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2013年3月の記事

2013.03.30

長男の卒業、そして…

3月23日(土)は、長男の卒業式だった。
生憎、この週末は福岡。とはいえ、東京にいたなら卒業式に行ったかと言えば微妙なところ。
自分自身の卒業式でも親は来なかったし、卒業式の後はみんなで飲みに行ったか何をしたか?とにかくもう、22歳のいい大人。親としては留年もせず無事に卒業してくれたことを喜ぶのみ。すねをかじる生活からの卒業の日でもある。
ところが、残念なことに就職はまだ決まっていない。4月からはアルバイトをしながら就活を続けることになる。

卒業の祝いに、就職は決まっていなくとも社会人となる長男に、吉田カバンの皮のブリーフケースを注文した。本当なら手渡ししたいところだが、お互い照れくさいしタイミングというのもある。日曜日には届くだろう。

長男と妻(母親というものはやはり、22歳になっても放ってはおけないようだ)が卒業式に出かける頃、僕は古湯の河原に立っていた。LINEでメッセージのやりとりをした後に、ゆっくりと竿を出す。3月も下旬になると、古湯のヤマメはすっかりすれてしまい、簡単には釣れなくなる。と同時に釣り人の数も激減し、9時前だというのに餌釣り師が一人いるだけ。すれていても釣り人が少ない分だけプレッシャーは小さい。ヤマメが確実に居るはずのところに、正しくフライを流せば出ないわけではない。ただし、#22とか#24と言うサイズのフライにではあるが。
流れの中からは、警戒しながらもぼちぼちヤマメが顔を出す。そんな釣りをしていると、大きめのメイフライの姿も。ライズは全くないが、ヤマメもその姿は視線の隅で見ているだろう。僕の目にもシビアなミッジの釣りは疲れるので、後半は#16のカディスを結んで釣り上がり。で、やはり出た!
1303235s
桜の開花は、人にも魚にも新しい世界を見せるのだろう。

週は変わり、3月28日(木) 福岡で最後の打ち合わせが長引き、東京への飛行機には滑り込みで間に合った。10日ぶりに帰宅し玄関を上がるなり、珍しく長男が自室から声を掛けてきた。
「就職が決まったよ!」
え?
いきなりのことですぐに状況が飲み込めない。情けないことに「おめでとう!」という言葉もすぐに出てこなかった。何?と聞くと、この日の夕方内定の連絡があったというのだ。
職種にこだわって就職活動を続けていたので、職種よりもまず就職することを考えろと言っていたが、最後まで曲げずにここまで来て、ついに内定を勝ち取った。小さな会社ではあるが希望の職種。最後まであきらめず、負けを認めなかった結果だ。今年度も残り3日というギリギリでの滑り込み。アベノミクスに救われたのかもしれない。

Dsc08018sその夜は、「父が帰る日のカレー」と、長男の生まれ年1990のボルドーを開けてささやかにお祝い。
寝る前に妻が「お父ちゃんには直接伝えたいからって、待ってたんだよ。私にはLINEのメールで伝えてきたくせに」と教えてくれた。

卒業祝いのブリーフケースは、就活で使われること無く、4月1日の初出勤に使われることとなった。

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2013.03.24

CO2問題を忘れていないか?

2011年の福島第一原発事故以来、日本ではすっかりCO2問題が語られなくなった。
地球温暖化が、異常気象や海面上昇などを進めると、全世界でCO2排出の削減に向けて議論され、行動計画が策定され実行されている。しかし、日本では原発の停止に伴う火力発電への依存度が高まり、CO2排出削減には目をつぶらざるを得なくなった。同時に、原発停止に伴う発電量減少のために、あらゆる産業から家庭にまで節電が呼びかけられたために電力使用量が大幅に減り、原油価格の高騰やクルマの燃費改善も相まって化石燃料消費量も抑えられ、CO2排出量はそれほど増えてはいないようだ。

