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2015.04.25

Googleさん、Yahoo! さん、検索広告について一考を

20150424_204206激しい肩こりを少しでも解消しようと、マッサージ治療院に久しぶりに出かけた。
マッサージ師のYさんは僕と同じ年齢。子どもの頃は目が見えていたけれど,徐々に視力を失っていった。完全に視力を無くす前にマッサージ師の資格を取り、自宅で治療院を開業した。音楽が好きで、コンサートにもよく出かけ、お琴の教室にも通っていた。僕が通い始めた頃(25年くらい前)は、おぼろげに見えている様子だったが、今はもう全盲のようだ。
Yさんの主な情報源はラジオ。治療院では終日ラジオを点けているので、話題のニュースも流行の音楽もよく知っている。視覚からの情報が閉ざされた分だけ、聴覚や触覚からの情報収集に熱心。読書は点字の本を図書館から借りて読んでいるけれど、人気の本は点の山が擦り切れて、途中で読むのをあきらめる事も多いという。いずれ、電子書籍と Book Reader が進化して、文字の読み上げだけでなく、点字の再現も可能になる日がくることを期待しよう。

そして話題は、数年前から挑戦しているパソコンの事になった。
目が見えないので、はがきや手紙を書くことができなかった。しかし、パソコンを使うことでそれが可能になった。パソコンを使ってお客様の情報を整理し、予約のスケジュールも管理。年賀状や挨拶状も作成して発送している。実際、私の元へも年賀状が届いていたが、自分で作成していたのだ。
「最近、パソコン(Windows7)が壊れたので買い換えてWindows8にしたら、とっても使いやすくなったんですよ」。
パソコンの操作には、キーボード操作に加え読み上げソフトと音声認識ソフトを使う。壊れたのはモニター。Yさんは画面を見ていないので気づかなかったが、お兄さんが真っ暗な画面を見つけてわかったのだという。そして、つい最近買い換えて使いやすくなったと。多分、Windows8の操作性だけでなく、CPUの処理速度も上がったことでストレスが無くなったのだろう。

晴眼者では気づかない音声読み上げだからこそのストレス

使いやすくなったので調べ物もいろいろ良くするようになると、今度は別のストレスに悩まされているという。
検索サイトで調べ物をすると、その結果は上から順に読み上げられる。そうすると、知りたい検索結果の前に広告が表示されているために、そこから読み上げられてしまうというのだ。例えば、「福岡 ホテル」で検索するとご覧の通り。
(僕のPCにはソフトを入れていないので、どのように読み上げられるのかは未確認)
Wikipediaによると、日本で視覚障害を持つ人は31万5000人ほど。人口比を考えれば、全世界ではこの50倍ほどの数に上るのではないだろうか。けして少ない数ではない。
検索サイトの広告表示は、日本だけでなく欧米でも同様の状況のはずだ。

GoogleやYahoo!広告の設定で、音声読み上げを拒否する設定をデフォルトにできないだろうか。
検索連動広告を提供する事業者の皆様、ご検討いただければと思う週末の午後でした。

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