SFC修行僧、ANAにとってどんな存在なの?
YouTubeを見ていると、SFC(Super Flyers Card)修行関連の動画が良く出てくる。僕自身がSFC会員だし旅行関連の動画を見ることが多いからかもしれないが。
僕の場合はANAカードを持った翌年、SFC修行など意識する前に案内が来て会員になった(単純にANAに乗る回数が多くて、その当時はまだAMCもスタートしていなかった)。その時にSFCのバゲージタグが届いた記憶があるが、そのままほったらかしていたらいつの間にか無くなっていた。その後1997年にAMCが正式にスタートした頃に届いたと思われる、プラチナのタグは手元に残っていた(裏に名前がローマ字で刻印してある)。使った形跡があるので、普段の国内移動に使用しいる鞄に着けているダイヤモンドのネームタグと交換したのだろう。
前にもこのブログに書いたけど、僕がSFC会員になった当時のマイレージは航空チケットに交換できず、マイレージポイントは自転車に交換したりしていた。無理な修行をして獲得するほどのものでもなく、ネットのポイント制なんかも無い時代で、ベルマークやカードのポイントと変わらない位置づけ。唯一わかりやすいメリットは、空港のラウンジ富士(当時)が使えるくらいだったか。
話を元に戻すと、SFCを修行してまで獲得したいのはなんでなんだろう?確かに、ダイヤモンドやプラチナといったステイタスは、前年の搭乗やライフソリューションサービスの利用に応じて付与される、1年間だけのもの。それに対してSFCは1度獲得すれば、カードを退会しない限り一生有効。
もちろん、僕自身は頻繁に飛行機に乗るので、いろいろと恩恵は享受している。海外に行くときはスターアライアンスゴールド会員としての扱いは有り難い。一方、国内移動の際にはラウンジでお酒も飲まないので、カード会社のラウンジでもいい(福岡空港に限れば、カードラウンジの方が快適)。座席が前方で確保できるくらいのメリットだったが、来年の運賃改定で、安いチケットだとSFCでも座席指定もできなくなる。こうなると僕の場合に限れば国内線の利用では、搭乗時にグループ2で早めに乗れること以外にはSFCであるメリットはほとんどなくなってしまう。
マイレージポイントの獲得だけを目的に、無理な飛行機移動(沖縄までとんぼ返りとか)をしてくれるので、航空会社にとっては有り難い存在なのだろうが、そこまでして辿りついたSFC会員はその後どのような顧客行動を取っているんだろうか?
SFC会員になるために無駄に飛行機に乗るだけの財力があるのであれば、必要なときにプレミアムクラスのチケットを取れば良いだけだろうし、ある程度の頻度で飛行機を利用する人ならば、プレミアムクラスを利用していれば直ぐにSFCに手が届くと思うのだが。
YouTubeの再生回数稼ぎのための煽りに振り回されているだけじゃないのかなあ?
さて、昨日のフライトを加算した時点で、ANA搭乗分のみでも 999,508 LTマイルに。来週のフライトでいよいよミリオンマイラー達成だ!