November 2008 posts
2008.11.28
2008.11.25
男子3日会わざれば、料理人5年会わざれば
flydayさんを是非連れて行きたいお店がある、と出かけたお店は天神からちょっと離れた住宅街にある小さなフレンチ。名前は「レストランラ・バーズ」。
「LOVERS」ではなく、「La Base」。
若い夫婦で切り盛りする、清潔感のあるお店。
今年の7月にオープンしたという。
もうじき出産予定という、華奢で若い奥様がメニューを持ってオーダーを聞きにテーブルにやって来た。メニューは手書きで、毎日変わっている様子。
プリフィクスでもアラカルトでもオーダー可能。煮込み料理もある。


コート・ド・ルーションのビオワインを飲みながら、料理を待つ。
どの料理も、気取らず大胆、しかし美味しい。
人心地着いた頃、オーナーシェフがテーブルにやってきた。
そしていきなり「flydayさん、ご無沙汰してました」。
私は「????」である。
私がよく行く舞鶴のレストランで、数年前まで働いていたTさんだった。
フランスで修行して福岡に戻り、今年この地に自分の店を持ったと言うことだった。
美味しい食事だけでなく、懐かしい出会い。
心地よい一夜となった。
2008.11.24
2008.11.23
2008.11.21
ガイドブックに載らない三つ星レストラン
ミシュランガイド東京2009が発売された今日、八重洲ブックセンターで開催されたミシュランガイド総責任者ジャン=リュック・ナレ氏のトークショーに参加してきた。フードジャーナリスト会議からの案内。昨年初めて日本に登場したミシュランガイド。その後の影響や評判・噂は色々あったが、今回ナレ氏の口から明確にされたことがあった。それは、調査員が星を着けたお店は、店の意向がどうであろうと掲載すると言うこと。

ミシュランガイドが発行された後、「うちは掲載を拒否したから載っていないんだ」という話しがまことしやかに流れたが、それを真っ向否定した。
その証拠に2009年版では、掲載を拒否された3店で、店の写真・料理の写真を掲載しないまま周辺の風景写真を載せて、お店の評価をしている。
それ以外に掲載しないのは、会員制のクラブなど、一見のお客さんを受け入れないお店だという。
東京の次の準備に入っていると言うから、海外からの旅行者のことを考えると京都が有力なのだろうが、一見さんお断りの名店が多い京都は厳しいか?
サインをして貰いながら、福岡はどうですか?と尋ねたが、考えておきましょうとだけ答えてくれた。
トークショーの後は、ガイドブックに載らない一見さんお断りの三つ星レストランFLYDAYで、ボジョレーヌーボーでスキヤキを堪能した。
2008.11.18
じんさんの銀筆画の後はジンファンデル
生まれて初めて、銀筆画なる物を目にした。
「手の間」のギャラリーで開催されている山本じん展の作品。鉛筆でもなく、エッチングでもない。細く繊細な線で構成された、深みのある不思議な色と構成。
訊くと、キャンバスの表面に漆喰のようなもので特殊な処理をし、そこに銀筆で線を描くと、その部分が化学反応を起こして色が変わると言うことらしい。
不思議な感動を受けて、そのままTさんと飲みに出た。
目指すお店はAIDA。
予約ができない店と言うことで、行ってみないと入れるかどうかわからない。ちょうど席が空いていたので入ることができた。
このお店は、フレンチやイタリアンというカテゴリーではなく、ワインを美味しく飲める洋食のお店と言ったところか。糸島産や鹿児島産などの地元の食材が、グリルや香草焼きといったわかりやすい調理法でメニュー構成されて、黒板に書かれている。

お店がオススメするワインを飲みながら、和食っぽい前菜を何品か食べた後は、魚、お肉を注文。2本目のワインには、今度はジンファンデルがオススメという。
これまで、僕はジンファンデルで美味しい(飲める)ボトルに当たったことがない。
「本当にだいじょうぶ?」と尋ねると、「絶対大丈夫」と。
でも、こうも続けた。
「でも、美味しくなかったと言われても請求しますからね」と念押し。
そこまで言うなら飲んでやろうじゃないか!
