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2012.10.12

森口氏の「iPS細胞初の臨床」疑惑の報道って?

昨日駆けめぐったニュース「iPS初の臨床応用 心筋細胞作り患者6人に移植 米ハーバード大日本人講師ら」。
山中教授のノーベル賞受賞に続くこのニュースに、マスコミ各社は大騒ぎし追随して報道した(上記も追随記事)。

しかし今日は一転。怪しい講師として疑問の目を向けている。
確かに昨日の会見と今日の会見では、まったく別人のような対応。昨日の会見は、酔っ払ったオヤジが酔いの勢いに乗じてみんなが喜びそうなジョークを、喜色満面に振りまいているような、何かの賞をもらったタレントの会見を見ているような感じ。
対して、今日(昨深夜)の会見?はずっと目を閉じて何を考えているのかわからないような、いたずらをした小学生がそのことを先生にとがめられて、頭の中が真っ白になって何も応えられないといった感じだった。

最初に報道したとされる読売新聞列びに読売系列のテレビ局のニュースサイトの該当する報道ページは、既に削除されて見ることができなくなっている(だから冒頭は翌12日23時でも閲覧できる産経ニュースを紹介)。
そもそも最初に報道した記者(媒体)は、今日森口氏に投げかけているような質問(裏取り)を最初の段階でしていたのだろうか?それもせずに話題性とスクープを狙って報道したのであれば、報道機関として浅はかな勇み足ではなかろうか。それをまた裏付けもなく後追いする他のマスコミ。井戸端会議で注目されるために、有りもしない嘘をつく目立ちたがりと、それを取り巻く有閑マダムでもあるまいし。

今回報道された「初の臨床」が事実でないとしたら、一義的には森口氏の最初の会見?が問題ではあるが、それを真に受けて裏取りせずに報道してしまった報道機関にも相応の責任は有る。これから森口氏がどういう対応をし、どのように社会に向き合うのか?もしこの報道が誤りであったとしたら、最初に報道したマスコミの責任は重い。対応が間違っていなければ、はしゃぎすぎた森口氏の酔いを醒ますことができたかも知れない。
最悪の事態は考えたくはないが、マスコミ(社会の目)に追いつめられた結果は、過去においてはあまり良い結末は迎えていない。
こういうニュース・報道に接すると、僕が近くにいたらこんなことさせなかったのに、最初に相談してくれていれば………と思うばかり。

当初の扱いの大きさに比べて、現地の報道機関はほとんどこのことには触れていないということにも注目したい。
また、誤報を流したと認識したのであれば、一度流したニュースページを削除するのではなく、そのページにお詫びと訂正なりを追記するのが本当の報道・ジャーナリズムの姿勢ではないだろうか。

※13日追記

最初に報道した読売新聞は、一連の報道を誤報として13日朝刊で「お詫び」を掲載した。
読売新聞の「iPS心筋移植」に関する記事の報道の経緯
読売新聞東京本社編集局長のお詫びコメント

しかし、この記事もいずれ削除されるのだろう。

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