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2019.02.03

恵方巻きの混乱の原因を作ったのは、流通業の競争と辛坊治郎さん(僕の中では)

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セブン&アイホールディングス オムニ7 ウェブサイトより

今日は節分。節分と言えば豆まきと相場が決まっていた。
そう、昭和あるいは20世紀までは。

しかし、ここ数年は「恵方巻」の方がメジャーになってしまった感がある。いったいいつからこんなことになったんだろう?と思い返してみると、一番最初に「恵方巻」が登場した僕の記憶は、ある日の朝のテレビだった。

ズームイン!!SUPERで初めて知る
 
今、朝8時までの習慣で見るテレビチャンネルは日本テレビではなくなったけれど、かつてはずっとズームイン!!だった。ある日のズームイン!!SUPERで、辛坊治郎さんが関西の節分の風習として恵方巻を紹介した。「切らない巻き寿司を、毎年変わる恵方(縁起の良い方角)に向かいながら、しゃべらずに一息で食べきると幸福になる」ということだった。その日、家人が早速買ってきた恵方巻を口にした。
この年、初めてセブンイレブンだったかの店頭で恵方巻を見た気がする。いや、それまでも店頭に並んでいたのかもしれない。けれど、僕の視野に入り、その存在を知ったのはその年が初めてだった。
 
辛抱さんがズームイン!!SUPERでキャスターを務めていた時期を確認すると、2001年~2010年の10年間なので、僕にとっての恵方巻デビューは、この間のどこか。かれこれ15年ほど前と言うことになる。
 
昭和のクリスマスケーキの売れ残り
 
店舗にしてみれば、節分で一家で蒔く豆の売り上げなんてしれている。一家で一袋の豆よりも、一人一本食べる恵方巻(しかも年々豪華になる)の方が売り上げは数倍伸びるので、コンビニやスーパー、百貨店といった流通各社は販売に力を入れてきた。
しかし今、恵方巻の廃棄ロスが問題になっている。
 
バレンタインデーのチョコも、ホワイトデーのお返しも、恵方巻も日本独自にイベントに絡めてコマーシャルベースで広まった。古くは、土用の丑の日に鰻というのもそうだ。ここ数年はハロウィンも急にメジャーになってきた。しかし、一方でその当日を過ぎると、イベントのために用意された商品はみんな単なる売れ残りとなってしまい、安売りされるか店頭から下げられ、場合によっては廃棄される。   
僕の子どもの頃は、クリスマスケーキは12月25日に食べることが多かった。昭和30~40年代の日本は、クリスマスは一般家庭でそれほどメジャーなイベントではなかった。ケーキはバタークリームで、重たいクリーム。バースデーケーキもなかなか食べることがない頃、クリスマスケーキは他に転用することもできない。24日に売れ残ったクリスマスケーキは、25日に半額で売られていた。当時、女性の平均的な結婚年齢は21~22歳。婚期を逃した独身の女性を、25日のクリスマスケーキに例えられることもあった。
 
海苔で巻いただけで良いのだから
 
恵方巻がやっかいなのは、生鮮品であることと食べる日が限定されていること。節分の日に食べることに意味があるので、翌日には恵方巻としては売ることができない。単なる巻き寿司として売れれば良いけれど、コンビニの恵方巻はパッケージから「恵方巻」だから、翌日に巻き寿司として売ることもできない。
来年からは、コンビニの恵方巻は「のり」「酢飯」だけをセットにして、「恵方巻キット」として売ったらどうだろう?何を巻くかは限定されないので、自分の手元の食材でいいわけだ。キューリやタマゴ、刺身でもチーズでも良いんだから。極端に言えば、中身は無くても良いんじゃないだろうか。
 
縁起をかつぐだけなら、恵方に向いて海苔巻きを一気食いするだけで良いはずだ。
そもそも、恵方巻はエッチな旦那衆の下衆な遊びだという説もある。そう考えると、女性が口にするべきものでもなさそうだし。女性の皆さん、恵方巻を咥えている自分の姿を想像できたら、とても食べる気にはならないと思うのですが。少なくとも他人の前ではね。
 

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