« 2015年の正月広告は、資生堂と鹿島 | トップページ | イスラム国の日本人身代金要求は、原油安の影響もありそうな。 »

2015.01.12

ナッツリターンで2013年のアシアナ航空機事故のその後が気になって

昨年末は、大韓航空の副社長がファーストクラスの機内サービスで、ナッツを皿に出さずに提供されたことに激怒し、飛行機を引き帰させたという「ナッツリターン」が話題となった。
ゲートを離れた(搭乗口の扉を閉めた)旅客機では、機長が乗客と機体の安全について全ての責任と権限、そして安全運行の義務を負っているはず。出版の世界であれば、編集長に一任されている編集権に対して副社長が横槍をいれたようなもの。普通なら、機内で騒いだ副社長を下ろすべきであろうが、会社組織の上司と部下の関係の方が優先されたことになる。副社長が裁判にかけられているが、(可哀想ではあるが)機長は罪に問われないのだろうか?

と思ったところで、そういえば一昨年サンフランシスコ国際空港で多くの死傷者を出したアシアナ航空機事故ってその後どうなったんだろうと思い出した。
あれだけの大事故の原因や責任は?
ネットで調べた限りでは、
・機長はB747の操縦には慣れていたが、B777は操縦習熟の訓練中だった-CNN
・空港の着陸誘導装置が停止していたため、機長は着陸に大きな不安を抱いていた
※サンフランシスコ空港の着陸誘導装置は当時、米連邦航空局(FAA)による滑走路の安全対策工事のため作動していなかった。ただ、滑走路の位置を示す照明装置は働いていた。(同じく上記CNN報道)
NTSB(National Transportation Safety Board)は、自動操縦システムの役割は補完的なもので、操縦士らには装置などを監視し衝突を防ぐために周囲の状況に注意を払う義務があると主張している。
・アシアナ航空が発表した声明文は、「事故の推定原因は、最終進入において最低限の安全速度を監視、維持できなかった操縦士の過失」としている。
アシアナ航空、米空港での事故 「操縦士の過失」を推測要因に

一言で言えば、天候も視界も良く風も無い気象条件でも、機械のアシストが無ければ着陸できないスキルしか無いパイロットが機長を勤めていたということになる。
また、事故後の報道でHEROとしてもてはやされたCAがメディアに登場していたが、どうもそれも怪しいようだ。
多くのまとめサイトでそれを報じている(そのうちの一つ)。

大韓航空にも乗ったことがあるし、アシアナ航空はSTAR ALLIANCEで、国内線でもANAとのコードシェア便があるくらいで身近な航空会社。しかし、この状況では大韓航空/アシアナ航空が運航する飛行機にはとても恐ろしくて乗る気がしない。
昨年、アシアナ航空機は再び大事故を起こしかねないことをしていたようだ。
アシアナ航空機、エンジン「異常」のまま飛行・・・あの「着陸失敗事故」もう忘れた?=韓国
ハンバーガーや弁当にビニールや輪ゴムが紛れるくらいは注意すれば避けられるし、酒の席のネタくらいにはなるけれど、これは次元が違う。乗ってしまったら自分ではどうしようもない。命を預けるのだから、少しでも不安があれば避けるしかない。
JACDECの「Airline Safety Ranking 2015」(世界の安全な航空会社ランキング)の上位12位までが発表された。当然、韓国の航空会社が上位にいるはずもない。
日韓の関係ではなく、セウォル号の事故でもそうであったように安全や人命を預かる責任と意識の違い(希薄さ)に不安を感じる以上、韓国の航空会社に家族を託すことはできないと、改めて思った。

|

« 2015年の正月広告は、資生堂と鹿島 | トップページ | イスラム国の日本人身代金要求は、原油安の影響もありそうな。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18605/60958845

この記事へのトラックバック一覧です: ナッツリターンで2013年のアシアナ航空機事故のその後が気になって:

« 2015年の正月広告は、資生堂と鹿島 | トップページ | イスラム国の日本人身代金要求は、原油安の影響もありそうな。 »