2021.05.03

再放流翌日の古湯、シビアなライズでなんとか25cm

5月2日は古湯でヤマメが再放流された。放流当日は、flyではまず釣りにならないので、一日ずらして朝から古湯へ。

午前7時過ぎに到着すると、川原の遊歩道には既に5台ほどの車が駐まり、他にも宮之淵橋の周辺や川沿いの道には、釣り人の物らしい車がたくさん駐まっている。もちろん川にも釣り人の姿が。貝野川は推して知るべし。

嘉瀬川本流は宮之淵橋から下流には釣り人の姿が無いようだったので、いつものライズポイントを目指す。しかし、タッチの差で先にflyfisherが入渓していた。とはいえ、ライズはまだ無いのでそのポイントが空くまで土管前や深みをニンフで探ることに。すると直ぐに当たりが。22cmほどの放流ヤマメがネットに納まった。

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しかし、そのあとが続かなかった。

先ほどのflyfisherはライズを待つことなく釣り上がり、間もなくポイントは空いたので移動しライズを待つ。やがて、対岸にいつものflyfisherが。彼はそこからライズが始まるのを待つが、僕は右岸側を行ったり来たりしながらライズを探す。

10時頃に最初の小さなライズを発見。試しに#26のユスリカアダルトを流すも反応無し。フローティングピューパでも同様。その後暫くの間ライズはなくなった。ここでライズをするヤマメは、何度もリリースされスレまくった個体。ちょっとやそっとではキャッチは難しい。

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そして11時くらいから散発のライズ、うわずる魚影を確認。この個体に狙いを定めフライをとっかえひっかえしながらアプローチすること40分以上。そしてついに#20のクイルボディパラシュートを喰った!強い引きで広いプールを右に左にと泳ぎ回りなかなか寄せられない。長い戦いを終えネットに納まったのは、前回と同じ25cmの銀ピカのヤマメ。うっすらとパーマークが見えているので、前回の個体とは違うようだ。
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ちょうどお昼時となったので、一旦退渓して昼食。
午後は貝野川の様子を確認しにいって見ると、走る魚影を2度確認。放流されてまだ釣れ残っているヤマメがそれなりにいるようだ。釣り人もまだまだ多い。

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本流にも貝野川にも、釣り人が多いし良いヤマメを釣り上げたので、ちょっと早いけど2時過ぎに納竿。

今回放流されたヤマメも釣られずに、あるいはリリースされて少しは残るだろう。1週間もすれば水生昆虫のハッチにライズをするようになるだろうから、今シーズンもう暫くは古湯でライズの釣りが楽しめそうだ。

追記
4月24日のヤマメの写真と今回の写真を並べて比較すると、ヒレの形、白い部分の場所などがほぼ同じ。親父の事を知らせに来たのと同じ個体だったようだ。

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2021.04.24

親父の代わりに知らせに来た?古湯でヤマメ25cm

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福岡を2週間離れている間に季節は随分進んだ。前回の古湯はまだ桜が咲いていたのに、ここ数日で気温は上がり、日田では真夏日にまでなった。
3週間ぶりに古湯に足を運ぶと、好天が続いて雨が少ないせいか嘉瀬川ダムは随分減水していた。しかし、かんじんの嘉瀬川本流はダムの放水量を増やしているのか、少し濁りが入って増水気味。10時半に到着した時には川にも遊歩道にも、人の姿も1台の車もなかった。

そろそろライズが始まり釣り人がやってくる時間帯だろうに、ひょっとしてもう古湯にヤマメはいなくなった?多少の不安を感じながら準備をし、川面にライズを探しながら天河川との合流点まで歩いて下るがライズは見当たらない。瀬に出ているかとブラインドで叩いても何も反応無し。こうなるとライズを探すしかないか。

暫くロッドを置いてプールに目を凝らすと、ライズ発見!ここからまた何に対してライズしているかの謎解きの時間。風は無いのに水生昆虫のハッチはほとんど確認できず、飛ぶ虫も、水面に流れる虫の姿も見えない。さっきのライズさえもひょっとして見間違いだったかと思えるくらいに水面は静か。

まず前回同様にティペットを9X、#26のユスリカアダルトを結んで流してみるが、反応無し。ピューパもダメ。たまに大きなメイフライが飛ぶ姿が見えたので、スペンドタイプのメイフライを流してみたら喰った!しかも良いサイズで強い引き。しかし、ティペットは9X。慎重にやりとりをし随分時間をかけてネットに納まったのは今シーズン最大最高、25cmのカッコイイ雄。

もうこの1尾だけで満足。時計はちょうど正午を廻ったところ。ここで一旦退渓してお昼を取ることに。変わらず川には僕以外誰もいない。

川原に腰を下ろし、川面にライズを探しながらパンを食べていると、携帯が鳴った。

父が息を引き取った」と。

ちょうどヤマメとやりとりしていた時刻。親父がヤマメに姿を変えて出たのか、それとも知らせに来たのか?ここで休憩を取っていなければ、電話が鳴っても気がつかなかった可能性もある。