一方、反原発の声は大きく、容易に原発を再稼働できるムードではない。しかし、現在休止中の原発は発電はしていないといってもメンテナンスは続けなければならず、3月24日の朝日新聞の記事によれば、今年度電力9社合計で1兆2000億円かかるという。
現在の電力料金の決め方では、この維持費も発電コストとして組み入れられる。化石燃料の使用量の増加に加えて原発維持費が発電コストとして上乗せされるから、当然のごとく電気料金は高くなる。だからといって原発の維持コストを上乗せするなと言えば、原発の維持・メンテナンスは疎かとなり、新たな原発事故を引き起こすことさえありえる。人が住まなくなった家は、あっという間に朽ちていくのと同じ。最悪のケースでは放火されて、周りにまで迷惑をかけてしまう。

脱原発には賛成だが、反原発は感情論でしかないと思っている。危険だから、わからないから触ってはいけないのであれば、科学の進歩も発展も無い。様々な病気・感染症も、触ったら感染する、自分の身も危ないから触っちゃいけないと思うのであれば、医者という存在も無い。
原子力という既に存在する物に感情的に排除を叫ぶのでは無く、新種の伝染病が発生したらワクチン開発をするように、立ち向かう勇気と行動も必要だ。それをコントロールし、いつかは放射線でさえ無害化する、あるいは放射線障害を治療する技術を確立する力が人間にはあると信じている。

ダイナマイトは、発明したノーベルが平和利用を望んでも、現実には武器にも利用されてしまう。原子物理学も、平和利用だけでなく兵器にも利用されてしまっている。発電、船舶の動力源、爆弾……しかし、福島第一原発の事故で、物理的に建屋を破壊したのは、原子炉の爆発ではなく発生した水素の爆発であることも忘れてはならない。電源の喪失、水素の放出失敗などは、厳密に言えば原子炉そのものの事故ではなく、事故に至る原因であり問題点の一つだ。

中国のPM2.5でもそうだが、実はCO2排出量の削減は、全地球規模で、総力戦で当たらなければならない問題。治安が悪くなった町で、どうやって平和を取り戻すか、あるいはゴミだらけになった町や生活環境をみんなで綺麗にしようと言うような問題。
一方、原発は設計と建設技術、運用・メンテナンスの精度の個別の問題。宙に浮くはずが無い鉄の塊を飛ばしている、飛行機のような物だ。いわば、プロフェッショナルの領域。そこに素人が感情論だけで口を出すべきではない。
CO2排出削減を進め、住みよい地球環境を維持、改善することを考え協力する。その中で原子力をどう生かすかを考えていけば良い。再稼働ありきでもなく、無条件で原発全廃でもなく。

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2013.03.12

2012年日本の総広告費(電通推計) 媒体別広告費を見て

2012少し前になるが、電通が2012年(1月-12月)の日本の広告費推計を発表した。
新聞やマスコミでニュースとして取り上げるのは、どうしても自分達の領域でもあるマスコミ4媒体の数字。マス媒体の広告費合計額は大きな金額なので、どうしてもその増減に目を奪われがちだが、実際に興味があるのはその内訳。といっても、新聞が減ったとかテレビが増えたとかではなく、○○新聞への出稿が増えたとか、●●テレビへの出稿額が減ったとか、そういう個別のデータ。
最近では、部数では讀賣新聞に負けているけれど、広告集広額では負けないと言っていた朝日新聞に陰りが見えてきたとか、フジテレビの視聴率低迷に伴ってスポンサーが離れているとか、そんな話をよく聞く。個別に媒体社の決算数字を拾っていけばある程度はわかることだが、電通では当然把握しているはずでも、こんな詳細データを出すことは無いだろう。

もう一つは、この発表資料からはわからない通販業界の出稿額。業種別では健康食品は「食品」に入っているし、通販専門の化粧品も、当然「化粧品ん・トイレタリ-」。通販専業、あるいは通販の広告宣伝費を切り分けた数字も示されていない。通販業界では、マスメディアは販促メディアと位置づけているから、コストパフォーマンス・CPA(受注/コスト)を重視する。顧客獲得コストを先に決めて、そこから逆算した出稿金額でしか出さない大手もある。媒体社によっては、出稿ボリュームと金額が必ずしも比例しない。マス媒体が通販広告で埋め尽くされるようになると、広告費総額もどんどん縮小していくのではなかろうか。
2012
この媒体別広告費には、当然ながら4マス媒体以外の数字も公表されている。4マス媒体以外は、大きく区分すると「衛星メディア」「インターネット」「プロモーションメディア」の3つ。フリーペーパー・フリーマガジンは編集方針や内容がどうであろうと、雑誌でも新聞でも無くプロモーションメディアなのだ。
フリーペーパー・フリーマガジンの出稿額は年々減少しているが、プロモーションメディア全体としては4マス媒体と同じようなカーブ。インターネットの出稿額が年々増えているのは様々な背景から当然。そして、インターネットも使われ方はほぼ販促メディアとしてなのだから、意味合いとしてはプロモーション(狭義の販促)メディアといえる。

