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2014.01.25

アクリフーズ農薬混入事件の犯人逮捕で、サイゼリヤの返金詐欺を思い出した

アクリフーズの農薬混入事件で容疑者が逮捕された。
真犯人かどうかはこれからはっきりするのだろうが、もし彼が真犯人だと自ら認めれば、その動機や混入方法は明らかになる。
その時に明らかになることがもう一つ。
犯行日時とその範囲。

現在、アクリフーズの冷凍食品を食べて被害に遭ったと申し出ている人が2800人以上いるという。製造年月日(出荷年月日)も、混入数量もある程度特定されることになるので、本当の被害者かどうかも明確になるということでもある。
周囲には何も言わず、メーカーや消費者センターなどに届け出ていただけなら良い。しかし、最近のクレーマーの共通の行動は自ら周囲に被害者である様な吹聴をし、ブログやSNSなどでも公開している可能性が高い。中にはテレビで顔と名前を出してコメントをしている人もいた。今回特定される農薬混入商品の製造日・賞味期限が、もしもマルハニチロホールディングから公表されれば、被害者が明確になるだけでなく、これまでに被害届けを出した人の少なからぬ人はその被害者ではなかったことも証明される。

サイゼリヤがメラミン混入で払い戻しをしたときに、食べてもいないのに払い戻しを受けて摘発された高校生のことを思い出した。彼らは、SNSで自慢していたらしい。
今回のアクリフーズ冷凍食品の農薬混入に関しては、メーカーに起因する食中毒であるので簡単に返金ですむことではなく、治療費や慰謝料が支払われる事案になるはず。それだけに「うまくすればお金儲けができる」という、サイゼリアの返金詐欺を思い立った高校生レベルの頭が悪い輩が出てくることは容易に想像がつく。もちろん、この手のものは、実際に該当商品を食べていなくても精神的なストレスから、下痢をしたりする事はあるので一概に詐欺や偽証などとは言えない。しかし、このどさくさに紛れて「あわよくば」という者もいた可能性はある。

企業に対しては、「そのような問題を起こす方が悪い。何も無ければ(該当商品ではないのに心配で)お腹を壊すこともなかったのに、あるいは、詐欺行為にも及ばなかったのに」という一方的な言い分もありそうではある。
一方で、ブログやSNSで注目をされたいがために「ありもしない」食中毒被害を公表している人も少なくないかもしれない。これもある意味今回の2次被害とも言えるが、自業自得とあきらめてもらい、自分でその始末は付けるしかないでしょう。

これまでのマルハニチロホールディングスの対応を見ていると、恐らく詳細なものは公表しないような気がする。気になるならお問い合わせいただければ個別にお応えしますと。でなければ、これまで被害者だと公言している「自称被害者」の顔を潰して、さらなる問題を創り出す可能性があるから。
同日、ホールディングス、アクリフーズの両社長が明確に「引責辞任」を発表し、会社の責任であると表明したことは潔い。

それにしても、気になるのは犯人の動機。
それ次第では今後の影響範囲は会社を超えたものになる可能性もある。
暫くは、このニュースから目が離せない。

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