2019.11.12

Inter City(IC)に日本語でネット予約して乗る方法(ベルギーにて)

アムステルダムへの列車の旅では、車掌が頻繁に検札にやってきた。ベルギーの駅には改札がないので、検札で不正乗車を防いでいるのだろう。切符無しで乗っているのが見つかると、数百€の罰金だと言っていた。

その検札では、僕たちは紙のチケットを持っていたのでそれを見せていたが、スマホの画面をかざす乗客も多くいた。どうやら、ネットで購入するとスマホに券面とQRコードが表示されてチケット代わりになるらしい。最近の飛行機の搭乗券と同じだ。

ヘントに出かけるのに再びICのチケットを購入しなければならないので、試しにネットで購入してみた。

Googleで「ブリュッセル ヘント 列車」で検索すると色々と出てくるが、まず出てくるRAILEUROPEは日本でチケット予約をして、日本で発券するサイトなのでパス。残るは必然的にvirailということになる。

日本語で検索しているので、開くといきなり日本語のページで拍子抜けするが、これなら間違いも無いし簡単だ。チケット購入を順に追っていくと
20191112-154601 
Google検索からvirail を選んで開くと、乗車駅と下車駅が記入された状態でサイトが開くので、乗車日を入れて検索ボタンを押す。

20191112-154906
次に開いたページの左に、条件を絞り込むスライドバーが何種類もある。乗車時間帯、到着時間帯、乗り換え回数、駅(一つの都市に複数の駅が存在する場合)などを絞り込むと、条件にあった列車が右に表示される(間にtrivagoやexpediaなどの広告が紛れ込むけど無視)ので、そのなかから最適な物を選択してクリック。

20191112-154931
すると、ポップアップで該当する列車の詳細が表示され、問題なければ「選択する」をクリック。

20191112-154941
virailのチケット風の画面になり、数秒後にsaveatrainにリダイレクト。

20191112-154956
表示されるチケットの中から選んで「選択する」をクリック。
もちろんsaveatrain をいきなり開いてここからスタートでも大丈夫。むしろその方が早い。
20191112-155021
再び確認画面。「議事録」は所要時間、「直接」は乗り換え無しということでしょう。
問題なければ「進む」をクリック。

20191112-155048
やっと決済画面。必要事項を入力し、このあとカード番号なども入力すると無事購入完了。

20191104-133027
「この注文は完了しました」と変な日本語で完了画面。
しかし、ここで安心してはいけない。注文時に登録したメールアドレスに確認メールかチケットのpdfが届くのかと思っていたら何も来なかった。この注文完了画面のスクリーンショットを撮っておくこと(手書きで書き留めるより確実)。

saveatrainのサイトのTOPに戻り、上の「予約を管理する」をクリックすると「予約を探す」ポップアップが立ち上がる。
上の完了画面に表示された「注文コード」を「注文番号」欄に、メールアドレスを記入して「見つける」ボタンを押すと予約したチケットが表示される。

スマホでサイトを開き、注文コードとメールアドレスを入力して表示しても良いが、その画面からpdfをダウンロードできるので、pdfをアクロバットリーダーで直ぐに表示できるようにするのがオススメ。

20191112-153150
チケットはこれだけれど、スマホで検札する際には右下のQRコードを拡大して読み込ませる。

20191112-153208
これがチケットの確認コードとなる。

saveatrain をブックマークしていれば直接開いて予約・購入すれば大丈夫。

以上、ベルギーでネット予約してチケットレスでICに乗車する方法でした。

 


| | コメント (0)

2019.11.07

断水した羽田空港第2ターミナルビル。ANAのラウンジはこんなだった

国際線ビルは該当しなかったようだが、羽田空港の水道水に異常が見つかって断水。ほどなく第1ターミナルビルは問題なしとして通水されたものの、第2ターミナルビルは引き続き断水。