今年最高のヤマメは、父の成り代わりだったのだろうか。

91歳の天寿を全うした我が親父に合掌。

 

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2021.04.15

桜が満開の那珂川、しかし初めての北関東遠征は空振り

僕の釣行先は福岡から日帰りできる佐賀~大分の範囲か、東京でも日帰りできる範囲に限られている。特に関東圏では山も深いし川も多い上に土地勘がない。情報を集めて確信が持てないとわざわざ出かけることはない。これまでの釣行は奈良子や忍野、養沢など主に中央高速を使って行ける所か、近場の朝霞ガーデン、あるいは冬期限定のしらこばと水上公園のプールフィッシングくらいだった。

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先月、友人が突然マンションを売却して都会生活を捨て、西那須野の別荘地に中古の家(ドームハウス)を購入し引っ越した。箒川と那珂川の真ん中!彼はこれからここを拠点にキャンピングカーで日本全国を旅する計画なのだそうだ。釣りをする人間にとってはなんと羨ましいことか。ところが彼は釣りをしない。そんな良いところに引っ越ししたのなら、彼の家を北関東の釣りの拠点にするべくflyfishingの世界に引きずり込んでしまえ!そこで、使っていないタックル1セットを手土産に彼のドームハウスを目指した。

S 片道160kmほどを東北自動車道を使って2時間ちょっと。渋滞もなくスムーズに到着。しかし、天気は下り坂。夜は雨が降る中の東屋でバーベキュー。数年ぶりに顔を合わせて時間が経つのも忘れ、日本酒をしこたま飲みながら話し込んだ。さすがに寒くなったのでドームハウスの薪ストーブの前に移動し、更にバーボンハイボールのグラスを重ねた。

翌日は昨夜からの雨がまだ残っていた。予報では10時くらいには雨も上がるはずと霧雨が降る中を出発。昨日セブンイレブンで購入した遊漁券(日釣り1500円)を持ってまずは那珂川へ。このあたりは那珂川北部漁協の管轄河川。漁協のサイトには放流情報なども細かく記載されている。確認しておいた放流ポイントをまずは目指す。駐車場に車を駐め、入渓の準備をするが霧雨と強い風が治まらない。ちゃんと川へ降りるスロープも整備してあり、入渓・退渓は問題ない。昨夜からの雨で増水や濁りが心配だったが、水はクリアで美しく青い水。しかし、川原には多くの足跡が残されており、連日多くの釣り人が訪れている事は容易に想像が付く。

20210414-114348s 20210414-114512s 雨も止まず風も強い。ちょうど鯉のぼりを川に渡す作業をしていたが、強風のために難航していた。既に渡された鯉のぼりは、ほぼ真横になって勢いよく泳いでいた。僕一人なら釣りを強行するところだが、今回はflyfishingが初めての友人を伴っている。雨と強風に身体が冷え、彼は早々に戦意喪失。無理に付き合わせるのも申し訳ないし、このまま無理な釣りをするとflyfishingを嫌いになりかねない。

20210414-121207s20210414-120618s もうすぐ12時、ひとまずお昼を食べて身体を温めて落ち着こうと近く のそば屋に入る。東京や福岡の桜はすっかり終わってしまっているのに、このあたりはちょうど満開。けんちん蕎麦で身体を温めて会計を済ますと、お店の人から「釣りですか?」と尋ねられた。「はい」と答え状況を尋ねると、残念な回答が。

「放流された魚よりも釣り人の方が多いくらいでしたよ」とのこと。途中の木の俣川も同じ状況だったようだ。多分、北浅川と同じような状況なのだろう。ということは、釣り上げられずに残った少ないヤマメを狙うことになるのだが、初めての川だし今の時期は古湯のようにライズを見つけてそれを拾う釣りになる。しかしこの天候と風ではプールでも水面は波立ち、水生昆虫の姿もほとんど見られないのでライズもない。魚の気配も感じられない。このまま釣りを続けても体力を消耗するだけで、風邪さえひきかねない。残念ながら今回の那珂川での釣りはここで撤収。木の俣川でもちょっとだけ竿を出したけど同じ。

川にいても東京のクライアントさんからの電話などにも対応できたが、ドームハウスに戻りメールのチェックや返信など落ち着いて仕事をかたづけ、再び夜は二人でグラスを傾ける。

そして翌日は朝から快晴(一番上の写真)。この天候が一日ずれていればなあ。
次回のリベンジを誓いドームハウスをあとにした。

ほぼ定速走行の平均燃費は普段の倍の15.6km/リットル(東京の車、HONDA アヴァンシア ヌーヴェルヴァーグ2003年式はレギュラーガソリン) だったので、消費したガソリンは片道約10リットル。高速代金と合わせて6,000円弱。往復で約12,000円。梅野川への釣行も往復で約5時間だけれど、こちらは高速を使わず行程約200kmのガソリン代(流星号はハイオク、約15リットル)だけ。東京で釣りに行くとやっぱり高くつくなあ。

それでもいつかは神流川や桂川、那珂川で尺ヤマメをネットに納めるべく挑戦を続けよう。

 

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