2025.07.10

SFC修行僧、ANAにとってどんな存在なの?

YouTubeを見ていると、SFC(Super Flyers Card)修行関連の動画が良く出てくる。僕自身がSFC会員だし旅行関連の動画を見ることが多いからかもしれないが。

僕の場合はANAカードを持った翌年、SFC修行など意識する前に案内が来て会員になった(単純にANAに乗る回数が多くて、その当時はまだAMCもスタートしていなかった)。その時にSFCのバゲージタグが届いた記憶があるが、そのままほったらかしていたらいつの間にか無くなっていた。その後1997年にAMCが正式にスタートした頃に届いたと思われる、プラチナのタグは手元に残っていた(裏に名前がローマ字で刻印してある)。使った形跡があるので、普段の国内移動に使用しいる鞄に着けているダイヤモンドのネームタグと交換したのだろう。
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前にもこのブログに書いたけど、僕がSFC会員になった当時のマイレージは航空チケットに交換できず、マイレージポイントは自転車に交換したりしていた。無理な修行をして獲得するほどのものでもなく、ネットのポイント制なんかも無い時代で、ベルマークやカードのポイントと変わらない位置づけ。唯一わかりやすいメリットは、空港のラウンジ富士(当時)が使えるくらいだったか。

話を元に戻すと、SFCを修行してまで獲得したいのはなんでなんだろう?確かに、ダイヤモンドやプラチナといったステイタスは、前年の搭乗やライフソリューションサービスの利用に応じて付与される、1年間だけのもの。それに対してSFCは1度獲得すれば、カードを退会しない限り一生有効。
もちろん、僕自身は頻繁に飛行機に乗るので、いろいろと恩恵は享受している。海外に行くときはスターアライアンスゴールド会員としての扱いは有り難い。一方、国内移動の際にはラウンジでお酒も飲まないので、カード会社のラウンジでもいい(福岡空港に限れば、カードラウンジの方が快適)。座席が前方で確保できるくらいのメリットだったが、来年の運賃改定で、安いチケットだとSFCでも座席指定もできなくなる。こうなると僕の場合に限れば国内線の利用では、搭乗時にグループ2で早めに乗れること以外にはSFCであるメリットはほとんどなくなってしまう。

マイレージポイントの獲得だけを目的に、無理な飛行機移動(沖縄までとんぼ返りとか)をしてくれるので、航空会社にとっては有り難い存在なのだろうが、そこまでして辿りついたSFC会員はその後どのような顧客行動を取っているんだろうか?

SFC会員になるために無駄に飛行機に乗るだけの財力があるのであれば、必要なときにプレミアムクラスのチケットを取れば良いだけだろうし、ある程度の頻度で飛行機を利用する人ならば、プレミアムクラスを利用していれば直ぐにSFCに手が届くと思うのだが。

YouTubeの再生回数稼ぎのための煽りに振り回されているだけじゃないのかなあ?

さて、昨日のフライトを加算した時点で、ANA搭乗分のみでも 999,508 LTマイルに。来週のフライトでいよいよミリオンマイラー達成だ!

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2025.07.07

航空会社が企業向けマイレージサービスを始めたらどうなる?

ときどき問題になる、出張で利用した飛行機や新幹線の利用で獲得したポイントの所有権。会社の経費で獲得したんだから、個人のものにするのはおかしいのではないか?と。今時、わざわざ出張しなくてもオンラインで済むような会議やミーティングでも、マイレージポイントを貯めたい(と出張先で羽を伸ばしたい)がために出張の用事を作っている場合もありそうだ。

かつて、航空チケットが紙の頃は紙の回数券が存在していて、大口利用する企業は航空会社と契約して割安に回数券を購入したり、航空会社の営業窓口を通して予約すれば割引などしていた。出張者も前払いや立て替え払いをしなくて済むので、助かっていた。出張経費を実費で精算する企業にとっては、割安な航空チケットを利用してくれれば経費削減になるのでポイントくらいは大目に見ていられた。

しかし、今時のチケットはネットで購入するのが当たりまえ。チケットレスになったので購入時に本人確認をして、乗るときにはスマホの画面かプリントされたQRコードが必要になる。一旦は自分のカードで決済をして、領収書で精算というのが一般的だろう。

