ダイヤモンドプリンセス これから乗る人への参考に-②船の中でのあれこれ
乗船すると、部屋の準備が整うまではビュッフェレストランやバーで食事やカクテルなどを楽しむこともできる。プールサイドでピザやハンバーガーを食べながらビールもオススメ。早く乗船すると、4時の出港まで数時間あるので、船内探検も楽しい。
因みに僕たちは乗船して直ぐ、プールサイドでハンバーガーをオーダーしてビールで乾杯した。
4時になると、くじらの背中の人たちに見送られながら船は静かに横浜大桟橋を離れ、横浜ベイブリッジをくぐり東京湾へ、そして太平洋へ。
見逃し厳禁の「ウェイク・ショー」
外洋に出ても海は静かで、ほとんど船は揺れない。バーでくつろいでいると準備が整ったとの案内があり部屋に向かう。部屋の入室にはカードキーや鍵を刺し込む必要は無く、メダリオンが部屋に近づくと自動的に解錠される仕組み。部屋のドア横のモニターにはメダリオンにマッチした顧客の顔写真が表示される。
部屋に入ると大きなTVモニターがあり、様々な情報やエンタテインメント(映画や音楽、TV、ラジオなど)が提供される。このモニターで最も重要なのが、毎日更新される「ウェイク・ショー」。寄港地の情報やその日の船内で実施されるエンタテインメントの案内が30分前後のトークショーとして放映される。寄港地でのシャトルバスの情報やグルメガイド、オススメのお土産や立ち寄りどころなど情報満載。僕たちはこのショーの情報に随分と助けられた。ダイヤモンドプリンセスに乗船したら、この「ウェイク・ショー」は見逃さないように。
残念ながらテレビプログラムで日本語のチャンネルはBS NHKのみ。国際ニュースや朝ドラ、MLBの中継などばかりで国内のニュースも見ることはできなかった。
高速Wifiのデバイスの切り替え
外洋に出てもネット環境は確保したい。平日に何日も電話もネットも通じない環境は、何かと不安だし迷惑も掛けてしまう。一応、仕事もできるようにノートPCを持ち込んでいる。メールのチェックや返信、作成した書類を添付して送信などはどうしてもPCでなければ厳しい。ということで、船内で使用できる高速Wifiが1泊1デバイス30ドルで契約できる。僕たちはプリンセスプラスをセットしたので、Wifiも使える。
ところが、あくまでも1デバイスなので、スマホとPCを同時に繋げることができない。船内の生活にはスマホのアプリが必要。部屋に戻ってPCを使うときにはデバイスの切り替えを行わなければならない。この切り替えは、ブラウザで medallionclass.com を開いて行う。この切り替え方法も部屋のモニターのプログラムから得ることができたが、英語の案内のみ。
Wifiは意外と高速で、TverやYouTubeも難なく再生できた。おかげで、ニュースや見逃したドラマなども見ることができた。
船内は英語圏の外国。日本人客は僅か1/3
日本発着のクルーズなので日本人がほとんどかと思って乗船したら、なんと想像とは大きくかけ離れた世界だった。世界36カ国から、2700人超の乗客のうち、日本人は僅かに1/3で国別では2番目。一番多いのはアメリカ人で、カナダやオーストラリアなどからの乗客も多かった。年齢は仕事をリタイアした70前後が中心に見えた。かなりのご高齢の方も珍しくない。
因みに、今回の航海で一番多く乗っているお客さんは2,000泊以上!90歳を超える日本人のご婦人だとか。春から11月の日本でのクルーズにはずっと乗りっぱなしらしい。ほぼダイヤモンドプリンセスで暮らしているといっても良いでしょう。
レストランやバーのメニューは英語と日本語の2カ国語表記だけど、スタッフはほぼ英語。日本人スタッフは限られていて英語のコミュニケーションが基本。船内はハワイよりも外国です。
コロナ禍での教訓
ダイヤモンドプリンセスと聞けば、コロナ禍での船内感染被害が誰の記憶にも残っているだろう。なによりもそれを一番忘れないのはダイヤモンドプリンセス。二度と同じ事を繰り返さないよう様々な対策を打っているようだった。
わかりやすいのが、客室以外の公共スペースにあるトイレの手洗い場。こんなプレートが必ず設置してある。石けんを使って20秒以上手を洗い、流水でよく流すようにと。また、メダリオンを身につけているので、船内での行動が全てトレースされている。もしもまた船内でウィルス感染が発生した場合は、濃厚接触者が直ぐにわかり連絡が行く仕組みになっているという。
先日大西洋で発生したハンタウイルスの船内感染のような事が起こっても、早期に適切な対応が期待できそうだ。
つづく







