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2012.09.25

風速50mを超えるグアム巨大台風体験記

Photo今年は、巨大な台風がいくつも発生し、そのままの勢力で日本上陸をうかがいながらかすめていく。実際、沖縄や長崎は先の台風で大きな被害を出しているし、今も中心気圧905hPaという巨大台風17号がゆっくりと北上を始めている。

そこで、実際に2002年12月にグアム島を直撃した巨大台風を体験した時の写真を紹介。
2002年はまだこのブログも始めていなかったので、まともに紹介していないと思うし、このタイミングなので敢えて古い話だがもう一度UPする。
Typhoon台風の直撃を受けたのは、2002年12月8日の午後から深夜にかけて。
当日は大きな台風が来るので、ホテルはおろか部屋から出ないようにとの勧告があり、家族でじっと部屋にこもり、テレビを見ていた。30階建ての建物の29階。外は真横に流れる大粒の雨で視界は真っ白。景色も何も見えない。部屋ですることもないのでテレビを見ていたが、チャンネルが一つ、また一つと映らなくなり、最後まで映っていたのは台風の位置を伝えるこのチャンネル。しかし、これも映らなくなった頃に避難のサイレン。
パスポートなどの貴重品と最低限必要な物を持って非常階段へ。
Photo_2それからは壮絶な時間を経験した。
台風が進むスピードは亀のようにのろく、いつまで続くのかという恐怖の時間を過ごした。
建物の中でも風が吹き抜けていく。窓が開いているとか割れているわけではなく、あまりの風の強さ、建物の前と後ろの風圧の差で、中の空気もサッシの隙間やかべの隙間から空気が吸い出されていると言った感じ。
サッシの隙間は泡立ち、壁紙は空気圧でぶくぶくとふくらみ、部屋の扉は一人の力ではとても開けないくらいになった。そして最後はその風圧に耐えられなくなった壁が次々と爆発するように抜けていった。
Photo_3これは外壁ではなく、ホテルの建物の中、客室通路の壁が抜けていくのだ。その瞬間、ホコリやら壁材やらなんやらで目の前は真っ白になり視界も遮られた。それほどまでに外を吹く風は強いということ。

避難客が寄り添い、ホテルスタッフが励ましながら一夜を過ごし、朝にはやっと台風が過ぎ去った。
Photo_4Dsc00592Dsc00600

朝を迎え、外に出て驚いた。クルマは全てパンクして、窓ガラスもない。目の前のホテルは外壁さえほとんど剥がれ、木にはガードレールが巻き付いていた。風裏になっている所には、剥がれた壁や建材・鉄板などあらゆる物が吹き溜まりとなって重なっていた。

道路沿いに立つ大きなつくしのような物は何だろう?と最初はわからなかったが、葉っぱが全て飛んでいった椰子の木であることに気が付いた。

この台風で、水道、電気などのインフラは全て壊滅的な被害を受け、空港も3日間閉鎖となった。
台風の瞬間最大風速は83mだったと翌日聞いた。

こんな台風が本土を直撃したら、普通の木造家屋は大変なことになる。わが家は間違いなく全壊だ。クルマも簡単にひっくり返し、建物の壁まで剥がしてしまうような風が吹く台風が直撃するとわかったら、頑丈な建物(できれば窓がない)に避難することを強く勧める。
お願いだから、これ以上の災害はご勘弁。

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