その最中の11月7日に羽田空港から福岡へ飛ぶことになっていた。出発予定は12:45で、本当なら空港で食事を済ませて搭乗したいタイミング。空港での食事はできない、弁当もほとんど売り切れているとニュースなどであらかたの情報は得ていたので、軽くラウンジで食べられるパンをコンビニで調達して空港へ向かった。

20191107-121647s

ラウンジに入ると、飲み物のサーバーは全て利用できなくなっていた。
冷蔵庫には機内サービスで使われている大型紙パックのジュースと牛乳があるだけ。それに急遽仮設で用意したのだろうウォーターサーバーが一台。もちろん、洗浄ができないのでグラスやカップはなく紙コップのみ。1995年の福岡大渇水の時を思い出す光景だ。

飲み物はラウンジでと思っていたが、まさか珈琲のサーバーまでストップとは思わなかった。

20191107-115102s20191107-115039s 搭乗前のルーティンはお預けに

ラウンジを出る前に炭酸水を少量口に含んでからトイレに行き、さっぱりしたところで搭乗口へ向かうのがいつものルーティン。しかし今日ばかりはそうはいかない。

20191107-121915s 炭酸水の代わりに水を一口飲みトイレに行くと、入り口には張り紙が。断水のため「小」はできるが、「●」はダメだ日本語と英語で表示してあった。

個室の方には犯行現場か妖怪を閉じ込める結界のごとく、テープで立ち入らないよう封印してあった。こうしないと不届き者が用を済ませて流さないままその場を立ち去ってしまうことも考えられる。

20191107-122128s 20191107-122131s そして、テレビでも紹介されていた手洗いのために用意されたペットボトル。非常用飲料水のミネラルウォーターで手を洗うとは、なんとももったいない。アフリカや水が貴重なところで水くみをしている子ども達に申し訳ない。そうは言っても、飛行機に余計なバイ菌を持ち込まれては困るので、ちゃんと手を洗ってもらおうと言うことなのだろう。

こうして断水した空港のラウンジを出て飛行機に搭乗すると、僕の隣の席にはアラフィフの女性が既に腰を下ろしていた。彼女もスーパーフライヤーなのだろうか。

そんなにお腹が減っていたの?

隣の彼女は、乗客が一通り搭乗を終え通路を通る人が少なくなると、いきなり空弁を取り出して食べ始めた。まだ飛行機の扉も閉まっていないというのに。断水でレストランが営業しておらず、お腹を減らしていたのだろうか?

搭乗口の扉が閉まる頃には食事も終え、今度は膝の上にPCを開いて仕事?を始めた。とにかく忙しい。
しかし、暫くキーボードをたたいていたと思ったら、水平飛行に移る頃にはPCを閉じて鞄にしまってしまった。上空でテーブルを開いて落ち着いた姿勢で食事をし、PCに向かった方が良さそうなものを、と思ったが、どうやら睡眠時間を確保したかったための様子。PCを閉じ鞄を抱え込むなり船を漕ぎ出し、僕の肩にもたれかからんばかり。よほどハードな仕事をこなしているのか、それともプレッシャーと戦っているのか。

僕はいつものようにkindle fireでシャーロックを2話見たところで着陸。「福岡ではもうすこしゆっくりと時間を過ごせると良いですよね」、と心の中でつぶやきながら席を立った。

 


 

| | コメント (0)

2019.11.02

レンブラント、フェルメール、そして帰りは行きの倍の6時間半ーブリュッセルからアムステルダムへ、列車で日帰り旅行に行ってきた-Part2

Dsc_6116s

ブリュッセルからアムステルダムへ、列車で日帰り旅行に行ってきた-Part1より続く

運河クルーズの船を下りると、既に1時を過ぎていた。急いで国立美術館に向かわなければ!

