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2014.12.13

選挙をマーケティング的視点で見る-それより、文句があるんだったら投票行けよ!

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明日12月14日は、祖父の命日であり赤穂浪士の討ち入りの日。
そして、衆議院総選挙の日でもある。

総選挙にかかる費用は、ざっくり700億円ほどらしい。
総務省の統計では、有権者数は約1億人。ということは、全員が投票したとすると、1票を投じて貰うのにかかる費用は700円。しかし、実際の投票率は60%前後。だいたい実際の1票のコストは1200円。

マーケティング的な視点でこれを顧客獲得コストと置き替えると、いろんな事を考えてしまう。
経営者は売上・利益をできるだけ大きくしたい。売上を伸ばすには客数を増やすか顧客当たりの売上を大きくすること。しかし選挙の場合は売上に当たるものは投票であり、最大が1票。これ以上に増やすことはできない。顧客当たりの売上を増やすことができないのであれば、来客数を増やすしかない。選挙の場合は投票者数を上げること。一方で総予算は変わらないので、客数(投票者数)が増えれば顧客獲得コストは相対的に下がる。

顧客(投票者数)を増やすためには、総予算は決まっているので、その使い方を工夫して最大化するしかない。同じ総コストで投票者数を上げる。ここで大切なのは、率ではなく個別の数と総数で議論すること。
全国均一でとる施策と、有権者数100人の村、何万人の選挙区ではできることもやるべき事も違う。
全国に展開するコンビニや牛丼チェーンでは、本部とそれぞれのお店とで別の役割分担があるのと同じ。選挙も同様に考えると、選挙区を細かく分解していけば、最小単位の一つ一つの投票所は全国チェーンの個店に相当する。

その選挙区の立候補者は、お店の商品。ならば、わざわざお店から遠く離れたところにポスターを貼るのは無駄。商品は個別に宣伝をしている。スマホフォーストのネット社会になった今、ネット選挙のあり方も変わってくる。ポスター掲示板に替わる物くらいはGPS連動でスマホに掲示されるとか、やろうと思えば低コストでできるでしょう。
併行して、できるだけ来店(投票)動機を上げる施策を採用して、店(投票所)内で商品を選んで貰えば良い。
本部が実施する期間限定の魅力有るキャンペーン(総選挙)のお知らせを大々的にテレビや新聞、ネットで告知し、個店にはそのキャンペーンの成果(事前に目標設定した投票数に対する達成率)を競わせる。それぞれのお店(投票所)は、キャンペーンを盛り上げるための装飾をしたりチラシを撒いたり、場合によっては独自の来場特典やくじ引きなんかが有っても良い。もちろん予算内で。
全国キャンペーンでは投票した人の中から抽選で100万円が100人に当たるとか、投票に行くだけで自治体指定のゴミ袋やお菓子が貰えるとか。ポスター掲示場の設置をやめる(あるいは減らす)だけでもそのくらいのキャンペーン費用はたちどころに出てくるはず。候補者と無関係を条件に現物協賛してもらって、投票した人にサンプリングなんかも良いかもしれない。

一方、投票は「権利」なんだから、権利行使しない人は「放棄」とみなして剥奪することも考えてもいいんじゃないだろうか。よくポイントカードなんかでも、1年間利用が無いとポイントが消滅するとか、自動車免許だって更新しなければ剥奪される(あーー、また思い出した)。有権者を投票会員と考えれば、会員管理という視点で見直せる。休眠会員にコストをかけるのはもったいない。
権利を放棄した人には投票用紙を送るコストも節約できる。総背番号制になったら、そんなことは簡単にできるようになるし、投票履歴でポイントも付けられる。通販やポイントカード会員の顧客の管理と同じだ。
放棄した権利(会員資格)を再度行使したいなら、もう一度入会手続きするか、ゲストとして購入(投票用紙は送られないけど、投票所に行けば投票できる)することもできるだろう。
投票率が上がらないのは上げようとしていないだけで、現状のそれは意図的なものとしか思えない。だからこそ不平不満、反骨精神があるのだったら投票に行けよ!って思ってしまう。
まあ、文句言うばかりで行動しない(投票に行かない)口先だけの人間は変わらないのかもしれないけれど。

さ、明日は朝投票してから映画見に行こうっと。
夜は池上さんの選挙特番も楽しみだな。

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