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2013年11月の記事

2013.11.29

これって自己矛盾?禁煙の飛行機のトイレに灰皿

20131014_102629s10月のバンクーバー取材からの帰り、ロス経由で羽田に向かうANAのB777のトイレ。
機内禁煙なのに、トイレの扉に灰皿。しかも、いやでも目に付くところに。
これって?

たばこを吸うことが前提でなければ、今はボーイングから引き渡される時点で灰皿なんて無いはず。
実際、かつては座席の肘掛けに設置してあった灰皿も今は無い。
しかし、国際線とはいえ定期便の機体に灰皿があるということは、灰皿を使う事が前提の運行が想定されているということ。トイレでたばこを吸えば、検知器が探知して、直ぐに警報も鳴るはずだし。
(かつて、先輩が禁煙になったばかりの国際線のトイレで隠れてたばこを吸って、警報が鳴って大騒ぎになったと言っていた)
どうしてもたばこを吸いたい人のためにチャーター便でたばこを吸える場所を設けるため?
そういえば、北朝鮮から拉致被害者を運んだのは、日本のフラッグシップ日本航空ではなく、ANAのチャーター便だった。私の記憶では、先にJALが機内禁煙にし、その後ANAも禁煙にし、1999年に全面禁煙となった。
その影響だったのだろうか。

いずれにしても、どうして全面禁煙になった今でも灰皿が残っているのだろうか?
WIKIPEDIAを見ると、「トイレ内は元々防火上の理由で禁煙であるが、常識を弁えない乗客の煙草を消させる目的で、灰皿が設置されているとのこと」とある。今でもその名残なのだろうか?たばこを消させるためなら、灰皿を持って目の前で消させればいいだけのこと。
たばこを我慢した乗客が、この灰皿を見れば「なあんだ、灰皿があるんだったら吸ってもいいんじゃん♪」と思って吸ってしまっても文句は言えない。機内禁煙ですというのなら、どうして灰皿が設置してあるんだと食い下がるだろうから。

これは、何か高度な政治的癒着か何かのたまものなのだろうか?
長い長い夜の飛行で、何度もトイレに立って気になったのでした。

2013年11月30日追記

早速、飛行機好きの I さんから教えていただきました。
wikiの「常識を弁えない乗客の煙草を消させる目的で」とあるのは、たばこを吸うためではなく、たばこを適切に処理する(消して捨てる)ために設置してあるのだと。アメリカの法律では、入り口ドア近くの目立つところに灰皿が設置されていないと、離陸することができないということになっているらしいです。要するに、たばこを吸いながら飛行機に乗り込もうとした人に、適切に処理をする場を設けるということでしょうか。

こちらのブログをご案内いただきましたが、なるほどーでした。
飛行機内は全面禁煙なのに、いまだにトイレに灰皿が設置されている理由




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2013.11.13

11年前のグアム島の台風の記憶と重なるフィリピンの台風被害

フィリピンを襲った台風30号の様子を見ると、2002年にグアム島で体験した瞬間最大風速83mの台風を思い出す。その時の様子はリンクのページを見てもらうとして、台風後の避難生活について11年ぶりに振り返ってみる。

2002年12月初旬、グアム島で巨大台風の直撃に遭遇し、深夜暴風雨の中、宿泊者同士手を繋いでホテル間を非難。空港施設も被害を受け、3日間足止めをくった。このときはまだ携帯電話の国際ローミングは始まっていなかったか、日本との通信手段は固定電話のみ。インターネットも国際電話で日本のプロバイダーに繋いでいた時代だったと思う。台風で島内のインフラはほぼ壊滅状態。電話、水道、電気……全てストップ。もちろん日本にその状況を伝えることもできなかった。

このとき宿泊していたのはPIC(Pacific Island Club)グアム。素晴らしい対応に今でも家族全員が感謝し、昨夜もフィリピンのニュースを見ながら家族でグアム島のことを思い出して話した。

