったころ、そういえばレストランの予約をしなければとアプリを開き、予約を試みたが、どのレストランも、どの時間でも満席。ようやく有料のレストランを含めて3日だけ予約できた。
後で知ったが、ダイヤモンドプリンスはリピーターがほとんどで、乗船手続きを完了させたら直ぐにレストランの予約をするのだそうだ。
予約せずに入れるレストランも、もちろんビュッフェレストランもあるので心配することはないのだが。

フォーマルナイトの準備
クルーズ船に乗る人たちの楽しみの一つでもあるらしいフォーマルナイト。だいたいどのクルーズ船でも、一度はフォーマルナイトが設定してあり、5日に1回程度実施されるらしい。僕たちの日程では2回実施された。フォーマルナイトのドレスコードはいわゆるブラックタイ。そこまでは行かなくても、基本的には結婚式の披露宴に出席するイメージとサイトなどでは紹介されている。
そもそも、船内のレストランでもディアナータイムはセミフォーマルが推奨され、男性はジャケットを持って乗船することが勧められる。随分昔になるけど、初めての海外取材で宿泊したホテルのレストランでディナーを取ろうとしたら、カメラマンがNoJacketだからと入れてもらえなかった経験がある。郷に入っては郷に従えだ。

荷物の発送
フォーマルから日中のカジュアルまで、2人分の服(とそれに合わせる靴や小物)だけでも結構な荷物。大きなスーツケースを抱えて公共交通機関を使って横浜まで行ったとしても、そこから大桟橋までが遠い。タクシーを使わなければ辿り着けない。そこで、荷物の配送サービスも案内される。縦・横・高さの合計160cm以内、重量20kg以下のスーツケース1つを往復で、関東圏内からなら6,800円。2つなら13,600円。
僕たちはいつも荷造りは直前・前日なので荷物配送サービスは利用せず車で行き、大桟橋の駐車場に駐めた。予約はできないが、クルーズ船の乗客は1泊1,000円の特別料金で利用できる。夫婦2人の往復交通費やスーツケースを引きずりながらの移動で疲れることを考えると、車で行く方が楽で経済的。
首都高の渋滞や駐車場の空き状況が心配だったので早めに出発したのも奏効して、問題なく駐車できた。

乗船時にはスーツケースを一旦預けるので、部屋番号などが記載されたバゲージタグ(荷札)を付ける必要がある。荷物の配送サービスを利用する際には必須だし、乗船をスムーズにするには予め付けておくのが良い。送られてくるメールに出力方法が記してある。

他にも、メールにいろんな案内がびっしりあって、これを読み込むだけでも大変だけれど重要なこと(下船時の案内も)がたくさんあるので、一度は目を通す必要がある。

当日、いざ乗船
20260603-182748s 大桟橋の駐車場は乗船ターミナルの真下。エレベーターかスロープで上がって直ぐ。上がると、到着した順に「BOADHING CARD チェックイン整理券」が渡される。バゲージタグを付けたスーツケースを預け、番号が呼ばれるのを待つ。
忘れてはならないのが駐車券の割り引き処理。乗船する前にインフォメーションでクルーズ船の乗客であることを示して、駐車券に(電子的な)割り引き処理をして貰っておかないと、出るときに通常料金を請求されて大変なことになる。

グループ番号が呼ばれるとパスポートを持って乗船手続きへ。手続きが済むとメダリオンが手渡され、いよいよ乗船。このメダリオンが重要で便利なツールなのだった。
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続く

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2026.05.31

梅雨入り前に梅野川。5月だというのに暑過ぎて退却

4月から5月にかけては、突然の雨の増水が治まらず梅野川とは縁がなかった。6月に入れば九州も梅雨入りして再び増水で釣ができなくなる。釣りに行くなら今日しかないと、梅野川へ。もちろん栃野の水位計は平水を確認済。

夜明けが早くなり、4月なら暗い中出発していたのに、5時にはすっかり明るい。7時半前に間地橋に到着。先行者の車も見当たらない。
さて、上流部、下流部のどちらから入渓しようか?2回続けて下流部に嫌われている。今回こそ下流部から入渓しようと思っていたけど、今シーズンはどうも嫌われている気がする。堰堤上の上流部から入渓することに。気温は19℃。

入渓して平瀬を過ぎた最初の大きなプールには、底の方に魚影が見える。ドライに反応が無いのでニンフを沈めてみるが、こちらも反応無し。いろいろフライを替えてみるも変わらず。ここで時間を使い過ぎるのはもったいないので、左岸の岩を登って上流へ。ここからは開けて好きな渓相が続く。

9時を過ぎる頃からフライを見に来る魚影が確認できるようになった。そして、最初にフライを咥えたのは6寸にちょい足りない17cm。
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その後、いつもなら良いヤマメが付いているはずのポイントでもヤマメの反応は無し。いないはずはないのに、今日はどうした?久しぶりの日曜日の釣行。昨日さんざんいじめられて警戒しているのか?水温は14℃。

ここはというポイントにフライを落とし続け、白泡の脇にフライを落とすとフライが消えた。あわせると水中のヤマメは勢いよく走り出した。魚影はそれほど大きそうではないのに引きが強くなかなか寄ってこない。一瞬スレか?と疑いながら慎重に寄せてくると、しっかりと口に掛かっていた。
ネットに納まったヤマメは7寸を超えた尾びれも尖ったヒレピン。
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しかし、ここからが続かなかった。

たまにフライを見に来る魚影はあるものの、咥えることは無い。カディスからテレストリアルに替えたりといろいろと試してみるも反応無し。日差しが強くなってきたので、塩タブレットを口に含み、麦茶を飲みながらのきびしい釣り。
中間育成場上の橋の上まで釣り上がるも、ヤマメをネットに納めることはできず、退渓。
20260531-132157s流星号に戻り下流部の柿の木前の駐車スペースに移動し、お昼に。気温も29℃まで上がっている。

お腹も落ち着いたところで、目の前のスロープから入渓。流れの底には時折身を翻すハヤの銀鱗が光って見える。こういう時にはまず上を向いている魚は居ない。フライを流しても、ハヤさえも反応しない。30mほどフライを落としながら上ってみるが、とてもヤマメが出るとは思えず脱渓。
川を移動することも考えたが、イブニングでないと魚は上を向かないだろうと納竿。

流星号は山を下り、日田の三隈川に沿って走っていると、外気温計を見てビックリ。36℃!
まだ5月だというのに。

強い日差しのせいか、それとも思うような釣果がえられなかったせいか、いつもより早く帰宅したのに、どっと疲れが出た。暑熱順化が上手くいってないのかな?

無理せず、ケガの無いよう安全な釣行を心がけよう。

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«流星号のヘッドライトがクリアに蘇った!