一方で、ANAであれば、ANA Biz という企業向けのサービスが既にある。しかし、

ANA Bizガイド

を見る限り、チケット購入時に上司の決裁(承認)がないと買えない。そこにタイムラグも発生するだろうし、ちょっと面倒。請求は一月に一回、一括して会社へ請求だから立て替えは発生しないけど。出張者がANAのマイレージ会員だったら、ログイン時にその情報が引き継がれるようなので、当然マイレージポイントも出張者に付いてるんだろう。

このポイントが契約企業に付いて、ポイントをskyコインに換えて支払に使えるようにしたら、経費削減に繋がる。

でも、こんなことしたら出張のモチベーションは下がるし、オンライン会議で充分ということで出張が減るので、航空会社としてはやぶ蛇か。

それにしても、来年のANAの運賃改定は残念。「シンプル」で予約すると事前座席指定もできなくなるんだ。僕みたいにSuper Valueを使って頻繁に飛んでいる者にとっては、大きな問題。せめてLCCみたいに有料で座席指定を可能にして欲しいなあ。

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2025.07.05

いつもの川は増水に先行者、移動した初めての川では先が見えない中の暑さに途中離脱。

いつもよりも早く、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。余裕を持って出発できる。さて何処へ向かおうか?暫く好天が続いているので、水量は心配ないはずだ。梅野川?それとも高瀬川?そうだ、今シーズン、まだ良い魚に出会えていないあの川に行こう。

と勇んで出かけたは良いものの、到着するとなんと想定外の増水。上流で局地的なにわか雨でも降ったのか?水面は泡だらけで、これではドライで釣り上がれる区間は限られている。せっかく来たので、安全な区間に絞って入渓。しかしというのか案の定というべきか、ここは絶対にヤマメが付いている筈というプールでもフライに反応が無い。時間が早いからか、それとも増水して上を向いていないのか?
たまに小さなヤマメがフライに反応するが、フライを咥えるほどのサイズでもない。しかも、上の道路を餌師が下ってくるではないか。こんな早くに先行者がいたのか!結局、ボウズのまま退渓し、移動することに。といっても、ここがこれだけ増水していると、さてどこへ?

30km弱移動して、小さな渓流へ。多少増水はしているものの、それほどでもない。しかし、Rodの選択を間違えた。ショートロッドに持ち替えずに7f6inのRodのまま入渓したものだから、まともにキャスティングができない。悪戦苦闘しながら釣り上がるもなんの反応も無し。辿りついた堰堤でもドライでは無反応。なんとかニンフで5寸ヤマメを2尾釣り上げて一旦退渓。
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堰堤の上から再び入渓しようと道路に上がると、車が駐まっていて、男性が立っていた。声を掛けるとテンカラ師だという。いつもなら僕が流星号を駐めたところに車を駐めて入渓していたらしい。この川によく来るようで、更に釣り上がると500mほど上流に堰堤があるので、そこまでは釣り上がれると教えてくれた。

再入渓するも、そこからが想定外の山岳渓流のような渓相。先の見通しは悪いしRodは長いし、このまま釣り上がって大丈夫か?日も高くなり気温も上がって熱中症にでもなったらどうしようもない。両岸深く切り立って退渓ポイントも見当たらない。途中、1度だけヤマメがフライを追って泡の下から出てきたが、直前でUターンしその後はフライを替えても無反応。

ここで気持ちが切れた。お昼も廻っている。堰堤まで釣り上がるのは諦めて、どこかに退渓できる場所はないか?と探しながら釣り上がって(というよりも惰性でRodを振っていただけのような感じ)いると、石積みの壁を発見。これなら登って道路に出られる!
必至に石壁をよじ登り、やっとの思いで道路に出て歩いていると、さっきのテンカラ師の男性の車が。

「釣れましたか?」と聞かれても、「それどころじゃなく、そこで上がってきました」と応えると、「堰堤はもう目の前だったのに!」と。
初めての川はやっぱり難しい。半日でヘトヘトにくたびれた。
木陰に流星号を移動させてから、渇いた口に昼食のサンドイッチを頬張り、次回のリベンジを誓って帰路に着いたのでした。

 

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