Dsc00614ホテルの客室は半数以上が使用不能となり、宿泊者全員を使用可能な部屋1部屋に5人ずつ割り振り直し、空港再開までの避難生活が始まった。11年前、長男は小学6年、真ん中は3年、一番下は保育園児。家族5人だったので、我々は1家族で15階の1部屋が与えられた。
エレベーターも停まり、部屋のトイレも使えない。もちろんシャワーも。電気はホテルの自家発電で、使用は制限されたが暗くはなかった。トイレを流す水は、ホテルのスタッフがプールの水を汲んで上のタンクに移していた。トイレもなにも1階まで下りなければならず大変だったが、特段の不自由は無く、最初は大変だと思った15階までの上り下りも苦も無くなった。宴会場ではスタッフがいろんな遊びをしてくれていたので、子ども達も退屈はしない。

台風の日から、ホテルは宿泊費を無料とし、ビュッフェで3食無料で提供してくれた。食事は、「限られたホテルのストックで提供されているので、できるだけ分け合って食べてください」と書かれていた。こういうときには、日本人の慎ましさ、謙虚さ、おもいやりがよくわかる。一方、彼の国の人たちは、我先にお皿に溢れんばかりの料理を盛り、テーブルにたくさんのプレートを並べてみんなで囲んでいた。彼らが立ち去った後のテーブルは、想像に難くない光景となった。

ホテルフロントには、特設の電話が1台設けられ、1日に一家族1回1分だけ、無料で電話をかけることができた。もちろん国際電話だ。毎日多くの人が電話の前に並び順番を待つが、混乱も無くむしろ和やかに会話をしながらという雰囲気。並べばかけられるという安心からだったのだろう。僕は事務所に電話をし、スタッフに現状を伝え、クライアントさんや実家への連絡を依頼した。あとは空港の再開を待つことしかできない。課題は何の邪魔も入らない、しかし不安でいっぱいの家族との時間をどうすごすかだ。シャワーは浴びられないけれど、やはり1回くらいは海にも行こうと、1度だけ海に入った。

Dsc00618毎日フロント前には模造紙が張り出され、空港や各航空会社の状況、周辺の復旧状況などを英語、日本語、韓国語などで伝えてくれた。そして、台風から3日目だったか、空港が再開されるとの告知が張り出されると、にわかにホテル内が活気づいてきた。
部屋に戻り、家族に空港再開の事を告げ、ベランダで休んでいると、そこらじゅうから歓声と口笛。みんなで海の向こうを指さして。視線をそちらに向けると、旅客機の姿。まっすぐ低空で、翼を振りながら真上を通り過ぎていった。グアム国際空港の滑走路はタモンビーチと平行に設置されているので、通常ならこの航路を飛ぶはずは無い。きっと、パイロットのパフォーマンスに違いないが、ハリウッド映画でありそうな場面だ。
この旅客機の到着を皮切りに、各航空会社が次々と運行再開を発表した。
まず最初にアメリカの航空会社の便が再開し、宿泊客がホテルを続々とチェックアウトする。みんな笑顔で、ホテルスタッフに口々にお礼を言って。
しかし、日本の航空会社と言えば、運輸省の離陸許可が出ないからと一番最後の再開。理由は、グアム島の空港施設・整備施設が完全に復旧していないので、日本の空港に着陸許可できる整備ができないからだと。
結局、アメリカの航空会社の運行再開から1日遅れ、その翌日早朝の便で、やっと帰国の途に着くことができた。

チェックアウトするときに請求されたのは、最初の1泊の宿泊費のみ。こちらはいろいろとお世話になって割り増しで払いたいくらいだったが、そこはホテルのプライド※だろう。あれからグアム島は訪れていないが、行くことがあれば、迷わずPICを選ぶし、これから行く人には是非勧めたい。

Dsc00620やっと空港にたどり着いたとき、子ども達は疲れ切っていたのか安堵感からか、もうぐだぐだだった。
帰国の飛行機、ずっと風呂にも入っていない乗客ばかりの全日空機。CAさんは面食らっただろうなあ。

日本に帰って、ホテルにお礼のメールを出したと記憶している。SNSが普及した今なら、このPICの対応は、多くの宿泊者によってfacebookなどで知られることになり、きっとネットでも評判になってることだろう。
避難場所でいっしょに肩を寄せ合って励まし合っていた日本人とは、今でも年賀状のやりとりが続いている。

今もレイテ島で連絡が取れない日本人が103人いらしゃるという。無事であることを祈るばかりです。

※直ぐそばの高級ホテルは被害も少なく、その代わりに台風の直後に宿泊客に新たなデポジットを要求したそうだ。そして、払えないなら出て行ってくれても良いと。

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2013.11.11

スターフライヤーがANAのコードシェア便に!