しかし、こんなおおざっぱな媒体別で集計する時代ではなくなっている。
インターネットも衛星・ケーブルも、フリーペーパー・フリーマガジンも、ターゲットごとに細分化されたアプローチ媒体、ターゲティングメディア。DMや電話帳も細分化すればそうかもしれない。
(そもそも、4マス媒体以外の既存メディアは、全てプロモーションメディアに入れているというだけではあるが)
フリーペーパーがクーポンを付けるように、広告出稿するクライアントはCPA(Cost Per Aquisition)やROI(Return On Investment)などの投資効果を数字で求めるようになってきた。クロスメディアという言葉も最近はあまり聞かなくなったが、これからはブランドごとのクロスメディア全体を、1媒体と考える必要があるだろう。
※mikuは、フリーマガジン、WEBサイト、e-book、Twitter・Facebook、メルマガ、サンプリング、イベント、あるいは編集長の講演などを含めて一つの媒体と考えている。

広告費の統計方法が変わると、違った世界が見えてくるに違いない。

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2013.03.11

25度のぽかぽか陽気から一転、煙霧の砂嵐と強風、気温低下でさんざんな釣りに

Img_2192s夕方、娘のところに届け物がある(という口実を作って)ので、昼から朝霞ガーデンへ。
昼過ぎに到着して釣り始めた時はぽかぽか陽気。長袖のシャツ一枚でちょうど良いくらい。気温は既に25度をまわっていた。この陽気に魚の活性は上がり、ライズも頻繁、ドライでもニンフでも反応は良かった。

しかし、釣り始めて30分ほどたっただろうか、風向きが変わり雲行きも怪しくなってきた。北の方を見ると、地平線の上を黄土色に砂煙のような物が巻き上がっている。
Img_2191sみるみるその砂煙は近づいてきて、あたりは黄色くかすみ砂嵐の中にいるような状況に。砂や小さな飛来物が顔に当たる。福岡で毎年経験する黄砂とは明らかに違う。とても風上に顔を向けて立つことができない。で、風下に向かって撮った写真が冒頭のメイン写真。

とにかく、竿を振るどころの風ではないと、僕を含めたほとんどの釣り人は車に避難。風が治まるのを待った。
小一時間車で過ごし、少し風が治まったところで再び釣り再開。しかし、明らかに気温が下がっていた。おまけに、15時頃には小雨がポツポツ、天気予報通り。再びしばしの車内休憩。雨が止んで今度はセーターを着てもう一度。ウェザーニュースのピンポイント天気では気温12度。一気に13度も気温が下がっていた。しかも風が強いので、一度手を水につけると急激に冷やされて、手が一気に冷たくなる。水の方が暖かく感じる。
Img_2194sそんな地上の状況でも、基本的に止水の池の中は大きな変化も水温の変化もないのだろう。魚たちは相変わらずライズを繰り返す。
釣れるのは嬉しいけれど、水に手を浸すのが苦痛。しかも手だけでなく全身が冷えてきた。
気がつくと、フライ専用池には僕以外には一人だけ。
この風ではどうしようもない。
ということで、少し早めに切り上げて娘のところへと向かった。

ニュースで、あの砂嵐が「煙霧」という現象だということを知った。

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2013.03.04

2日目は良い釣りができたが、最後に残念な………

13030311s
解禁後の釣行2日目は、古湯へ直行せず、まずはM川へ。
しかし、天気も良く気温も高いものの、全くヤマメの気配無く早々に切り上げ、古湯へ。
古湯は昨日よりも釣り人の姿は少ない。準備をしているところに山おやじさん到着。今シーズン初対面。
昨日の状況などを伝えて、別々に入川。

