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2012.12.14

通販のカニを買うことで、密漁・密輸業者の片棒をかついでないか?

ラジオを聴いていて、頻繁に割り込んでくるラジオショッピング。
本当に耳障りで不愉快。
そのラジオショッピングでも、この時期に多いのが、「カニ」。

年末、アメ横でマグロを売ってるような威勢良さとは違う、妙なテンションで「値引き」、といよりもおまけを付けていくその流れ。
アメ横は値引きで客数を伸ばすが、顧客獲得コストが基本的に0なのでそれも許される。方やラジオにCM料として大金を払っているラジオショッピングでは、「CM料÷注文者数」が顧客獲得コストとなるから顧客単価をできるだけ上げなければならない。顧客獲得コストを賄うためにラジオショッピングでは、量を増やして客単価を上げる(値引きせずに客単価維持)必要がある。

それはさておき、カニである。
今、ロシアが日本のカニの漁獲枠を厳しく制限しようとしている。

日本のカニ漁獲枠、取り消しも ロシア、極東の密漁批判

オホーツク海でのカニの漁獲量は制限されている。それは、日本の漁船であろうとロシアの漁船であろうとそれぞれに総量が規制されている。しかし、日本で流通しているタラバガニの総量は、規制漁獲量の3倍近くに上るらしい。
その有るはずもない、流通しているカニの大半はあたりまえだが密漁による物。
報道番組でそれを追っていたが、その様子はこんな感じだった。

密漁した蟹を公海上で別の船(漁船では無く運搬船)に移し、その船は漁港ではなく人目に付かない岸壁に着けられる。そこには、大量のカニかごを積んだトラックが待機していて、次々とカニを移して走り去っていく。

こうして日本国内に密輸されたカニは、マネーロンダリングならぬカニロンダリングされていろいろなルートを回り、通販業者に流れているのだろう。
そして、考えられないような価格でラジオショッピングを始めとする通販で販売されていく。

カニが安く食べられるから良いという問題では無い。人の家に泥棒に入って、そこの品物をネットオークションで安く売っているようなもの。買う側には見分ける術は無いが、いずれ悪は滅びる。
密漁・密輸ルートが摘発され、裏の流通量は一気に落ち込み、カニの激安販売は無くなる日も近いかもしれない。
カニ好きと広告をいただいているラジオ局や媒体社・広告代理店にとっては痛いかもしれないが、僕にはその日が待ち遠しい。しかし、その枠にはまた別なうるさいCMが入り込んでくるんだろうが。

2014年12月30日追記

今年12月10日に、日露間のカニ密漁・密輸防止協定が発効し、カニの輸入・流通量が激減。価格も高騰しているという。そういえば、今年はカニは聞かなくなったが、やっぱりそれに代わる商品で相も変わらず嫌なテンションのラジオショッピングは続いている。

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