今まで飲んだジンファンデルでは一番でした。
後半は、カウンターで隣に座っていた、K大病院の先生と綺麗なお姉さんという不思議なカップルと意気投合して、銀筆について何か熱く語っていたような………
最後は、記憶が曖昧になって店を出た。
2008.11.14
感動の大琳派展
昨日、クライアントさんから電話が入り、今日のミーティングがキャンセルになった。午前中の打ち合わせの後時間ができたので、どうしても見ておきたかった大琳派展に出かけることにした。
前の打ち合わせ場所から東京国立博物館がある上野公園までの足回りは、千代田線が一番便利。湯島で降りて不忍池を抜ければ直ぐだ。
不忍池には、散歩する人、写真を撮る人、ボートに乗る人など、平日の昼間だというのに多くの人がくつろいでいる。外国人の姿も多い。
暖かい日差しに誘われたのか、上野公園は思わぬ人出。
大琳派展は、30分以上の入場待ちという盛況。風神雷神図が4組も揃うなど、国宝・重要文化財がこれだけ集まる展覧会もなかなか無い。期間も1ヶ月ちょっとと短い上に16日までという会期終了間際ということもあるだろう。
黄色く色づいた大銀杏の横に続く長蛇の列に付き、静かに会場に入る順番を待った。
そして、会場の中に足を踏み入れ、展示された作品を順に見て、いよいよ風神雷神図の会場に。
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の風神雷神図が並べて展示してある。それぞれの屏風絵をゆっくりと見た後、全体が見渡せる部屋の中央に立ち、そこからそれぞれを見比べ、変遷を確認し、筆致や印象などを自分なりに解釈した(つもりになった)。こんなことは二度とできないだろう。
他にも、教科書でしか見たことがなかった尾形光琳の、国宝八橋蒔絵螺鈿硯箱や、数々の素晴らしい作品に圧倒された。
ただ、尾形光琳の国宝燕子花図屏風は既に会場から所蔵先に戻され、見ることができなかったのは残念。
それでも、日本の美を十分に堪能でき、満足。
日本人の感性は素晴らしい、と改めて感嘆し自信を持った展覧会だった。
2008.11.12
お祝いで酒盛り
先週、かつての部下から電話がかかってきた。
「実は報告があるんです」
「いよいよ結婚の報告かーーーー?」
「ピンポーーーン」
というわけで、婚約者と共に事務所に二人がやってきた。
もちろん、3人だけでのお祝いじゃつまらない。おじさん、おばさんが集まれば、あれやこれや聞きたいことがいっぱいある。かつての同僚にも声をかけて、またまた事務所での宴会となった。
まあ、その夜のことは推して知るべし。
二人の幸せそうな笑顔が、宴会をいっそう楽しくしてくれた。
それにしても、どうして事務所のワイン消費がこんなに多いんだろう。
飲食店じゃないのに。
ま、たくさんの人が集まってくれることは幸せなことだと感謝しよう。
2008.11.07
やっぱりカレーの王様は素通りできん!
前にもこのブログで「カレーはカレーの王様で」でも書いたとおり、ご飯時にカレーの王様の前を通ると素通りできない。
午前中の東京ドームホテルでの打ち合わせを終えると、半蔵門へ向かうのにJRの市ヶ谷から歩いていくことにした。
駅を出て歩き始めると、カレーの王様が!
