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2014.05.18

派遣会社の社長だったら、とこんなメニューを考えた

休日に家族と出かけると、当然のことながらお昼になればファミレスやらフードコートで食事することになる。
昨日も近所にできたショッピングモールに出かけ、お昼にしようとしたらどのお店にも行列が。どうせ並ぶなら、健康的な食事ができるイメージの、大戸屋の前の列に並んだ。すると親切なオジサンが(僕もオジサンだけど)、「中に名前を書くのがありますよ」と教えてくれた。
そこで、名前を書こうと店の扉を開けて中に入ると、なんと1/3ほどが空席。というよりも片付けが間に合わず、テーブルに食器が残ったままでお客様を案内できていない。そうやってみると、隣のサイゼリヤも空席があるのに外には列がある。サービススタッフの数が席数に見合うだけ確保できていないのだ。しかも皆経験不足。
最近は大きなショッピングモールがどんどんできるし、再開発による大きなビルにはレストランなどの飲食施設がたくさんオープンしている。しかし、すき家が人手不足で多くの店を閉店するように、サービス業ではどこも人手不足が深刻。
お店はどんどんできるのに、人が集まらない。アルバイトは時給をいくら上げても集まらない。スタッフが確保できなかったらお店をオープンさせることもできない。特に郊外のショッピングモールなどの飲食施設では、混雑するのは休日のお昼時、3時間ほどだけ。この限られた時間に対応するためにアルバイトの時給を際限なく上げていくと、暇なときの時給も一緒に上がってしまう。総人件費が一気に跳ね上がる。

●休日の昼時、3時間限定のサービススタッフ派遣サービス

そこでふと思った。ホテルや結婚式場の宴会では配膳サービス(業界特化型の人材派遣)を使うのが当たり前。それなら、ファミレスや郊外のレストランに特化したサービススタッフ派遣メニューを作ったらどうかと。休日の昼時(11時~14時)、3時間限定の派遣。これなら学生だって主婦だって、登録はしやすいと思う。休日の昼の3時間だけの仕事とわかっていれば、サラリーマン・OLの小遣い稼ぎとしても十分に旨みがあるのではないだろうか。時給2000円、3時間で6000円。月4回出勤で24000円。フルに出勤すれば約5万円。週末ダラダラして過ごすくらいなら、よっぽど生産的。仕事の後は映画でも、夕方からデートでも時間が使える。
時給2000円を払うためには実際にお店への派遣料がいくらなら合うのかはわからないけれど、仮に一人1日1万円かかったとしても、月の人件費(委託費)増はわずかに8万円。それでホールがスムーズにまわってお客様の回転が上がり、売り上げも上がれば、職場の活性も上がるのでは?

大戸屋での食事を終えてレジに並んでいたら、杖をついたお年寄りが入ってきた。もちろん、サービススタッフは気がついているけれど、「お待ちください」と言っただけ。レジには精算客の列ができ、その横には弱々しく杖をつく老人。暫く待って何も動きが無いので付き添ってたご婦人が、空いている席の椅子を持って来てその老人を座らせた。
レジでは僕の順番になったので、「精算の前にそちらの老人を案内してください」というと、「満席ですから」の一言だけ。全くわかっていない。どのスタッフも若く、初めてレストランのサービスを経験しているという感じ。ホールには全体を俯瞰して見ているようなベテランの存在は見られなかった。

日本が誇る「お・も・て・な・し」は、特別な人と特別な時だけのものとなるのだろうか?

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