今日は天気も良く、気温も高い。しかも風がほとんど無い。昨日とは大違い。最初からドライで反応が良い。フライを見に来ても直前で引き返したりつついただけで口を使わないのも多いが、少なくとも反応しているのだから、悪くはない。

1303037s午前中は10尾ほどを釣り上げたが、そのうちの1尾は20cmにも満たない小さな魚体ながらも赤い測線と赤い尾びれのべっぴんさん。この1尾だけでも来た甲斐があったというもの。

午後は、橋の下のプールでライズ狙い。解禁当初の春の釣りは、ライズを釣るのがやはり楽しい。暖かく風も無いので、極小のミッジフライもある程度コントロールしやすい。川面に日が差し込み水温が上がったのか、午後は目の前でも盛んにライズが始まった。13030316s見ると、対岸の岸際で盛んにライズを繰り返すヤマメがいる。他のライズは後にして、このヤマメに的を絞って勝負することにした。
コカゲロウが盛んにハッチしているので、まずは午前中も良く釣れた20番のアダムスパラシュートをピンポイントで流す。しかし全く無視。フライをいろいろとチェンジして何度流しても無視。
13030310sこの個体だけが無視しているのだろうか、それとも他の魚もコカゲロウではなく別な物にライズしているのだろうか、とハッチするコカゲロウを暫く見続けると、全くヤマメの餌食になるものがいない。ヤマメは無視している様子。どうやら、ユスリカにライズしているようだ。
ならば、とフライを#24のユスリカアダルトパターンにし、ティペットも8xで再びトライ。キャストすること7~8回だろうか、喰った!慎重に取り込んでほっと一息。メイン写真の口元にフライがあるのがわかるだろうか?
この1尾を釣り上げるのに30分以上対峙していたのではなかろうか。こうやって考えながら答えを見つけるのが、この釣りの面白さ。大満足の1尾。

その後もミッジでの釣りを楽しんで帰ろうとしたときに、足下に絡む違和感。何だとみるとルアーのラインが足に絡んでいた。13030318sこんなに長いラインを放置するなんて何というマナー違反なやつ!
もちろん回収して来ました。

帰り支度をしていると、川の状況を尋ねる人が。以前は関東で釣りをしていたらしい。暫く話し込んで別れたが、背が高くて物腰の柔らかい話し方がモータージャーナリストの国沢さんに良く似ていた。まさか弟さんじゃないだろうが。今度機会があったら、弟さんが九州に居るか尋ねてみよう。

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2013.03.02

釣れるには釣れたけど……2013古湯で解禁

1303023s待ちに待った解禁。
目指すは今年も佐賀県古湯の嘉瀬川C&R区間。
解禁最初の週末、ここで馴染みの flyfisher と顔を合わすことからシーズンが始まる。
行きの三瀬峠では雪が降ってきて、東京の1月14日を思い出し冷やっとしたが、雪は本当に峠の一部だけ。雨もすぐに止んで、風さえ無ければ気温も高くて良いコンディション。

いつもの中島商店で今年の遊漁券を購入し、いつもの河原へ。
1303026s到着は8時過ぎ、先着の車はまだ4台ほど(午後には10台ほどになったが)。ライズが始まるのは、昨年だと早くても9時くらいからだ。橋の上流には既に数人入っていたので、今年は橋の下流側のプールから釣り始め。
厳しいことはわかっていながらも、まずは#20のパラシュートフライを結び、沈み石近くを流すが、全く反応無し。
しかし、僕の上流側ではウェットフライのflyfisherが、ほとんど入れ食いのようにヤマメをかけている。

それなら、と僕もニンフに結び直してルースニングに切り替えてみた。暫く流して、やっと1尾。その後も、マーカーを見に来る魚影は見えるが、反応が止まった。ウェットのflyfisherが、白っぽいのが良いですよ、と教えてくれた。確かに僕のフライは黒っぽいのを結んでいた。白っぽいと言われても、BOXに入っているのはブドウ虫のフライだけ。これで良いか、と結んで流すとすぐにヒット!
その後も次々とヤマメが顔を出してくれた。アドバイスありがとうございました!