「素通りできん!」とパブロフの犬のごとく吸い込まれるように店に入ってしまった。
一日の仕事を終えて、家に帰ると次男が「お腹減ったよーー、今日はカレーが良いよー」と騒ぐ。
金曜日なのにどうしてカレーなんだ?と尋ねると、「だって昨日お父ちゃんが帰ってこなかった(家で夕食を食べなかった)から、カレーじゃなかったんだもん」。
というわけで、その夜はカレーとなり、朝食をとらない僕は、口にした固形物はカレーとサラダのみという一日となってしまいました。
2008.11.06
塩ちゃんこ
昨日の美人ママのバーのお店の、最後の一杯が効いたのか、親父はベッドから起きてこない。東京へ向かうために、一声かけて家を出た。
東京では、相談案件が2つ。そのうちの一つは夕食をとりながら(飲みながら)というアポイント。まあ、かつては一緒に仕事をした仲のK君だから、近況報告を兼ねた飲み会と思えばいい。
指定された場所は赤坂のちゃんこやさん。塩ちゃんこが名物の「食神」というお店。
掘り炬燵風のテーブルが6つだけの、シンプルで狭い店だが、活気がある。予約でテーブルは一杯。次々と入ってくる予約なしの客は、みんな断られて、残念そうに店を後にしている。
さて、こんな店で鍋をつつきながらの仕事の話し。
単なる飲み会でもないし、じっくり仕事の話しでもないし。
酒豪・大食漢の二人で空けたお酒は、驚きの白ワイン1本のみ!
やっぱり、飲むときには仕事抜きで記憶を無くすくらいの飲み方が、僕の性には合っているようだ。
2008.11.05
フランス産のロバートモンダビ!
ダイナーズONOに久しぶりに行きたいというので、予約をして出かけた。
鶏料理専門の洋風居酒屋で、相変わらず活気がありサービスも良い。
みんなはビールで、そして僕はスパークリングワインでスタート。
鶏の刺身の盛り合わせやグラタン、もものスモークや卵焼き、焼けた石で焼く名古屋コーチンに鴨と、次々と美味しい料理をたいらげていく。
2本目のワインは赤にしようとワインリストを開いたら、フランスワインの欄に「ロバートモンダビ」が。
これは何かの間違いかとスタッフーーーに確認したら、「フランスの作り手がカリフォルニアに出たりするのと逆で、ロバートモンダビがフランスでワインを作っているんですよ」と。
それでは、と試しに飲んでみたら、ブルゴーニュワインのような良い感じ。カリフォルニアのワインメーカーが、フランスで同じブランドで作るとは思わなかった。
ダイナーズONOを出て、親父と2人、大名の美人ママのいるお店にちょっとだけ寄り道して帰った。父親と2人で飲むのも久しぶりだった。
※後で調べたら、Vin de Pays d'Oc=南フランスのラングドック産。ラングドックで収穫・発酵した葡萄(ワイン)をカリフォルニアに運んで、樽熟成した後ボトル詰めした物らしいです。
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2008.11.02
浅草の桜吹雪-平成中村座で法界坊
浅草寺境内の特設仮設劇場「平成中村座」。もちろん、一座を率いるのは中村勘三郎。11月の演目は「法界坊」。
一座の片岡亀蔵氏の亀福会に無理をお願いして、チケットを手配していただいた。
浅草に出るのは久しぶり。日が沈む前の気持ちいい空気の中、人でごった返す仲見世を抜け、浅草寺本堂の裏に建てられた平成中村座へと向かう。
芝居小屋の前にはやはり仮説の売店が設営され、お弁当や飲み物、お土産なども売られている。
30分の幕間で食べる柿の葉寿司とお茶を購入して、靴を脱いで小屋に入ると独特の空気。席は花道のすぐ隣。
花道の役者さんの表情がはっきり見える。
「法界坊」はテンポ良く、楽しく演目は進み、そして最後のクライマックス。
なんと、背景が………
そして桜吹雪が…………
開放感と済んだ空気感、舞い上がる桜吹雪。
月明かりと提灯の明かりに照らされた浅草の夜、余韻に浸りつつ、ゆっくりと歩きながら家路に着いた。





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