Dsc_1122s 一旦アムステルダム中央駅に戻り、地下鉄とトラム共通の一日券(8€)をまず購入。しかしどの路線に乗って何処で降りれば良いのだろうか?路線図では24番のトラムに乗れば近くまで行けそうだ。が、その24番のトラムはどこから乗るの?と、とにかく朝の思いつきで突然やってきたアムステルダム。わからないことだらけ。

Dsc_6112s やっと見つけた乗り場から24番のトラムに乗り、GoogleMap上で移動する自分の位置を確認しつつ美術館に近づいたところで降り、そこから歩いて5分ほどで美術館へ無事到着。スマホ様々、GoogleMapありがとう、である。

国立美術館の前にも当然運河があり、そこにも観光船の乗り場があった。ここからも周遊のコースがあるのだろう。

滞在時間30分!

Dsc_6133s

美術館の建物はアムステルダム中央駅によく似た外観だと思ったら、設計者が同じらしい。
それよりも、既に時刻は2時近い。急いで入館して夜警とフェルメールを見なければ。本当なら一日かけてじっくりと美術品を見て回りたいところだけれどそれは叶わない。この目で実物の作品を見るということだけが今回の目標になった。悲しいけれど、鑑賞とはほど遠い。

Dsc_1128s
ところで、「夜警」は?「フェルメールの作品」はどこにある?
広い館内、ピンポイントでその場所を目指さなければ時間切れで見られなくなってしまう。フロアガイドを手に一目散に2階へ駆け上がる。

夜警は修復中で、その修復作業そのものを見せるというパフォーマンス的な展示。職人が足場を組んで……というのを想像していたら、光学レンズで何かのデータを取ってコンピュータに記録しているのか?いかにも現代の科学的アプローチ。足場とその機器のおかげで、「夜警」そのものはほとんど見ることができず、次は同じフロアのフェルメールの作品がある場所へ。

3作品のうちの一つ、「小路」の展示は無かったが他の2つ「牛乳を注ぐ女」と「手紙を読む女」は見られた。どちらも思ったよりも小品で、「夜警」とのコントラストがなんとも言えない。

Dsc_6124sDsc_6120s

 

 

 

 

入館料20€を支払って、国立美術館の滞在時間はわずかに30分!それでも、行かなきゃ見られない天下の名品をこの目で見たのだ!

Dsc_6137s 残念ながら3時の列車には間に合いそうもないが、再びトラムに乗り中央駅へと向かった。
駅に到着したのがちょうど3時。そこからチケットカウンターに並んでブリュッセル行きの乗車券を購入し、4:03発のIC出発まで海と目の前を走る自転車(オランダは自転車大国だった!)を見ながらカフェでしばしの時間くつろいだ。本当は運河をみながらカフェでゆっくりとしたかったのだけど、それは叶わなかった。

何故待ってくれない!?

Dsc_6140s 4:03の定刻に列車は出発、1回目の乗り換えは問題なく帰りもこのままスムーズに行くのかと思っていた。しかし、途中の駅で停車したままなかなか出発せず、この駅の出発は5分遅れとなってしまった。もともとBREDAでの乗り換え時間は5分。しかもホームは離れている(7番ホームに到着し、5番ームへ)ので一度階段を降りて再び上がらなければならない。5分遅れで到着した時には、その列車はまだ5番ホームに停まっていた。乗り換えの客は列車を降りるなり5番ホームへダッシュ!階段を駆け上がったところで、しかし無情にも列車は発車してしまった。

ホームに取り残され、落胆した乗り換え客。BREDAには改札があって(アムステルダムにもあったので、オランダ国内は改札があるのか?)出ることもできず、駅員を探すも見当たらない。次のブリュッセル行きの列車はいつ、どこから出るのか?と改札の脇に銀色のポールが立っていて、「infomation」(だったと思う)の文字とマイクらしき物とボタン。試しに押してみると応答があった。次のブリュッセル行きを訪ねると、5番ホームから6:42分出発だという。乗り遅れた列車の1時間後の列車だ。この乗り換えで1時間のロス。

日がとっぷりと暮れて寒い中、ホームの冷たいベンチにじっと座って待っていると、やがてホームに列車が入ってきた。この駅始発のようだ。列車に乗れれば寒さはしのげる。ところが定刻になっても発車しない。7番ホームを見ていると、列車が入ってきた。乗り継ぎを待っているようだ。どうして前の列車は待ってくれなかったのか?と腹立たしくもあったが、僕たちと同じ思いをする人が減るだけでも良いだろう。