しかし、ルースニングの釣りは、どうも管理釣り場の池で釣っているような感覚で、いくら釣れても楽しくない。釣れない悔しさよりは良いけれど、何か物足りない。サイズが20cm前後で、いつもの古湯らしくないこともあるのだろう(3年ほど前までは、解禁当初から25cm前後がかかったから楽しかった)。10尾ほどかけたところで、ドライにチェンジ。
さすがにドライだとシビアにはなるけれど、楽しい。ドライで2尾とって、再び元の橋のすぐしたに戻ったら、コカゲロウのハッチと共にライズが始まった。

午後は橋から上の岩場をドライで攻めて、古湯のメインのポイントを一通りまわり、今年の攻略ポイントが整理できた。昨年の大雨で、ずいぶんと岩が動き、ヤマメがつけるポイントが減っていたことがわかった。

1303027s夕方、子どもにルアーフィッシングを教える親子がやって来た。
短い間に、その子は3尾ほどのヤマメをかけた。それを上から見ていた僕とflyfisher仲間は何とも言えない空気に。
一人が「ルアーに転向しようかな……」とポロリ。
なんとも中途半端は解禁初釣行であった。

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2013.03.01

2013年の解禁を迎えるに当たり

どきどきしながら、思い切って携帯に電話をかけてみた。

5ヶ月間の音信不通。
昨年10月にメールが届いたのが最後。
それから何通かのメールを送ったが返信は無かった。

ところが、今年に入り、突然1通の返信メール。
それは娘さんからのものだった。
「父は病気を患い、入院しております。代わりにご連絡を差し上げました」とのこと。
短いメールの文面には、病名も病状も書かれていなかった。しかし、軽い状況では無い事だけは伝わってきた。

音信が途絶えたのは、新潟に住むKさん。私の愛用するバンブーロッドの製作者だ。プロのビルダーではなく、仕事の合間の趣味で製作されていた。いずれは息子達に残してやろうと、2本のロッドを製作していただき、愛用している。これまでも何度も折ったりなんだでロッドを送っては、修理していただいていた。
一度も直接会って話をしたことも無く、メールでのやりとりだけ。しかし、新潟と九州の山や川、自然のことやロッド製作の事、釣果の報告など楽しくメールを交わしていた。このブログも、時々見ていただいていた様子だった。

200609034_2そして、昨年夏の終わりに折れた3pのロッドを、修理のために送ったのが10月。初めて尺ヤマメを釣り上げたのもこのロッドだった。ロッドの到着確認と、修理の進め方についての確認のやりとりをし、修理完了の連絡を待っていた。
しかし、それからぷっつりと連絡が取れなくなっていたのだ。
突然の娘さんからのメールだった。

そのメールからも既に1ヶ月半。解禁の日を迎えた。
なんとなく、今日電話しなければならないような気がして、恐る恐る携帯の番号をプッシュした。もちろん、今まで電話をかけたことはない。最悪の事も頭の隅をよぎるなか、携帯の向こうから聞こえる呼び出し音を聞いていた。1回1回の呼び出しが長く感じる。このまま繋がらずに終わるのだろうか、と呼び出しが10回を超えたとき、ふと呼び出し音が消えた。電話が繋がっているようだが、向こうからは何も言わない。人の気配はする。
思い切って、「Kさんですか?福岡のflydayです」と声をかけた。
すると、電話の向こうから、弱々しい声で答えが返ってきた。Kさんだった。
見知らぬ番号からの電話に、良く出てくれたものだ。

Kさんは、脳梗塞を患い入院しているという。しかし、「3月10日にメールします」という。電話でなんとか話ができるように回復したタイミングだったのだろう。10日にメールをすると言い切るということは、その前に退院できると言うこと。本当に良かった。

しきりにロッドのこと、連絡しなかったことを謝られたが、そんなことはどうでも良い。最悪の事を考えてしまった自分が恥ずかしい。ゆっくりと静養して、全快したらその報告をしてもらえれば良い。

これで、明日の解禁釣行は、すっきりした気分で出かけられる。
良い解禁が迎えられそうだ。


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