2023.09.17

悔しいフックアウト。熱中症になりそうな暑さとあまりの反応の無さで、午前中で撤収

秋雨前線は日本海、対馬方面に停滞し、天気予報では九州北西の海沿いは荒れそうだが、福岡県南東部から大分や東方面は好天に恵まれそうだ。それではと流星号を東に走らせる。

川には他の釣り人の車は見当たらない。最初の入渓者として川に降りると渇水気味。玉島川や背振は秋雨前線の影響で増水しているというのに、えらい違いだ。フライを流すとヤマメの反応は悪くないが、小さなヤマメばかり。出るには出ても、口を使っている様子が無い。減水している上にシーズンも終盤でかなり警戒した出方だ。5寸ほどのヤマメをバラした後は、小さなヤマメの反応が続く。ヤマメが付いていそうな岩陰からもフライを追う影は浮いてこない。
そして本命のポイントのすぐ上、小さな段々の溜まりにフライを落とすと想定外の大きなヤマメが突然飛び出しそれを咥えた。慌てつつもうまく合わせることはできた。しかし、岩の下に潜られてしまった。ロッドを引くとラインの先にヤマメの感触はある。岩の下から引きずり出そうと暫くテンションをかけ続けていたら、突然ロッドのテンションが解放された。ティペットが岩に擦れて切れたのかと思ったら、フライが付いてきた。悔しいフックアウト。掛かりが浅かったか。

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その後、暫く反応は無かったが、小さな流れで6寸に少し欠けるけれどやっと1尾をネットに。

そこから少し釣り上がると、全く魚の気配が無くなった。やがて石の上に真新しい濡れた足跡を発見。途中から入られてしまったか。
一度退渓し、少し上流へ移動するとその足跡の主と思われるflyfisherの姿が。声をかけると僕の存在を知っていて(流星号の少し先に彼の物らしい車が駐まっていた)入渓した後ろめたさからなのか、上流に入渓してくれという。とはいえ、すぐ上に入渓するのもなんだから、暫く登ったところから入渓。しかし、先行者の足跡が残り、既に他の釣り人が入った後だったようす。全くヤマメの反応が無いままに退渓。

この時点でまだ10時をまわったところ。納竿するには早いので一気に下流に下って再入渓。しかし、ヤマメどころかハヤやカワムツの反応も無い。水温を測ったら19℃。水温が高いせいなのか?時間を考えれば、恐らく他の釣り人が既に一度釣り上がっているだろう。結局ほぼヤマメの反応が無いまま12時に。麦茶を1リットル以上飲んで大量の汗をかき、午前中の釣りを終えて脱渓。

流星号に戻り頭から氷水を被り、冷たい麦茶を一気に飲み体温を下げる。今日も熱中症ギリギリだったか。流星号の車外温度表示は32℃だった。
昼食をとり、落ち着いたところでゆっくりと流星号を出発させて山を降り、福岡に向かう。車外温度表示を見ていると、段々とが下がっていく。普通なら山を降り街に向かうと逆に気温は上がるはず。途中から雨が降り出し自宅に到着するころには27℃。雨のせいで気温が上がらなかった(下がった)のか。
山では熱中症になりそうな温度だったのに、拍子抜け。

明日は3連休の最終日。今日の状況を見れば西は増水、東は渇水。いずれにしても釣り人は多いだろうしヤマメにとっての環境は良いとは言えない。早起きしてもラグビーの日本戦を観戦するのに留めてじっとしておこう。

今シーズンのStop fishing は、いつ、何処で迎えようか。悩ましいなあ。

 

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2023.09.16

2日連続の早朝の大雨に、玉島川も増水と濁りで今シーズンは終了。移動した渓も魚の気配が消えていた

 木曜、金曜と2日続けて早強の雷雨で目が覚めた。長崎や佐賀県の唐津市ではあっという間に冠水し大雨洪水警報が出るほどの雨だった。
金曜日は夕方に七山で打ち合わせが予定されている。近くの古湯では月曜日に今シーズン最後の放流を実施した。年券を購入し、3回ほど足を運んだけどボウズだったので、七山に行く前に古湯に寄って竿を出してみることにした。貝野川は相変わらず餌釣り師が陣取り、本流はダムからの放水が多く濁って増水気味。ライズも無くフライでは全く対応のしようが無かった。

餌釣りしていた人に声をかけると、16尾釣ったという。「そんなに釣れたんですか?」というと「でも、こんなのばっかり」、と10cmほど指を広げて見せた。今回放流したヤマメが小さかったらしい。大雨でヤマメの養魚場が被害を受けてヤマメが流されてしまったからだという。大雨はそんなところにも影響を及ぼしているのか。いずれにしても今シーズンを振り返ると、来シーズンは古湯の年券を買うことは無いだろうな。

七山に向かい、玉島川を覗き込むと朝の雨のせいか濁りが入って増水気味。さて、明日はどうだろうか?

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七山で朝を迎え、玉島川を見下ろすと、水量は少し多めくらいだけれど、やはり濁りは残って餌釣りやルアーだったらちょうど良いかもしれないけれどフライには厳しい状況。そもそも大雨にヤマメも流されているだろう。玉島川での釣りは諦め、濁りの無い渓流を求めて移動。

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標高の高い渓流は濁りもない。しかし、木・金の早朝の大雨もあるけど、7月の大雨被害で全く魚の気配が無くなっていた。
バラしもあり、やっと5寸ほどのヤマメとチビヤマメが3尾ほど釣れたものの、本当に魚の気配が無い。産卵の季節を迎えようとしているのに、生を繋げられるのだろうか?心配になってきた。

今シーズンも残り2週間。さて、明日は何処へ行こう?

 

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2023.09.14

ANA国際線使用機にラッキー!と思ったのもつかの間だった話

先週の話になるが、東京から福岡へのフライトが直前に機種変更となった。
福岡に向かう便では富士山を見ながら飛びたいので、できるだけ前方の左の窓側の席を取るようにしている。予約時点では前方の窓側を確保できていた。ところが機種変更となり、窓側ではあるものの席が翼の上になり富士山が見えない。プレミアムクラスの設定が多い機種に変更になっている。国際線仕様の787M。
プレミアムクラスの座席が多い機種なので、突然の機種変更で当然プレミアムクラスも空いている。ポイントでアップグレードすることにし、窓側の席を確保。

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6列目なのに、エンジンの横。さすが国際線仕様、ギャレーも広いし本来ならビジネスクラスの席なだけに、国内線のプレミアムクラスよりも座席の間隔が広いようだ。とは言っても欧米路線に飛ばしている長距離フライトのビジネスクラスのような半個室というわけではなく基本はプレミアムクラスの座席。本来は国際線で使用される機体なので機内オーディオも国際線仕様。映画も色々選べる。話題ではあったけど見ていなかったスーパーマリオブラザーズを見ながら離陸。

上昇しながら、機内Wifiが使用できない旨の機内アナウンス。あれ、機材の故障か?と試しに接続してみたらクレジット課金。そうか、国際線では機内Wifiは時間単位で購入しなければならないから、その仕様になっていて無料では使えないという訳か。
国際線だと3時間16.95ドル、約2500円。ここから福岡空港に着陸するまで1時間ちょっと。別に緊急性はないし、30分の7ドルだってもったいない。せっかくのプレミアムクラスだし、ワイン飲みながら映画を見て過ごすことにしよう。

さて、楽しみにしていた富士山は台風崩れの熱帯低気圧の厚い雲の下で、その姿を拝むことはできなかった。残念。

機内でWifiが繋がることが絶対という人はご注意を。

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