20131111_235417

今日、ANAから嬉しいリリースが発信された。
2月1日より、スターフライヤーとのコードシェアを拡大!
東京(羽田)-福岡間でスターフライヤーとのコードシェアを開始いたします。

これまでも、スターフライヤーはたびたび利用していたし、先週福岡から東京への移動にも利用した。スターフライヤーのA320は、革張りのシート電源もあり、足下も広い。目の前にはシートビジョンも備えられて、普通席の居住性はANAの機体よりも優れているともいえる。料金も安いのでもっと利用したいところではあったが、いかんせん便数が少なく、ビジネス利用ではいざというときに便の変更に耐えられない。先週のように予定がフィックスされていて動きようが無ければ、スターフライヤーでも十分。しかも、福岡から東京への移動であれば、福岡空港への移動時間も読めるので、いつも空港にはぎりぎりの到着で飛行機に乗る。特別にラウンジが使えなくても不自由は無かった。

初めてスターフライヤーに乗ったときから、あれ?と思っていた。搭乗券も座席カードも、ANAの物をそのまま使って使っていたので、いずれはANAと何かいっしょにやるのかと期待もしていた。
20131107_133104s20131107_191643s
……………………

さて、スターフライヤーが現在提供している価格でANA便にも乗れるのか?
使い勝手が良いSTAR7やSTAR1の料金設定が、そのままANA便にも適用されるのであれば、福岡から東京への移動には結構な割合で使うことになりそう。
もう一つの関心は、マイレージの加算割合か。

そのあたりの詳細は、12月1日の予約スタート時まで待つしかないのかもしれない。便数も増えるし使い勝手が良くなることは確かで、そのうえに財布にも優しくなりそうで、嬉しい限りだ。

11月12日追記

このブログを読んだ友人から、facebookで早速メッセージが来た。
既にコードシェアで飛んでいる北九州便では、通常のANAの料金設定で、スターフライヤーの料金には合わせていないということ。ということはマイレージを取るか安い価格を取るかと言うことになるのか。
悩ましい。けど、やっぱり安い方が良いか。

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2013.11.03

突然有名になったバナエイエビって、どんな海老なの?

20131103_102941s阪急阪神ホテルズのメニュー不適切表示で、突然名前を聞くようになったのがバナエイエビ。
これまで、日常聞くことも無かったし、スーパーや魚屋の店頭でもレストランでもその名前を目にすることも耳にすることもなかった(というか、その名前を見た記憶が無い)。それが連日ホテルのメニュー不適切表示(客観的には偽装表示)のマスコミ報道の中で何度も見たり聞いたりしているうちに、すっかり名前を覚えてしまった。

今回のホテルメニューの不適切表示を簡単に整理すると、メニューの表示とは違う食材を使っていたというもの。

1,海老の種類が違う-バナエイエビを芝エビ、ブラックタイガーを車エビ、ロブスターを伊勢エビなど
2,魚の鮮度や加工、産地の偽装
3,牛肉のステーキなどで牛脂注入牛肉を使用。
4,地鶏ではない鶏肉を地鶏と表記、産地を偽装
5,フレッシュでないジュースをフレッシュジュースと表記
6,手作りや手こねとしていながら、既製品を使用
7,自家製、自家菜園で栽培としていながら、一般仕入れ品
8,その他

この中でも特に多かったのが、芝エビと表記した料理の材料にバナエイエビを使用していたというものだ。
でも冒頭で書いたように、バナエイエビの実物を見たことが無い。でスーパーに行ったついでに鮮魚売り場でバナエイエビがあるかを探してみた。しかし、残念ながら海老で名前があったのは刺身の甘エビ以外はブラックタイガーだけ。ほかは有頭・無頭・ムキなどの加工状態で「エビ」とだけしか表記されていなかった。
20131103_102122sスーパーでも不用意には名前が出せないだろうけど、こうしてみるとバナエイエビはホテルや飲食店にしか流通していない海老かも知れないと思えてくる。
一番上の写真も、有頭海老としてあったが、海老の種類は書いてなかった。
さて、僕たちが日本で食べている海老は、はたしてどこで捕れた、何という種類の海老なんだろうか?

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