そして定刻よりも僅かに遅れて列車はブリュッセルに向けて出発した。

客以外誰も居ないアントワープ駅

Dsc_1118ss BREDAを出発してほどなくするとアントワープ駅に到着した。しかし、今度はなかなか出発しない。暫くすると車内アナウンスが流れ、この列車はキャンセルになったという。2番ホームの列車に乗り換えるよう言ってる。乗客は慌てて列車を降りて2番ホームを目指す。

アントワープ駅はホームが何層にも重なっていて、到着したホームから2番ホームへはエスカレーターでずっと登っていかなければならなかった。一番上の階にある2番ホームにたどり着くと、そこには列車はいない。同じく上がってきた他の客達は反対の3番ホームに止まっている列車に乗り込んでいくが、そもそも行き先がわからない(ブリュッセル行きではない)のでそれに乗って良いのかもわからない。僕たちと同じように2番ホームで待つ者もいれば、3番ホームの列車に乗り込む者もいてホームは混乱していた。暫くすると、ぎゅうぎゅうになった列車が3番ホームから出発。そして2番ホームには列車が入ってきた。これか!と思ったら、客を降ろしたら回送で乗れないと車掌が言う。

これは困った。美しくもだだっ広いアントワープ中央駅。余裕があれば写真を撮りたいところだけれどそんな余裕もなく、タダひたすらに情報を求めて発着案内の電光掲示板を見たり駅員を探したり。インフォメーションセンターもシャッターが降りて、駅構内には客以外に話を聞けそうな人間がに当たらない。そもそも、他の客も途方に暮れている。

20191102-203422s
駅を上がったり下がったりしていると、チケット売り場が見えた。アントワープにも改札がないのでチケット売り場へそのまま出られる。少なくともここなら何か情報があるはずだ、と列に並び順番を待った。
順番が来ると、持っているブリュッセル行きのチケットを見せて、どうやったらブリュッセルへ行けるのか教えて欲しいと告げる。すると、2枚の紙をプリントアウトしてくれて、まず2番ホームから出る列車(今度こそ!)でLeuvenまで行って、そこからブリュッセル行きに乗り換えると教えてくれた。その列車も間もなく出発だ。その後Leuvenの乗り換え時間は30分もあり、これから出発して順調にいけば、ホテルに戻れるのはおよそ2時間後の10時半だ。

情報をゲットして急いで2番ホームに上がり列車に乗り込むと、ほぼ席は埋まっていた。4人かけのボックス席に女性が一人のところに座ると、ブリュッセルに行くのかと尋ねられたので、そうだと答えると、周りもみんなそうだと。隣のボックス席の若い男女のグループもそうだといっていた。みんなたどり着ける確証もなく疑心暗鬼でその列車に乗っていた。そこに僕がチケット売り場でプリントアウトしてもらってきた乗り換え案内を見て安心したようだった。

その後は順調に進み、予定通り?10時半にホテルもたどり着くことができた。
アムステルダム中央駅を出発して実に6時間半。思いがけずの長旅となってしまった。

アムステルダム中央駅の検索画面で見た赤い文字、そしてチケットと一緒にもらった乗り換え案内の「werkzaamheden」は工事中ということだったのだろうか?オランダ語は文字で見てもさっぱりわからない。言葉で話してくれればポケトークが翻訳してくれたのだけれど。
早くに気付いていれば、「werkzaamheden」って何?と尋ねられたのになあ。

FBでホームから状況報告したら、「欧州の列車を信用する方が悪い」だの「それは普通のことだ」だのと、保険をかけずに出かけた僕が悪いだけということで話は終わり、誰も哀れんではくれないままベッドに入ったのでした(T^T)

 


| | コメント (0)

«ブリュッセルからアムステルダムへ、列車で日帰り旅行に行ってきた-Part1